米国のニューヨーク.タイムスが1月3日の社説「歴史を否定する新たな試み」の中で安倍晋三首相が、いわゆる従軍慰安婦問題についての河野談話を再検討する意味の発言したことに対し酷評しているようだ。原文を全部読んだわけではないが、同紙のここ数年の反日偏向報道ぶりからみておよそは想像はつき”またか”と眉をしかめた。
僕が現役の外信部記者だった1950年代から70年代にかけてはニューヨーク.タイムスといえば、ワシントン.ポストと並んで米国では”クオリティ.ぺ―パー”の双璧だった。若い駆け出しの僕らは先輩記者から、よく同紙を見習うよう言われたものだった。ところが、この10年ばかりの同紙の報道姿勢とくに対日問題について偏向ぶりが目立ってきた。専門外の事などでよく調べないでいたが、今回の社説問題で改めて調べてみて、これでは”むべなるから”と思った。
ニューヨーク.タイムスが反日偏向報道を始めたのは「Norimitsu Onishi」(大西哲光)と名乗るカナダ人が東京支局長に在勤(2003年―09年)した頃からだ。同紙の東京支局のある築地の朝日新聞の報道によると、この人物は1969年、市川市(千葉県)生まれで4歳の時、家族と共にカナダに渡り、カナダの国籍をとっている。在日韓国人とも帰化日本人とも言われているがはっきりしていない。彼が在日中署名入りで書いた記事の中には、例えば北朝鮮による拉致問題は、日本の右翼の煽動によるものだといった荒唐無稽なものもあるという。
歴史認識以前の問題である。今回の同紙の社説の執筆者がこの男かどうか不明だが、東京支局長という経歴から見て彼の意見が社説に反映されることはありうる。何を根拠に安倍総理が歴史を否定しようとしているのか不明である。恐らく、河野談話を頭から信じているのだろう。改めて政府は河野談話を撤回すべきである。河野洋平氏が自ら撤回を申し出るのが一番よい。さもないと、河野洋平の名前は日本の歴史に永遠に汚名を残すことになる。
僕が現役の外信部記者だった1950年代から70年代にかけてはニューヨーク.タイムスといえば、ワシントン.ポストと並んで米国では”クオリティ.ぺ―パー”の双璧だった。若い駆け出しの僕らは先輩記者から、よく同紙を見習うよう言われたものだった。ところが、この10年ばかりの同紙の報道姿勢とくに対日問題について偏向ぶりが目立ってきた。専門外の事などでよく調べないでいたが、今回の社説問題で改めて調べてみて、これでは”むべなるから”と思った。
ニューヨーク.タイムスが反日偏向報道を始めたのは「Norimitsu Onishi」(大西哲光)と名乗るカナダ人が東京支局長に在勤(2003年―09年)した頃からだ。同紙の東京支局のある築地の朝日新聞の報道によると、この人物は1969年、市川市(千葉県)生まれで4歳の時、家族と共にカナダに渡り、カナダの国籍をとっている。在日韓国人とも帰化日本人とも言われているがはっきりしていない。彼が在日中署名入りで書いた記事の中には、例えば北朝鮮による拉致問題は、日本の右翼の煽動によるものだといった荒唐無稽なものもあるという。
歴史認識以前の問題である。今回の同紙の社説の執筆者がこの男かどうか不明だが、東京支局長という経歴から見て彼の意見が社説に反映されることはありうる。何を根拠に安倍総理が歴史を否定しようとしているのか不明である。恐らく、河野談話を頭から信じているのだろう。改めて政府は河野談話を撤回すべきである。河野洋平氏が自ら撤回を申し出るのが一番よい。さもないと、河野洋平の名前は日本の歴史に永遠に汚名を残すことになる。
「歴史認識」といった漠然とした話にしないで、具体的に「従軍慰安婦問題」とし、英語で発信する必要がある。今後は「老人タイム」の記事も英語で発信する必要がある。
まったくご説の通りです。同じような考えの方の一人茂木(もてき)茂道さん(http://www.sekai-shuppan.com)が南京虐殺など英訳して発信していますが、まだ大きな波にはなっていません。
日本で発行されている英字紙は、ほとんど外国通信社やシンジケートの記事に頼っており、自社の記事がありません。その結果、日本からの政治的発信力はゼロです。最近は英語力のある若い人が増えています。政府情報局みたいなところで、きちんと情報を整理して発信すべきでしょうね
インドネシア作戦に先立って、南方軍はジャワに向けサイゴンから無線で日本軍に有利な情報を流していたという記録がNHKの愛宕山の博物館に残っていると聞いたことがあります。一度調べようと思いながら、そのままになっています。
戦後諜報活動はいつのまにか悪とされ、この面での戦いに負けてしまいました。
Profile: Shinzo Abe
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He provoked anger in China and South Korea when he said there was no evidence that women were forced to become sex slaves by the Japanese army during World War II. He was forced to clarify his remarks and went on to issue an apology in parliament.
