昨日参院予算委員会の集中審議をテレビ中継で視聴した。質疑を通じて改めて菅内閣の震災後の対応の失敗が浮き彫りにされた。福島原発事故についても、自民党の脇雅史議員の指摘のように、原発事故に対する事前のマニュアル通りにやっていれば、こんなに大事には至らなかったはずだ。民主党内閣はマニフェストもそうだが、あらかじめ決めた約束事をいとも勝手に破ったり守らない。
僕も前から感じていたのだが、大震災後菅内閣はやたらに会議や委員会を作り、内閣輔佐を増員したり、さらには閣僚の数の増員を望んでいる。昨日の委員会で自民党の愛知治郎議員が震災後菅内閣が設けた、この種の会議や委員会をパネルの表にして示したが、10幾つかあって驚いた。これに対して福島原発事故の現地対策本部長がなんと6回も交代していたというのだ。
昔から日本には”船頭多くして船山に上る”という諺がある。意味は”物事を進めるに当たって指図をする人が多いために統一がとれずまったく見当違いのほうに物事が進んでしまう”(三省堂慣用句ことわざ辞典)ということ。西欧にも同じ意味で”料理人が多すぎると肉汁が出来そこなう”(Too many cooks spoil the broth)というのがある。
もう一つ、予算委員会を視聴して僕は、菅内閣がすべての面で、救援活動が遅れているのは、これも日本に昔からある諺「小田原評定」に原因しているのではないかと感じた。「小田原評定」とは、長引いて結論が出ない相談。昔、豊臣秀吉が小田原城を攻めた時、城主、北条氏直が臣下を集めて和戦のいずれかを選ぶか評定したが、結論がえられず、ついに滅亡してしまった(三省堂慣用句ことわざ辞典)という意である。
僕も前から感じていたのだが、大震災後菅内閣はやたらに会議や委員会を作り、内閣輔佐を増員したり、さらには閣僚の数の増員を望んでいる。昨日の委員会で自民党の愛知治郎議員が震災後菅内閣が設けた、この種の会議や委員会をパネルの表にして示したが、10幾つかあって驚いた。これに対して福島原発事故の現地対策本部長がなんと6回も交代していたというのだ。
昔から日本には”船頭多くして船山に上る”という諺がある。意味は”物事を進めるに当たって指図をする人が多いために統一がとれずまったく見当違いのほうに物事が進んでしまう”(三省堂慣用句ことわざ辞典)ということ。西欧にも同じ意味で”料理人が多すぎると肉汁が出来そこなう”(Too many cooks spoil the broth)というのがある。
もう一つ、予算委員会を視聴して僕は、菅内閣がすべての面で、救援活動が遅れているのは、これも日本に昔からある諺「小田原評定」に原因しているのではないかと感じた。「小田原評定」とは、長引いて結論が出ない相談。昔、豊臣秀吉が小田原城を攻めた時、城主、北条氏直が臣下を集めて和戦のいずれかを選ぶか評定したが、結論がえられず、ついに滅亡してしまった(三省堂慣用句ことわざ辞典)という意である。
枝野は震災直後に妻子を海外避難させているとの話がネットに出てきています。本人は避難でなく、たまたま長い旅行に出ていると言い訳をしているそうですが、子供に学校を休ませている時点で避難です。国民には安全といい、命の危険に晒していて、自分たちは身の安全を考えるなど許せませんね。
民主は国民には責任を持たない奴らです。
菅の郡山、田村の原発事故避難所視察を見て、この男には他人の苦難に同情できない冷たい心の持ち主だと思いました。だれもこんな男を信頼しません。彼の下では、なにをやってもダメです。退陣しなければ、引っ張り下さなければ日本沈没です。
再建構想会議の下に実務者会議を設けたようですが、実務者だけで十分です。せっかく国にはつくばを中心にした世界に冠たる研究シンクタンクがあるのです。これを十分活用すべきなのです。経験のない政治家が勝手に話をしては、会議は踊るだけです。