目黒区の広報「めぐろの区報」(月3回発行)の最新号(8月日)が宅配された。先日,新聞で目黒区がソウルの中浪区と友好都市関係を結んだという報道があったので、詳しく知ろうと思ったが、全く触れていない。青木英二区長をはじめ議員8名も協定式典に参加していたが、何か区民に知られてはならない理由があるのだろうか。協定は区長らの”囲い者”存在なのだろうか。
区の広報といえば、その区の重要なお知らせや出来事を区民に知らせることと思っていたが「めぐろの区報」の一面記事は”甲虫フォト.コンテスト”のお知らせである。区内でとれた甲虫の写真展である。折から夏休みであり、催しが悪いとは言わないが、区長が区内を”てくてく”(広報コラム名)までして区民に知らせる大きな催しだろうか。
東京の一区とソウルの一区とが友好都市関係を結んでも普段ならニュースにならない。新聞がニュースに取り上げたのは、日韓関係が今のようにこじれている最中に、区長が議員8人を引き連れて"あえて”調印式に出かけたからだ。何故、この時期に調印式を行ったのか。”かんぐり”を含めて区民の関心が集まっている。それだけに、その理由で調印式を広報誌に載せないとすれば、区が中浪区を”囲い者゛視しているのではないかという疑惑は深まるばかりだ。