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のように報道しています。日本の国会で、阿部総理が、従軍慰安婦に関する発言について、公式に謝罪したという報道になっています。
①なぜ日本軍だけが、従軍慰安婦問題が報道されるのか?英米連合軍やナチスでは、なぜ従軍慰安婦問題が発生しないのか?連合軍では、兵士の性欲をどのように処理していたのか(非戦闘中などに、公娼制度を活用??)?
そもそも
②従軍慰安婦とは、何なのか?その定義を明確にして、英語に的確に表現しないと、sex slavesという用語では、奴隷制度が、日本軍に存在したことになります。
人類の長い歴史の中で、買春の究極の原因は、軍隊ではなく、貧困にあると思います。中国では、戦後一貫して、子供の誘拐や人身売買が盛んであり、今でも、女児への強制買春が行われていると思います。
性奴隷という言葉は僕が知る限り、2000年に九段会館で松井やよりたちが催した、例の国際女性戦犯模擬法廷が初めてだと思います。あの一連の騒ぎの時、僕は直接抗議行動に参加して内情をよく知っていますが、国際的な陰謀です。河野発言以後、日本では「アジアのための女性基金」などといった、ヌエ的な謝罪をしてきましたが、これが逆に陰謀を煽ってしまいました。
戦時中、日本軍はインドネシアにもマレーにもタイにもビルマにもベトナムにも駐屯し、慰安所もあったのですが、これらの地域には”従軍慰安婦”は存在しなかったのでしょうか。インドネシア政府は、日本政府の”アジア女性基金”からの謝罪申し入れに対し、肯定も否定もせず、せっかくの申し入れですから、一般の高齢者
女性福祉施設に使用させて頂きますと当時返事をしています。”従軍慰安婦”問題が韓国、フィリピン、オランダ、台湾あけというのはおかしな話です。
在米の韓国系アメリカ人が中心となって、例の”従軍慰安婦”像を各地に作っているそうです。人権外交の米国の世論に訴え、反日感情を高めようという狙いです。一方、日本では依然として韓国への”韓流旅行”が後を絶たないそうです[多少は減ってきたみたいですが)。そして依然としてBS波テレビでは韓流番組が花盛りです。
戦後の李承晩時代には、かってに国際法に違反した海域を設定、日本人漁師たちが大勢不法に逮捕されています。これに対して日本側は抗議らしい抗議もしませんでした。日韓協定では、すべて過去のことは清算さrされたはずです。にも拘らず、その時には全く問題にもなっていなかった”従軍慰安婦問題をでっちあげ、過去の歴史を検証しようといっています。河野洋平という男は大ばか者です。見識のある政治家なら発言を撤回すべきです。
彼のように、英語で反論する必要があると思いますが。論理の筋道と根拠となる証拠とは、ブログでは短すぎて困難。やはり、刊行物の英語版がいると思います。
①ニューヨークタイムズ社へ送信した反論
Correcting distorted information about Japan
JAN 5, 2013
Open letter to the editor of NY Times
Dear editor,
I have a comment about your editorial "Another Attempt to Deny Japan’s History" on January 2. As Ms. Hiroko Tabuchi at NYT Tokyo bureau recommended, I send this as a "letter to the editor". As I publish this as an open letter here and Agora in Japanese, you don't have to publish this.
I was one of the first journalists who covered "comfort women" when I was working for NHK TV station in August 1991. When we interviewed Kim Hak-soon, the first woman who came out as a comfort woman, she said that she was sold by parents to Korean brothels and transferred to military brothels in China by private agents.
But in January 1992, Asahi Shimbun ran a story about a military document of comfort women. It was a document to prohibit private agent's kidnapping of women, but Asahi mistook it as an evidence of military kidnapping. And Kim changed the story that she was kidnapped by the Army.
