撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

ハンガリーの花火

2019-08-22 22:20:41 | 海外生活

 8月20日はハンガリーの「建国記念の日」です。 ハンガリーには祝日になっている興国に関する

記念日が他に2つあります。 ①3月15日 ....1948年の独立革命の記念日

              ②10月23日 ....1956年のハンガリー革命(蜂起)の記念日

では、8月20日は歴史上、どんな日なのかということですが、ハンガリー王国の最初の王を国民皆

で祝おうということから、キリストの復活祭から50日目の日を「聖イシュトヴァンの日」と定めた

そうです。 日本での「建国記念の日」2月11日と同じような意味合いで、日にちが限定出来ないの

で「記念の日」として「の」を間に入れて “建国を偲んで国を愛する心を養う日” というのが正解なの

だそうです。 よって、この日は全国的にいろんなイベントが開かれ、その日の最後に「花火」が打ち

上げられる習わしとなっています。 ではその花火を覗いてみたいと思います。

 

1.ブダペストでの花火

  午後9時より、くさり橋 (Széchenyi Lánchid) とエルジェーベト橋 (Erzsébet hid) を閉鎖して

 橋の上から花火が打ち上げられていた(最近は、ドナウ川にボートを浮かべ、その上から打ち上げて

 いるという記事があった)

 ● エルジェーベト橋の袂では、明るいうちから場所取り。    Aug. 20 2006  @ 5:15 pm  

     この時期、懐かしの “トラバント” がまだ走っていたなんて!


 ● 花火打ち上げ寸前には、ドナウ河岸には黒山の人だかり。          @ 8:43 pm


 ● 王宮                              @ 8:56 pm

 

 ● 打ち上げがエルジェーベト橋から始まった                 @ 9:07 pm

 

 ● くさり橋でも打ち上げ始めた。 Inter Continental hotel と聖イシュトヴァーン大聖堂

 

 ● ゲッレールト (Gellért) の丘も照らし出される。

  Aug. 20 2005

 

2.バラトン湖での花火

  各市町村が個別に、9時より少しずつ時間をずらして打ち上げるが、当然、被る所もある。

 遠くから眺めていても迫力に欠ける難点がある。 やはり花火は近くから打ち上げ音と共に

 見るのが一番かと。

 2-1. バラトン・ヴィラーゴシ (Balatonvilágos) のケース          Aug. 20 2019

 花火はやはり近くで見るもの。 花火の打ち上げ時間は各々、10分程度である。

  Aug. 20 2017

   Aug. 20 2017

 

 2-2. バラトン・ケネシェ (Balatonkenese) のケース          Aug. 20 2019

 

 この花火が終わると、もう秋はそこまで。

         これにて「ハンガリーの花火」は、お終いです。

         本ブログへのご参加、ありがとうございました。

 

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