ナチス.ドイツに迫害されて死亡したユダヤ人少女の「アンネの日記」などの書籍が東京の公立図書館や本屋で300冊以上も破られていた。警視庁捜査一課が中心となってこの事件を捜査しているが、僕が昔60年ほど前、駆け出し記者で警視庁詰めをしていた時は、捜査一課は殺人、強盗、誘拐、放火などの凶悪事件担当と記憶していたが、今は仕事の分掌の中に特異な事件も入っているようだ。
確かに特異な事件である。正直言ってこんな事件が今の日本に起きるのか理解できない。僕ら昭和1ケタは、ナチス.ドイツやヒットラーを直接知っている最期の世代である。それも1936年、ヒトラーの青年隊(ユーゲント)が、日独防共協定締結を記念して来日、都内を行進した姿が、かすかに記憶にある程度だ。もちろん、ナチスによるユダヤ人虐殺があったのを知ったのは戦後の事だ。
10数年前、友人夫妻とアムステルダムへ観光旅行に行ったとき、市内のアンネ.フランクの隠れ家を訪れた。その時初めて僕はだ彼女が僕らと同世代(1929年生まれ)で、戦争中、彼女らユダヤ人がナチスの迫害をうけ、最期はホロコーストの犠牲になったことを改めて知り、深い同情の念を抱いた。しかし、一般の日本人にとって、ナチスのホロコーストは日常的な話題ではない。1960年代、ホロコーストの直接の責任者、ナチス親衛隊のアイヒマン中佐が20数年ぶりに逃亡先のアルゼンチンで逮捕された時も、日本では欧米ほど大ニュースではなかった。
それが何故今度のような事件が起きるのか。ネット情報によると、特定の国がこれを反日の国際宣伝の具に使おうとしているフシもある。単なる器物破損の事件としてではなく、警視庁捜査一課で徹底的に事件の背後にあるものまで追及して貰いたい。
確かに特異な事件である。正直言ってこんな事件が今の日本に起きるのか理解できない。僕ら昭和1ケタは、ナチス.ドイツやヒットラーを直接知っている最期の世代である。それも1936年、ヒトラーの青年隊(ユーゲント)が、日独防共協定締結を記念して来日、都内を行進した姿が、かすかに記憶にある程度だ。もちろん、ナチスによるユダヤ人虐殺があったのを知ったのは戦後の事だ。
10数年前、友人夫妻とアムステルダムへ観光旅行に行ったとき、市内のアンネ.フランクの隠れ家を訪れた。その時初めて僕はだ彼女が僕らと同世代(1929年生まれ)で、戦争中、彼女らユダヤ人がナチスの迫害をうけ、最期はホロコーストの犠牲になったことを改めて知り、深い同情の念を抱いた。しかし、一般の日本人にとって、ナチスのホロコーストは日常的な話題ではない。1960年代、ホロコーストの直接の責任者、ナチス親衛隊のアイヒマン中佐が20数年ぶりに逃亡先のアルゼンチンで逮捕された時も、日本では欧米ほど大ニュースではなかった。
それが何故今度のような事件が起きるのか。ネット情報によると、特定の国がこれを反日の国際宣伝の具に使おうとしているフシもある。単なる器物破損の事件としてではなく、警視庁捜査一課で徹底的に事件の背後にあるものまで追及して貰いたい。
日本においては、今の子供などがアンネの日記事態を知らないことも珍しくありません。
ナチスの問題は、色々な意味で興味深く、ユダヤ人虐殺については二度とあってはならぬ悲しい歴史です。
しかし、日本人にはアンネの日記を破る程の思い入れがあるとは思えません。
もちろん模倣犯もいると思いますが、執拗にこのようなことを繰り返すのは、犯人の思想的な偏りを示しているように思えます。
ユダヤ人迫害の問題は、実にデリケートな問題です。犯人を早く捕まえて、究明を急いで欲しいです。
余談ですが、先日ドイツでアウシュビッツの収容所でユダヤ人虐殺に関わったとされる元SSが3人逮捕されたそうです。1人は89歳、あとの2人は90代だそうです。まだナチスの逮捕続いているのかと驚きました。ナチスの問題は、まだ終わってはいないのですね。
韓国のマスコミの中には、安倍晋三イコールヒットラーの観点から、この問題をとらえていると、ネットにありました。大久保界隈の過激な嫌韓グループの行動が、韓国のメディアで伝えられているのでしょうか。いずれにせよ、ナチスについて知らない世代が、おかしな知識でおかしな行動に出るのは恐怖です。国際的な誤解を生みます。犯人はそれを狙っているのでしょうが。よほど粘質性の人物ですね。
日本のメデイアも、大東亜戦争時代にリトアニア領事館の杉原千畝のようにユダヤ避難民に対して数千人ものビザ発給して救済した事例をもっと国際的にPRしたら良いと思います。
chobimameさん
大東亜戦争時代、ヒトラーは「反ユダヤ思想」を党是として明確に指揮命令して、堅い信念にもとずき、ユダヤ人虐殺をおこないました。ヒトラーは、あわせて、日本人を黄色のサルと考えており、「アーリヤ起源の白人優位の黄禍論」の持ち主でもありました。この点の人種差別思想の点では、戦前・戦中でも日独は完全に不一致だったと思います。戦中、米国は、在米日系人に対しては財産を強奪し、強制収容所に強制連行したにもかかわえらず、一方で、在米のドイツ系アメリカ人に対して、このような酷い行為は行っていません。ソ連を脅かすための原爆投下は、まず黄色人種で実験するという考えももっていたと想像します。
連合国は、ドイツのナチスだけけを弾劾していますが、大東亜戦争での欧米ソ連などの戦勝国側にも、各国でのキリスト教徒によるユダヤ人差別や暴行・虐殺の歴史は千年近くも続いています。
一方、戦後、イスラエルを建国したユダヤ人の行いをみますと、手を翻したように、パレスチナ地域に長年住んでいたイスラム教徒に対して、暴虐な行為をしかけています。まるで、アウシュビッツで行われたことの裏返しのようなことが、戦前被害を受けたユダヤ人が、今度は加害者に変わって、実は繰り返されているわけです。
日本人は島国だったせいか、差別からの虐殺などは考えられません。しかし、世界の至る所にはまだまだ差別の酷い国はありますね。人間が賢くなる時代はくるのでしょうか。
1969年―74年イスラエルの首相だったゴルド.メイア女史が来日、当時白金にあった迎賓館でのレセプションに出席したとき、酔って中東和平について,アラブに対して宥和政策をとるべきだと生意気な発言をしたところ、彼女が真剣になって怒ってきました。まだ若かったですね。一度イスラエルに行きたいと思っていたのですが、機会を逸してしまいました。
・・・余談ですが、先日ドイツでアウシュビッツの収容所でユダヤ人虐殺に関わったとされる元SSが3人逮捕されたそうです。1人は89歳、あとの2人は90代だそうです。まだナチスの逮捕続いているのかと驚きました。ナチスの>問題は、まだ終わってはいないのですね。
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相手を犯罪者だと訴追するには、
①犯罪を罰する法律
②犯行容疑者の特定
③犯行容疑についての決定的な証拠
④公開法廷での判決(容疑者の弁護士による反論)
が必要だと思います。
くだんのK教授らは「インドネシヤ従軍慰安婦」問題において、これらの証拠をないがしろに扱い、伝聞情報をもとに状況証拠すら裏をとらずに、人権派の仮面に隠れて、弾劾するわけです。
所属部隊、兵士の人物特定は、「戦争犯罪」だと糾弾するならば、絶対必要です。
敗戦後の連合軍による軍事法廷では、多数の冤罪者をだしています。証拠がいい加減だからです。裁判の形式をとった、リンチでした。
ドイツ人やユダヤ人は、ここのところをキッチリと抑えていると思います。
日本人は、ここがあいまいで甘いのです。争いが他国との間で起るとすぐ「宥和政策」=相手をなだめる、事を荒立てないように,、皆仲良くしようとしがちです。この体質が。河野談話や村山談話などの土下座外交の基盤となっていると思います。
世界の常識では、
謝罪をすれば、賠償金の支払い義務と刑事罰とを課されることを覚悟しなければなりません。また、謝罪は自白とみなされて、証拠を提示する義務が、謝罪者側に転嫁されます。強制連行を命令した士官と実行した兵士の人物特定が必要であり、場合によっては、個人責任も追及されてもおかしくありません。指揮命令の事実も大切です。
「従軍慰安婦、はかわいそうと同情」する日本人の祖父が逮捕されて、裁判ののち、投獄され、故人であれば名誉も奪われて、はじめて、戦争犯罪の重さを他人事としてでなく実感できるはずです。
悪かったのは戦前の軍部だけ、ほとんどの日本国民は被害者だったというのは、GHQ洗脳だと思います。