This "sex slave" story misled NYT and other foreign media. Since many people pointed out the error, Asahi reluctantly admitted that they could not prove the military coercion, but they switched the focus to the coercion in the broad sense by private agents. It is only foreign media that still attack Japan's military coercion.
It was clear that there were prostitutes sold by human trafficking in the pre-war era and that Japanese Army managed the brothels, as usual in the world. In Indonesia, an accident was documented, as Ms. O’Herne witnessed, but the soldiers who raped her were punished by Japanese Army because they prohibited coercion.
This is not a problem of "whitewashing" the past but historical facts. In fact there is little disagreement among historians: there was human trafficking by private agents but no military order for abduction. Before you attack PM Abe's "shameful impulses", you had better read new articles about history without prejudice.
Best regards, Ikeda
②大西哲光氏はウソ付きという英文ブログ
JAN 3, 2013
Norimitsu Onishi, a liar
The most influential source of lies is Norimitsu Onishi, the Tokyo bureau chief of NY Times. He was born in 1969 in Ichikawa, Chiba Prefecture, Japan, and moved to Canada when he was four. He graduated from Princeton University and joined the Times and covered Africa, Afganistan, and other foreign countries before he came to Japan in 2003.
His articles about comfort women are much distorted and biased. For example, in the article featured on the front page on March 8, he quoted the testimony of Wu Hsiu-mei and Jan Ruff O'Herne. However, Wu said that she was taken by a "Japanese officer" and talked nothing about the Army's coercion. O'Herne, a notorious seller of her tragedy, said nothing about the Army's order, too. Prostitutes can't be the witness of Army's order. Her case was judged by Dutch court which decided that Japanese Army had forbidden violent treatment of comfort women.
Onishi also visited a historian Yoshiaki Yoshimi, who is attacking Japanese government based on phony evidences. The document he alleges to be the proof is nothing but the warning from the Army to brokers not to kidnap women into brothels. Onishi doesn't even pretend to be impartial by interviewing more neutral historians such as Ikuhiko Hata. Onishi might be afraid of the "inconvinient truth" that his reporting is groundless.
Onishi's articles are laughing matter in Japan. The article about him in Wikipedia Japan lists his many wrong (often ridiculous) articles. He speaks Japanese fluently, but is ignorant of Japan. Onishi has advantage to write such racist articles because he looks like a Japanese. But some people suggests that he is a Korean-Japanese. If so, it's natural that he hates Japan that expelled his family.
He is the first NY Times correspondent who wrote so many stupid articles, which is hurting Times's reputation seriously. It's because the editors in NY headquarter are ignorant of Japan, too. Once I was amazed to see a picture of an unknown man captioned "Japanese PM Abe" in a Times's article on March 6 on the Web. When I pointed out it to the editor by e-mail, the picture was deleted without apology. I don't blame their ignorance. But it's criminal to repeat lying when so many Japanese people have pointed out they are incorrect.
このsex skaves問題は
①戦勝した連合国側の勝者の正義が既成事実化して貫徹していること(証拠がきわめて少ない、もしくは、内容があやしい)
②16世紀から第2次世界大戦までの西欧列強による「植民地統治」が違法でもなく当たり前だったことを棚上げにしていること。
③戦闘や戦争に関わることを人権問題の立場からのみ見ていること
などにも起因しているように感じます。
従軍慰安婦とユダヤ人抹殺とが同列の人権問題となっている。もしかりに、東京空襲や原爆での非戦闘員の大量の死傷者の記念碑を米国に建てるという運動を今、日本人がしたら、New York Timesなどは、どう報道するのだろうjか?米国は、原爆投下に対して、非人道的だったと、公式に謝罪したことはない。
池田信夫さんの英文による反論有難うございました。日本のこういった声がどの程度米国の社に反映され、影響力があるのか判りませんが、まったく手をこまねいていてはどうにもありません。
これに関連して日本のマスコミのノホホンさがめだった記事がありました。1月8日「産経新聞」1面コラム「遠い響き近い声」’千野境子客員論説委員の韓国の静かな多数派です。要旨はソウルの日本大使館前に運動家たちの声は大きいが、社会的支持の広がりは別である。為政者には(韓国の)サイレント..マジョリティにこそ耳を済まし、その声を聞き取ってほしいーというものです。きっと日韓の風景はまた違ってくるといっています。マイノリテイかどうかは知りませんが、おかしな声は澎湃として世界中に広がろうとしています。