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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

ロングテール昔、今

2007-11-26 00:34:42 | Weblog
昔の解釈ではテールの部分は確かに売上に貢献しないけれども品揃えとして置いておくべきという考え方だったように思います。

テールでない部分は売れ筋ということになりますが、不思議なことに、売れ筋の2割だけ揃えればいいかというと、品揃えを売れ筋2割に絞ると、その中でまた2割が全体の売上の8割を占める結果になるということです。

なにも商品ばかりでなく、人にも当てはまり、会社全体の売上の8割を2割の優秀な人が稼ぎだすということです。そしてその2割の優秀な人を抜き出して会社を作った場合、またその中で2割の優秀な人が売上の8割を稼ぎ出し、80対20の法則から逃れられないということです。

つまりロングテールの部分は必ず付いてまわるものなのです。面白い例が、地方のある弱小スーパーが大手に勝ったというのがあります。そのスーパーが取った手は、1年に数個しか売れない商品をわざわざ戦略的に置いていたということです。確かにその商品は滅多に売れないんですが、それを買うお客はロイヤリティの高いお客で購買上位20%に入る人たちだそうです。

その年に数個しか売れない商品は直接売上に貢献はしないものの品揃えを演出し、お客になんでも揃っているという安心感を与えロイヤリティを高めるとういう効果を出しているということです。

今ロングテールというとアマゾンの例が代表的なように、ロングテールの部分が売上の中心になるという、インターネットの特異性のあらわすものに変わってきました。


米WIRED誌の編集長だったクリス・アンダーソン(Chris Anderson)が、2004年10月の同誌に「the Long Tail」という記事を執筆し、オンラインDVDレンタルショップの米Netflixやオンライン書店のアマゾン・コムなどでは、リアルビジネスとは異なる収益構造が見られることを指摘したことからはじまります。

このネットの世界でのロングテールの理論は、リアルの世界ではコストと市場の面から決してあり得ないものです。これを実現するには莫大な在庫を確保できる売り場とバックヤードが必要なのと、ニッチで売り上げをカバーするだけの大規模な市場があることが条件になってきます。


※死に筋”と呼ばれたニッチ商品(群)のことをいう。これは縦軸に販売数量、横軸にアイテムを販売数量の多い順に並べたグラフを描いた際に、販売数量の少ないアイテムを示す部分が長く伸びるさまをロングテール(長い尻尾)に見立てた呼び名である。


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