「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

夏至(げし)乃東枯(なっくさかれる)の侯

2019-06-22 05:26:23 | 2012・1・1

今日6月22日は二十四節気の一っ、夏至である、太陽が最も北に寄り、北半球では昼が一番長い、札幌では午前3時55分に陽が昇り、午後7時18分まで明るい。毎年、夏至の頃になると、現役のパリパリ、30歳代の頃、仲間と早朝から下手なゴルフを楽しみ、1ラウンド回った後出勤元気だった頃を想い出す。 半世紀たち、季節には変動はないのだが、今はせっかくの長い昼の時間を持てあます。早寝早起きの生活習慣もあるが、午前と午後の二回も昼寝をすることさえある。

仕事と酒に明け暮れていた時代(逆かもしれない)には思いも及ばなかった自然界に興味が出てきた..先日、東京の街中ではほとんど見られなくなった紋白蝶を見かけ懐かしを感じた。今の季節をさらに細分して七十二候でいうと、乃東枯の侯というそうだ。乃東枯は「なつくさかれる」と読み、紫色のつる草で、冬至の頃発芽し夏至の頃枯れる草だという。草花のお師匠にあたる老妻もしらないという。

乃東枯の侯のわが家の庭は、先日植木屋さんが入り、季節の梅の木はすっかり坊主になっていたが、昨年縁日で買った鉢植えのブドウが実をならしていた。そのほか、ガク紫陽花やサルビヤだろうか、紫色の花をつけていた。この季節、紫色した花が多いのはなにか理由があるのだろうか。季節は菖蒲華、半夏生へと移り変わって行く。

 

 


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