きのう床屋へ髪を刈りに行った。もう刈るせきもない頭だが、やはり月に一回
ぐらい行かないと鬱陶しい。それに床屋の主人との会話が楽しいので、わざわざ
自転車に乗って遠くまで出かける。20数年通いなれた店だ。そこでの「床屋談義」です。
「サザエさんの海野カツオやワカメのような髪の子供がいなくなったですね」
「もう20年以上前からです。カツオの坊主刈り(後に坊ちゃん刈り)やワカメの
オカッパ髪はいなくなりました。子供が床屋へこなくなってからです」
床屋の主人の説明によると、床屋は髪を”理える”つまり理髪が仕事、ところが
戦後昭和40年ごろから、長髪が流行、髪を"理える”のを嫌い、男性まで
美容院へ行きだし、それが子供の世界にまで及んできたのではないかという。
確かに家の孫も理髪店を嫌い、美容院で何とかいうサッカー選手みたいな
髪型をして得意がっている。
もう一つ主人の談義。家庭でのクーラーの普及が理髪店の売上げに響いていると
いう。むかし扇風機の時代は、髪を刈らないとムシムシしてたまらなっかた。
そこで床屋へ通う回数も多かったが、最近はクーラーの”お蔭”で、客の来る
数がめっきり減ったという。
主人の話では、店の客の年齢層は店の主人の年齢と正比例するという。客の
ほうで、会話が合う店を選ぶからではないかという。そういえば、僕の行く
店の主人は戦前生まれ、客も戦前生ればかり。主人も多分”坊ちゃん刈り”は
できても”ベッカム刈り”は出来ないかも。
ぐらい行かないと鬱陶しい。それに床屋の主人との会話が楽しいので、わざわざ
自転車に乗って遠くまで出かける。20数年通いなれた店だ。そこでの「床屋談義」です。
「サザエさんの海野カツオやワカメのような髪の子供がいなくなったですね」
「もう20年以上前からです。カツオの坊主刈り(後に坊ちゃん刈り)やワカメの
オカッパ髪はいなくなりました。子供が床屋へこなくなってからです」
床屋の主人の説明によると、床屋は髪を”理える”つまり理髪が仕事、ところが
戦後昭和40年ごろから、長髪が流行、髪を"理える”のを嫌い、男性まで
美容院へ行きだし、それが子供の世界にまで及んできたのではないかという。
確かに家の孫も理髪店を嫌い、美容院で何とかいうサッカー選手みたいな
髪型をして得意がっている。
もう一つ主人の談義。家庭でのクーラーの普及が理髪店の売上げに響いていると
いう。むかし扇風機の時代は、髪を刈らないとムシムシしてたまらなっかた。
そこで床屋へ通う回数も多かったが、最近はクーラーの”お蔭”で、客の来る
数がめっきり減ったという。
主人の話では、店の客の年齢層は店の主人の年齢と正比例するという。客の
ほうで、会話が合う店を選ぶからではないかという。そういえば、僕の行く
店の主人は戦前生まれ、客も戦前生ればかり。主人も多分”坊ちゃん刈り”は
できても”ベッカム刈り”は出来ないかも。
髪型もファッションなんですね。
男性も美容室に行くようになっていて、
カツオのような坊主ですら美容室に行って
切ってもらう…
単に切るだけの合理派ならコスト安の
QBハウスに行ってしまうので床屋さんも
厳しい時代なんでしょう。
主人との会話、ひげそりなど”床屋さん”
らしさが売りになるのでしょうか。