最後の目的地はドゥブロブニク、どこでも美しい地の代名詞 “.....の真珠”という俗称を
既に戴いている。 数ある世界の真珠の中で、ここは間違いない世界有数の景勝地であろう。
それはドゥブロブニクだけに限らず、ダルマチア地方全体の総称として宝石の一群と言える。
そういう観点から、まずは道中各地の風景を辿ってみたい。
地名についてのカタカナ表示に誤りがありましたらご容赦下さい。(自信なしにつき)
① ゴルニャ・プロチャ (Gornja Ploca) 付近
高速道路A1のボシリィエヴォ (Bosilijevo)より、ダルマチア地方へ入る手前は、もう
3月だというのにいまだに雪が残っていた。
右手の特徴ある形状の山は、Zir山(850m)、向こうがアドリア海の尾根 Velebit 山脈。
<旅のルート>
② マスレニツァ (Maslenica)
高速道路A1の Zadar-1 出口手前9km地点で、国道8号線と合流する付近一帯は、
クロアチアの最大のフィヨルド地帯で一大景勝地である。
写真上にはヴェレビット(Velebit)山脈が連なる。山脈の向こうとこちらが雪有無の分岐点だろう
最も高い山がスヴェト(Sveto)山で標高1751m、麓に若干、雪が見られるが、山の地肌は
白いが雪ではなく、石灰岩だろう。
③ スクラディン (Skradin) 付近
橋の向こうに見える町は静かなリゾート地
サービスエリアからは湖とアドリア海を眺めることが出来る。
秋に訪れた時の、紅葉模様もまた絶景。
④ ブラトー・ナ・ツェティニ (Blato na Cetini) 付近
この辺りは豊富な石灰岩の採掘エリアなのだろう。山は近郊で最も高いMiletnjak山(1619m)
高速道路沿いにある採石場
⑤ ブレラ (Brela) 付近
高速道路A1をセスタノヴァク (Sestanovac) で下り、海岸沿いの国道8号線に向かう。
海岸手前 G/Brela 村に興味深い形の山を発見(名前不明、876m)
海岸にぶつかると、息をのむ岬の大パノラマの出現、麓を走るのは国道8号線。
ここからはハンドルを右に左に、海岸沿いをつづら折り。
⑥ マカラスカ (Makaraska) 付近
この付近は海岸と山が接近しており、海と山の両方を楽しむことの出来るリゾート地として
非常に多くの避暑観光客を集める。街もドゥブロヴニクに次ぐ大きさで人口は14,000人。
⑦ バチナ (Bacina) 付近
この辺りは海岸より遠ざかり、山の中に入るが穏やかな湖と村に遭遇出来る。
⑧ ポロチェ (Ploce) 付近
ここは、何なんだと思ってしまう町(水郷の町?、水耕?、養殖?、製塩?)
⑨ コミン (Komin) 付近
水量豊かなネレトバ川の流域で、果物の生産が盛んで、道路端に多くの直売所が立ち並ぶ。
⑩ クレク (Klek)
小島に建っている四角い建物は灯台? または通行料徴収所(他の国にもあったような)
⑪ ストン (Ston) 側国境検問所
青い建物はクロアチアの検問所で、ボスニア・ヘルツェゴビナの国境はその先。
橋の右側はビストリーナ (Bistrina) 湖で山の向こうはボスニア・ヘルツェゴヴィナである。
⑫ ドリー (Doli) 付近
海に散りばめられた離島美
⑬ スラノ (Slano) 付近
筆舌に尽くし難い、入り江と山のコントラスト
⑭ ブルセチーネ (Brsecine) 付近
離れ小島に育まれた松(?)が癒しを与えてくれる。
⑮ グルージュ (Gruz) 湾
グルージュ湾に掛かる近代的な橋梁とフェリー埠頭
長距離バスターミナルは旅人の玄関口
⑯ ドゥブロヴニク (Dubrovnik) 旧市街
待望の「魔女の宅急便」「紅の豚」のモデル地に到着!
これにて「アドリア海の街と教会(6)」は、お終いです。
「ハンガリーで......」 http://motsukahu.web.fc2.com
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます