「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        老人の星ジャンボ尾崎と「トウカイトリック」

2013-04-28 06:15:37 | Weblog
今日28日の日曜日、年寄りの僕が注目しているスポーツが二つある。一つは兵庫県山の原GCの「つるやオープン」でのジャンボ尾崎こと尾崎將司選手の活躍だ。66歳の尾崎選手はすでに初日で62を記録、自分の齢より少ない数字で1ランドを回り”エージシュート”で花束を贈られている、二日目も暫定首位だったが、さすがに3日目と最終日は崩れ優勝は逃したが、決勝に出場したのは3年ぶりだという。たいしたものだ。

人間を競走馬と一緒にしてはジャンボには申し訳ないが、もう一つの注目の的は春の天皇賞に出た「トウカイトリック」11歳だ。なんと天皇賞に8年連続出場だという。同一G1レースに8回というのは新記録である。残念ながら優勝はできなかったが、馬の1歳というのは人間の4歳、つまり44歳という高齢である。馬齢を重ねるという言葉があるが「トウカイトリック」に限っては、いたずらに馬齢を重ねてはいない。

僕は仕事が現役の頃はゴルフをよくやったが、不器用で運動神経が鈍いから一度も100を切ったことはない。膝が悪く今さらゴルフでもないが、かりに100歳まで続けたとしても”エージシュート”は出せない。後期高齢者の従弟妹夫妻はゴルフ好きで、今でも二人でコースを回っている。とくに従妹は所属しているクラブのチャンピオンだという。年寄りになると時間は持て余すほどあるのだが、カネがない。素人でも”エージシュート”が出せるのはよほど恵まれた人だ。

競馬は頭の刺激になるので、電話投票している友人に頼んでG1レースだけ100円馬券を5枚買っている。僅かな馬券だから大穴で一攫千金を狙ったらよいのだが、固い馬券を買っているが、当たるのは年に数回だけ。通算すればマイナスだが、いくつになってもギャンブルは面白い。しかし「トウカイトリック」には賛辞を送ったが買わなかった。

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