東京の桜は3月29日咲きそうだと開花宣言が出た。老人には嬉しい便りだが、逆に昨日、列島各地は中国から飛来した「PM2.5」により、大氣中濃度が国の基準暫定指針値を超え、大阪など西日本各地から福島県会津若松までの自治体では、住民にマスクをつけたり、激しい運動をしないよう注意を出した。テレビの画面でみると、大阪市内は濃霧で煙って中国の北京と見間違うほどだ。
中国現地からの報道によると「PM2.5」汚染濃度は計測不能なほどのレベルで、4段階のうち2番目に深刻なオレンジ警報に引き上げら、操業停止の工場まで出ているという。中国では、ここ数年春先になると「PM2.5」汚染は年中行事化してきている。一体全体、この国には大気汚染を規制する法律はあるのだろうか。調べてみると、2011年から5か年計画でNOX(硫酸酸化物)規制を含む法体制が確立されているようだが、どうもこれがきちんと守られていないみたいだ。
スモッグという言葉がスモーク(煙)とフォグ(霧)の合成語だと知ったのは、1952年(昭和27年)12月、僕が大学生の時だ。この年ロンドンでは、二酸化硫黄を多く含む濃霧が5日間立ち込め4000人も死亡している。大気汚染が世界的に問題になったのはこれが初めてだが、ロンドン市庁は早くも1954年には煤煙規制法を定め、56年には大気浄化法を全国的に施行している。
日本も1970年代は光化学スモッグの”無法時代”であった。全盛期の1973年には年に300回も東京で光化学スモッグ警報が出ている。今でも想い出すのは、東京の空から青空が消え太陽の光が見えなかった。環七道路沿いに住んでいたわが家でも長男が小児喘息にかかり通院したりした。その後のわが国の大気汚染に対する取り組みはご存知の通りである。人の領海に出向き”威嚇”行動に出るよりは、人の地に汚染物質を飛来させぬよう配慮するのが”大国”ではないのだろうか。
中国現地からの報道によると「PM2.5」汚染濃度は計測不能なほどのレベルで、4段階のうち2番目に深刻なオレンジ警報に引き上げら、操業停止の工場まで出ているという。中国では、ここ数年春先になると「PM2.5」汚染は年中行事化してきている。一体全体、この国には大気汚染を規制する法律はあるのだろうか。調べてみると、2011年から5か年計画でNOX(硫酸酸化物)規制を含む法体制が確立されているようだが、どうもこれがきちんと守られていないみたいだ。
スモッグという言葉がスモーク(煙)とフォグ(霧)の合成語だと知ったのは、1952年(昭和27年)12月、僕が大学生の時だ。この年ロンドンでは、二酸化硫黄を多く含む濃霧が5日間立ち込め4000人も死亡している。大気汚染が世界的に問題になったのはこれが初めてだが、ロンドン市庁は早くも1954年には煤煙規制法を定め、56年には大気浄化法を全国的に施行している。
日本も1970年代は光化学スモッグの”無法時代”であった。全盛期の1973年には年に300回も東京で光化学スモッグ警報が出ている。今でも想い出すのは、東京の空から青空が消え太陽の光が見えなかった。環七道路沿いに住んでいたわが家でも長男が小児喘息にかかり通院したりした。その後のわが国の大気汚染に対する取り組みはご存知の通りである。人の領海に出向き”威嚇”行動に出るよりは、人の地に汚染物質を飛来させぬよう配慮するのが”大国”ではないのだろうか。
日本は決して、中国にカネや技術を安売りすべきでない。
国外への大気汚染流出に関して、近隣国から公害賠償金を請求できる国際的枠組みにつき、国連やWTOにおいて、提唱していったらどうだろうか?
浅薄な体験談だけでごめんなさい。僕がJICAの研修を手伝っていた頃ですから20年近く前ですが、中国から来た研修員を連れて四日市ほか、かっての大気汚染地域を視察したことがありました。まだ北京に人民服を着た自転車の市民がいた時代と思いますが、当時ですら中国の大気汚染のすさまじさに驚きました。日本側は当時、汚染対策と同時に法整備のむずかしさを説明しましたが、彼らが理解できたかどうかは不明です。
中国人とのおつきあいはないのですが、どうも自分勝手な人たち(とくに文革世代は)多いみたいですね。元日本軍軍人だった台湾の友人がそう言っていました。
わざわざ秋葉原に中国人が買い物に来るのが不思議でなりません。開発・設計は日本でも、組み立て製造はマレーシヤ、タイ、中国製が多いはずでし、かりに日本国内製造でも、日本から中国に船で輸出すれば同じはずですのに。大陸の中国家電店舗では、模倣品を混ぜて、粗悪品を中国国民に高く売りさばいて、採算をあげているのだろうか?いわば国内を植民地にして、独占・寡占のうまい汁を吸う「逆植民地主義」となっているのだろうか?
中国社会の潜規則の通り、「上に政策あれば、下に対策あり」で、どんな法律をつくろうが、共産党は立法・行政・司法を超える全体主義国家であるから、支配階層には「無法」が許される。下の方も、上に袖の下を渡せば、工場であれ、店舗であれ、自動車対策であれ、金儲けが大きくなるように、PM2.5の煤塵対策をしないように、いくらでもお目こぼしの抜け道があるのでは、ないでしょうか?それだけ、党幹部や自治体幹部に集金されるのではなかろうか?
ごく少数だけが富む格差社会を作り上げ、毛沢東の共産主義建国の造反有理を忘れてしまったものと見える。共産党という名称は詐称であり、資本党へと改名すべきだ。
公害対策を日本が支援しようとしているとか。その会合を設けたらしいですが、中国は安倍総理の靖国参拝に抗議する意味でボイコットしたと、さも安倍総理のせいでPM2.5が垂れ流されていると取れる報道をテレ朝がしていました。
中国にしたら最初から会合に出る気がないのでもっけの幸いです。日本は無償で公害対策をしてやるつもりですが、そんな事をしても中国の体質が変わらない限り焼け石に水です。技術やお金を提供する前人気、きっちり抗議するべきです。なぜ日本は抗議しないのでしょうか。
朝鮮半島にも飛来し、テレビの画面んでみると、その被害は日本よりひどいですね。僕ら素人がみても、この「PM2.5」は明らかに中国が発生源だと思いますが、日本側は慎重な言い回しをしています。警報という言葉をつかわず、市民に注意を喚起せよ、とだけ言って、それで一方外出を控えよ、と言っています。中国から抗議が来るのを恐れているようにもとらえられます。被害が出ている韓国と共同で中国に抗議すべきです。インドネシアの山火事については隣国のシンガポールもマレーシア持つよう抗議しています。
国交回復前、中国政府から招かれて中国を訪問した日本の記者団が、北京の町からハエが消えたと報道したことがありましたが、今も当時とあまり変わっていませんね。
馴れてしまったのか、もうニュースにならないのか大気汚染、水汚染についても実態が伝わってきませんね。何か暴動とか、事故が起きて初めてその一端が解ります。「研修生」という名で大勢の労働者が日本で働いている一方、数十万円も使う観光客がいるという。解かりませんね。解からないのは、数万人も日本人が中国にいなければならないほど、この国は日本にとって必要なのでしょうか。