昨日14日、東京では靖国神社の染井吉野の桜が咲き開花宣言が出た。例年より12日も早く、昨年と同じく昭和28年調査を開始して以来最も早い記録だという。これを聞いて忘れかけていた昨年の今頃を思い出した。
当時の安部晋三総理が2月28日”断腸の思い”で学校閉鎖を断行したが、3月初めの東京の新規感染者数は15人前後であった。それが開花宣言後の16日には31人、17日には40人と急増してきた。折からWHO(世界保健機構)のパンデミック警告もあって、日本でも緊急事態宣言が必要との声が強まってきた。しかし緊急事態宣言が発令されたのは4月7日である。
お花見のシーズンで人込みが当然予想されるていた。案の定感染者数は急増してしまった。今年はどうか。まさか同じ轍を踏むとは思わないが。写真は近所の遊歩道の桜並木のほころびかけた桜。