「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ソチ五輪は期待はずれか

2014-02-14 06:57:22 | Weblog
ソチ冬季五輪の途中結果をどう見るか。人それぞれによって異なるがフィギュア男子ショートプログラムで初日、羽生結弦が最高得点の演技で金メダルへの期待を深めた。しかし、一方では大会前半、メタル獲得を確実視されていた女子スキー.ジャンプや男子500㍍でメタルを逸している。勝負は時の運もある。選手はみな一生懸命やっていて責められない。

小ブログは2006年2月開始したが、28日書いたトリノ五輪結果については、ただ(韓国)金6銀3銅3計11(中国)金2銀4銅5計11と記しただけだ。トリノ大会では女子フィギュア―で荒川静香が金メタルを獲得しただけだった。前回の2010年バンクーバー大会での小ブログを見ると、結果は”期待はずれ”と書いているが、この大会では銀3、銅2計5のメダルを得ている。

2002年の長野大会は金5銀3銅2計10のメダルを獲得しているが、76年のインスブルグでは獲得数ゼロ、国中大騒ぎでわいた72年の札幌大会でも”日の丸飛行隊”のジャンプ陣が金銀銅を獲得したにすぎない。他の大会をみても金を1個以上獲得したのは長野大会だけで、あとは合計メダル数でも4,5個にすぎない。

しかし、参加する以上国民は金メダルを期待する。”二位では困る”のである。国会中継をみていたら野党議員から早くも2020年東京五輪への選手強化対策が出ていた。どうもわが国は、選手の周辺を甘やかす傾向がある。とくにマスコミは人気が先行しすぎるのでは。ソチ空港で韓国のマスコミが、自国の選手に気配りして警備の上で自己規制していたが、日本のマスコミはどうなのか、恥ずかしい。