ある造園業の経営者に聞いた話ですが、一昔前庭に置く大きな石に一つ百万円という値を付けたそうです。その石の原価はどこかから拾ってきたタダの石(大袈裟だと思いますが)だから輸送費ぐらいだとういうのだから、ボロい商売だと言えるでしょう。
その経営者がいわく、価値が比較できない、消費者側で判断しづらいものは 売り手の言い値で決まってしまうということです。確かに形の違う造園の石を他者と比較する人はいないでしょうし、置くことによって景観がよくなれば、そのくらい価値があるとしか判断できないでしょう。
昔経営コンサルティング会社にいましたが、そのコンサル料の価格も似たような感じですね。一応投入人数×工数ということで、根拠は出すのですが、果たしてその価値があるかどうかはクライアントで判断しづらいことだと思います。
経営理念構築で100万円なんてこともありました。企業にとって理念構築でどれほど将来の企業価値が上がるか不透明ですし、他者の理念構築と比べることもできません。他者が20万円安いといったところで、成果物、構築に至るプロセスなど比較しようがないから割安なのか割高なのかわかりません。
比較コムのようなサイトで容易に比較できる商品とは対照的に、こういった比較が困難、消費者側で判断がしづらいといった商品、サービスは供給側の一方的な価格戦略が通りやすいということが言えるでしょう。
オンラインショップなども、比較が容易でない、価値がわかりずらい(といっても全くでたらめでは通用しないと思いますが)商品に絞ったほうが当然有利ではないでしょうか。
ただし、こういった商品、サービスでも、供給側の一方的な価格戦略が成り立ちやすいのは好景気の時だと思います。景気後退時には買い手側の予算枠そのものが縮小されるから、判断しづらいものは真っ先に削られる可能性が高いでしょう。
教えるスタイルのホームページ制作
集客ができるホームページの作り方お教えします。
その経営者がいわく、価値が比較できない、消費者側で判断しづらいものは 売り手の言い値で決まってしまうということです。確かに形の違う造園の石を他者と比較する人はいないでしょうし、置くことによって景観がよくなれば、そのくらい価値があるとしか判断できないでしょう。
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ただし、こういった商品、サービスでも、供給側の一方的な価格戦略が成り立ちやすいのは好景気の時だと思います。景気後退時には買い手側の予算枠そのものが縮小されるから、判断しづらいものは真っ先に削られる可能性が高いでしょう。
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