サブドメインがダメになる！

米Las Vegasで開催されているPubConというSEO/SEMエキスポでのGoogleのMatt Cutts氏の発言に基づいているので、ガセではないようです。
これはあまりSEOについてご存知のない方には何のこっちゃ、ということになるだろうと思います。
説明しますとまずサブドメインというのはドメイン（ネット上で割り当てられた住所みたいなもの） の前に方にドットを挟んで文字を入れたものをいいます。たとえば
www.example.com　　のexample.com がドメインでwwwが加わったものがサブドメインになります。
従来ですとここに何でも自由に文字を入れて、サブドメインでサイトをいくつも作っても、独立したサイトとして認められ、検索結果にそれぞれのサイトが表示されました。だからどのサイトも同じキーワードを狙えば、いくつでもそのキーワードの検索結果に表示できたわけです。
それが今回２つまでしか表示しないことになったということです。つまり３つ目のサイトを仮にgood.example.com とつけてドメインのexample.comや　サブドメインのwww.example.comと同じキーワードを狙っても、検索結果には出ないことになります。
従来から下位ディレクトリー（ドメインの下に階層を設け別のサイトを設けたもの、例えば　example.com/good）は２つ目までしか表示されなかったので、サブディディレクトリーのほうが有利ということで、SEOに詳しいユーザーに好んで使われていたというのがありましたが、今回のことで、同じ扱いになるということです。
違うキーワードであれば問題なく表示されるということでしょうが、それではSEO対策にやっきになっている人たちにとっては意味のないことでしょう。問題は類似キーワードで狙った場合はどうなるか、ですがそこまで読み取れません。
Matt Cutss氏は必ずしも１００％ではないが、３番目、４番目は表示されるのは難しいと言っています。
自分の場合サブドメインは一つしか使っていないので問題ないですが、目ざといSEO業者なんか困るでしょうね。


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