3月3日付産経新聞首都圏版1面トップ記事の見出しのそのままの借用である。いささか床屋談義になるが物騒な話だ。ロシア軍によるウクライナへの無差別攻撃は民間人を含め3000人の死者を出し、今世紀最多の避難民を出している。老生はウクライナ問題は専門外だが、ロシアが過去に侵略の歴史があり、原発に絡む事故を起こしているだけに心配だ。一日も早い平和裏の解決を望むばかりだ。
老生の世代は77年前、ソ連が一方的にわが国との間の不可侵条約を破棄し、日本の敗戦の直前、固有の領土である北方領土に攻めこみ、返還を約束しながら話し合うだけでいっこうに応じないことを知っている。一方、ウクライナがソ連邦時代に建設されたチェルノブイリ原発がずさんな管理で事故を起こしたことも知っている。
産経新聞のこの日の2面記事によると、ソ連のヘリコプターと思われる1機がオホーツク海の根室沖を領空侵犯したと外務省が抗議したという。116年前の明治38年5月、はるばるバルチック海から日本海へ侵略にやってくる国だ。油断大敵である。
北朝鮮みたいにゴネているだけではないと示した感じで、中国に変な勉強をさせてしまっているようで怖いです。