オランダ大使、インドネシア大使を歴任後6年間もJICA(国際協力事業団)総裁を務められ、さらに退任後もサモアでシルバー.ボランティアをされていた藤田公郎氏(87)が亡くなられた。偶然のことから、僕は昨日夫人からの電話でご逝去をしった。ご葬儀はすでにご家族の間ですまされ ,追って関係者の間で偲ぶ会が催される。
僕は藤田さんとは一二度しかお会いしたことがない。しかし、僕の執筆活動には理解を頂き、激励の一文を賜ってきた。その一文が保存されていたので、藤田さん偲び、紹介させていただく。
「拝復 日本の穴(旧軍防空壕での虐殺誤報)については一貫したご努力に心から敬意を表します。日本の官民が,このような態度で国際的に不当な故無き日本非難に対応、これを糾す努力を行っていたならば日本の評判もずっと良くなって、と思います。国外に限らず正しくない者に対する怒りがなさすぎます」
「この度は日本の穴についての資料を送り頂き有くうございまました。貴信にご指摘のごとく、本邦「学者」の中には資料に基づかず独断、自らの歴史を極力悪しきものに描こうとするものが多く、実に なさけもない次第です。是非とも事実を知る証人が立ち上がって少しでも歴史を真実に近ずくよう祈っています」
「貴著,大東亜戦争とマレー、シンガポール、英領虐殺の真相、頂戴し拝読しました。華僑虐殺の報に至る虚文、よく調べたものです。日本人の中には”虐殺”を云々する人がいて、その調べた結果が多くの誤禍の基礎になっている所以理解できます」
日本人は、どこか単純なところがあるのか、反日的な話にはショックを受ける内容が多く、そうした内容を精査せずに簡単に同情したり信じたりしてしまうから余計に心配です。
政府がきちんとした機関を立ち上げるべきですね。
それが外交の盾にもなります。
有名大学の先生の話だと信じてしまいます。政府の色のかかった機関まで、結果的に反日学者を応援しています。藤田総裁の手を借りようと思ったら、数日前に死亡していました。なにか縁を感じます。
一踏ん張り、展示会を見てきます。