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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

雑誌で紹介している会社は本当に繁盛しているのか?

2008-05-07 01:34:46 | Weblog
書店でビジネス雑誌に目を通していると、儲かっている会社と称して、社長たちの顔が並べられて、それぞれの会社が儲かっている手法を記事にしているのを目にしました。

中には社長と面識があったり、実際にサービスを利用したりした会社の紹介がありまして、
それを見て一様に驚くのは、ものすごくアイデアが画期的で、すばらしく儲けているという紹介の仕方です。

何も知らない人は、この人たちは目の付け所が良く、凄い人なんだと思うでしょう。まったく事情を知らない分野の社長の話は、確かに自分も分からないから、多分凄いんだろうねと思いますが、事情を知っている場合、雑誌のベンチャーの雄的な取り上げ方には顔をしかめる事があります。

例を挙げますと、一人は、ウェブサイト製作を手がける会社の社長です。顔を見て、あれこの人セミナー講師養成をやっていた人じゃないの、と思いました。記事を読むと、ただウェブ製作を行って料金を取るのではジリ貧なので、サイトの運営を受託して月3万円とる、というものです。委託した者にはセミナー講師のセミナーを受けられるという特典が付いてるとうことですが。

どこが画期的なのか首をかしげてしまいます。多くの製作会社がやっていることで、営業手法としてはむしろ陳腐化しているものだと思います。セミナーが受けられるところが画期的なんでしょうか? まあ営業力で注文を取っているのかもしれませんが、手法自体は画期的で収益が容易に上がる仕組みとは到底思えません。

もう一人はリセールライト(購入した商材を第三者に売って利益を得る事)で儲けているといわれている社長です。マーケティングをかじった人なら聞きなれているダン・ケネディーやその他の人の作った売り方の商材を購入し、その商材を再販権付でユーザーに売るというものです。なんだか金を掘る人にショベルと吊はしを売る人にショベルと吊はしを売るみたいで、金を掘る人が結局損をするようなビジネスのような感じがしますが。

実は自分のところにも発足当時散々しつこく来まして、最初送料だけということで、取ってみましたが、くだらないので直ぐに次回の発送を断りました。こんなくだらない商材(本屋に行けば似たようなのがあります。)で月2000万も売り上げるというから、本当かよという感じでした。

実はからくりがありまして、最初僅かな手数料で、無料提供とうたって申し込ませ、クレジットで引き落しにするんです。断りを入れなければ、継続で自動的に会員になり毎月高額の料金が引き落とされるという仕組みです。断りの連絡がしにくいように、連絡先も直通電話は公開せず、メルアドもフリーのものを使っている会社で、一番最初の郵送物をよく見ておかないと、それ以降、解約の仕方もわかりにくいようになってます。

それで結局読みたくないものを毎月送られて、いつも間にか多額の料金が引き落とされいる人からの苦情が相次いでいるそうです。

雑誌に載っている会社の全てがそうだとは言いませんが、雑誌は往々にして奇麗事、表面的な事を載せることが多く、よく事情を調べてみないと、本当のことは見えないように思います。



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