ブログの楽しみの一つは全国の見知らぬ方との"対話”だ。とくに僕ら老人は社
会からうとくなっている。そこでブログを通じて、生きている現代を学べる教科書
でもある。
先日、2人のお子さんを持つお母さんのブログを拝見した。内容は小学校の男の
子が、学校の掃除の時、口ゲンかから相手の子に手を出してケガをさせた、その
経緯と事後処理のことだ。僕は一年近く彼女のブログを拝見しているので、お子
さんが、むやみに他人を殴るような子でないことは知っている。よほど何か事情が
あったに違いない。学校から連絡を受けた、その家庭ではお父さんが直接子供か
ら事情と言い分を聴いた。そして出した結論は”他人を殴ってはいけない”という
家訓にそい謝罪せよということ。父親は子供を同行して相手の家へ謝りに行った。
よい話である。それなのに僕はいささか違ったコメントをしてしまった。自分の子供
の時の体験から"子供のケンカに親がでた”と書いてしまった。僕の真意は昔は
子供のケンカなど日常茶飯事で、親が介入することなどなかった。親が口を出すと
"子供のケンカに親が出た”とはやし立てられたものだ。たいていの場合は子供同
士で解決した。時代が変わってきた、と僕は言いたかった。少子化時代か、学校も
家庭も少し子供の世界に構いすぎる気がするのだがー。昔はケンカも子供が大人
へ成長する過程でのワン・ステップだったのだが。
会からうとくなっている。そこでブログを通じて、生きている現代を学べる教科書
でもある。
先日、2人のお子さんを持つお母さんのブログを拝見した。内容は小学校の男の
子が、学校の掃除の時、口ゲンかから相手の子に手を出してケガをさせた、その
経緯と事後処理のことだ。僕は一年近く彼女のブログを拝見しているので、お子
さんが、むやみに他人を殴るような子でないことは知っている。よほど何か事情が
あったに違いない。学校から連絡を受けた、その家庭ではお父さんが直接子供か
ら事情と言い分を聴いた。そして出した結論は”他人を殴ってはいけない”という
家訓にそい謝罪せよということ。父親は子供を同行して相手の家へ謝りに行った。
よい話である。それなのに僕はいささか違ったコメントをしてしまった。自分の子供
の時の体験から"子供のケンカに親がでた”と書いてしまった。僕の真意は昔は
子供のケンカなど日常茶飯事で、親が介入することなどなかった。親が口を出すと
"子供のケンカに親が出た”とはやし立てられたものだ。たいていの場合は子供同
士で解決した。時代が変わってきた、と僕は言いたかった。少子化時代か、学校も
家庭も少し子供の世界に構いすぎる気がするのだがー。昔はケンカも子供が大人
へ成長する過程でのワン・ステップだったのだが。
それにしても、微妙な関係になりましたよね。
今では、あまりに放任(注意すべきことすらしない親)な場合と、干渉しすぎる場合と…。学校も、授業外で気を遣わなくちゃいけないから大変だと思います。
そういえば、うちの母も、子供達の関係に口を出したことはありませんでした。
自分も子育てに悩み、相談すると、母は決まって、なるようになるから心配するな。です。見守るのが一番ですね。変な方向にもっていってしまうのはきまって、親が介入する場合が多いですよね。
私も勉強させられますよ…
時代の違いですね。
先日、小学校時代の旧友2人と昔話をしたとき、”虐められっ子”の話になりました。3人が共通して当時感じていたのは、その子のお母さんが、なにかとおせっかいすることでした。難しい問題ですね。
子供には子供の世界のルールがあり、ケンカからも学ぶ事があるのです。
しかし子供が考え答えを出す前に、今は親が大人の価値観で子供に審判を下し、子供たちの自主性や成長する力を奪っています。
今の子供はケンカも競争も出来ません。それは子供が少なくなり豊かになり、親が子供に干渉する時間が増えたからでしょう。
今の子供から子供らしさを奪ったのは大人です。
子供を叱っても、別のお母さんからすれば私はとても怖い母親ですぐに怒ると思われてしまったりいて、子供同士が危険なことをしたりすると、そ挙句の果てに「◎○ちゃんのママに叱られるから、大人しくしなさい」とか言われます。「えぇ私は注意できる大人だから」と言い返したりしますが、面倒くさいと縁を切りますね。論点がづれていました。すみません。
子供の喧嘩は大怪我をしない限りは何も言いません。今まで一度もありませんが、そうなったら自分で解決をしてこいといいます、喧嘩の多い子供ではないので助かっていますが・・・
確かに一昔前は子ども同士でケリを付けていました。
親が出ることはほとんど無く、良い・悪いは別として、
その中で忍耐も自己整理もしてきたものです。
少々の理不尽なコトも自分の行いも親には隠して・・・
しかし、そう出来たのはキチンとした親や大人の
背中を見て育ってきたからだと思うのです。
我が子が相手の非を言ってみたところで、
親は一揆に走ることも無く、
我が子の性格を棚に上げることも無く、
怒ることも・慰めることも同時に大概の親は出来ていたのです。
残念なことに今の親は子どものことも、自分のことも客観的に
見る目が我乏しくなっている思います。
「健全な精神は健全な社会に宿る』
子どもの為に大人が出るべきタイミングを計れず、
起こってしまったしまった現象だけを突き、隠す傾向が
いろんな意味で歪んだ親子・師弟関係を作り出しているように思えるのです。
kakekさんのお陰で私は今まで知らなかったことを
たくさん知ることが出来ました。
直接お目もじ出来なくても、尊敬出来るお方と感心しブログを
いつも楽しみに拝読しております。
いろんな事柄を通して切磋琢磨出来るこの時、
私の勉強の時間です。
こちらにお越しの皆様 もし感心がありましたら
11/21の私のブログを覗いて見て下さいませ。(番宣ではありません)
思います。遊び盛りに塾通いしても頭でかっちになってしまうのではないかー老
爺心ながら心配です。
親の気持ちもわかりますが、もうすこし子供を自由に育ててはと僕は思います。
将来今の子供が成人した時、子供時代の
想い出がないのは可哀そうです(それなりにはあるとは思いますが)
孫の学校では毎年同じ信州の林間学校へ行きます。理由は”安全”だからです。
学校にとって”安全”が第一なのです。
難しい問題です。
実は僕は小学校5年の時、隣の小学校の子供達と川を挟んで石合戦をし、その石が右目にあたり失明してしまいました。(今では治療できたと思いますが)
このことは親も両親も結局知りませんでした。多分、今では考えられないことです。それほど昔は親も学校も子供について放任していました。その意味では現在は、子供についてよく目が届くようになり幸せです。
ただ反面、あまり目が届きすぎて子供の世界が失われてきている気がします。遊び盛りには遊ばさせるべきだというのが持論です。
ご丁寧なコメント有難うございます。実はkasaruさん宛ての僕のコメントが失礼で誤解なさるかと思い書いた次第です。
娘からも最近の学校事情について時々話を聞きます。娘の家にも”モンスター・
ペアレンツ”とおぼしき親から電話があり"お宅の孫からいじめられた”と抗議があるそうです。孫はサッカークラブのキャプテンをしていて図体はでかいのですが、気はやさしく、とても友人をいじめる子ではありません。
kasaru さんのご家庭が、家訓にしたがい謝罪された行動に感心し、一方では学校側が、子供同士のケンカに神経をとがらせすぎる気がしたのでブログに書いた次第です。
先日も孫が親に内緒で友達同士で近くの池でボートを漕いでいたことが判り、怒られていました。子供のときは冒険したいものです。この兼ね合いが難しいですね。