Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

3月30日(水) 叔母宅(富山)での木の伐採、駐車場づくり完了

2022-03-30 20:21:56 | 日記

昨日の早朝6時に池田を出発して一路富山の叔母(故人)の家に出かけました。目的は、周りの木を伐採することと、塀を壊して駐車スペースを確保することでした。幸い昨日今日と天候に恵まれて、無事順調に作業を終え、所期の目的を達成することができました。
木の伐採にはチェンソーなどの機材が必要な他、特別な技術が必要なので、スペシャリストの友人Mさんに頼んで一緒に行ってもらったのです。

昨日は9時半頃から作業を始め、途中昼食休憩を挟んで午後4時頃までの突貫工事。
家の周りには大小20本ほどの木が生えており、Mさんはまず木やその周りに塩をかけてお清めしたあと、チェンソーで次々と処理。日頃、方々から頼まれて伐採を行っているだけあって手慣れたもの。大きい木の処理には、倒れる方向もあるのでロープで方法を調整しつつ注意しながらの作業。ほぼ完璧な仕事ぶりでした。
木の伐採、駐車場づくりを業者に頼めば、法外な費用がかかることはすでに見積もりなどでわかっていたので、本当に助かりました。

私は、古いブロック塀を一部壊して、道路から庭に車を入れるスペースを作り出すこと。ブロック塀は古いとはいいながら、鉄筋が何本か入っており、さらにブロックの中にはコンクリートが流し込んで固定してあったので、大変な労力が必要でした。さらに土台は強固なコンクリートで固めてあり、重いハンマーを振り上げてそれを壊すのは大変な作業でした。肩が抜けそうになり、終わり頃にはもうヘトヘト。もうこんなことはやりたくありません。
庭には、大きな庭石がいくつも散在しており、車の邪魔にはなるのですが、何とかその隙間をぬって駐められるようにできたので、よしとしなければなりません。

このあとは、家の中の片付けが待っています。とはいえ、すべてのゴミ出しをするのは時間の無駄になるので、必要な片付けのみをやって、あとは業者に任せようと思っています。
家に帰ると、司法書士からの相続の最終書類(遺産分割協議証明書)の各人分が届いていました。相続人に送って署名、捺印をしてもらい、それで手続きが済めば、ようやく私が相続人代表ということになります。
家の処分はそれが終わってから。まだまだ事務処理など煩わしい仕事が続きます。

下の写真は、順に①作業前の塀越しの庭、②作業後の同じ場所、③塀を壊している私、④裏から見た庭、⑤裏庭で木の伐採をするMさん。


3月25日(金) 第17回行革委員会 文字の会議録は必要か

2022-03-25 23:56:12 | 日記

今日は午後から第17回行財政改革委員会。月2回ペースでやっているにもかかわらず、諮問事項全部を審議するのは至難の業、よほど効率よく話し合いを進めないと2年間では終わらないのではないかと思えてしまいます。審議の経過や内容https://www.ikedamachi.net/category/2-6-6-0-0.htmlは町のホームページで公開されています。いろんな町のデータが公開されているので、池田町はいわば丸裸にされている感じ。別に秘密にしておくべき情報があるわけでもないし、関心を持った町民が調べ物をするために参考になりますから、できるだけくわしく情報公開することは大変いいことです。

役場組織・機構の見直しについて昨年11月に第1次答申、議会、各種付属機関のあり方について今年1月に第2次答申を出し、それから約2ヶ月かかって美術館について今日第3次答申を出します。
このあと、残りの公共施設のあり方、補助金・各種事業の見なおし、財政運営そのもののあり方、そして行財政改革プランの策定と、時間のかかりそうな問題が目白押し。令和4年度末が行革委員の任期ですから、あと1年、腹をくくって取り組むしかないでしょうね。

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会議を終わって、議事録の整理をしているところ。
行革委員会の答申にもとづいて来年度から組織再編成があり、行革担当の事務局メンバーが少なくなったために、議事録作成業務に大きな支障が生じ、これまで何度か作成を手伝ってきた私に、文字起こし専門メンバーとして協力してくれないかという打診が委員会であったのです。

会議の中では、文字起こしした議事録が必要かどうか、Zoom会議のような場合は、そのまま画像もしくは音声でかわりにならないかという話もあり、前回のZoomでの委員会はそのようにしてみることになりました。

しかし、会議の議事録は他人に知らせると同時に、後の検証のために記録として残しておくという役割もあります。そのため、できるだけ要点をまとめたものではあっても、文字に残す必要があるのではないかと主張し、等分の間、私が手伝うことにしたという次第。

集中的に取り組んでも、まる3日はかかる。目は疲れるし、肩は凝るし、いいことは少しもありません。ことほどさように面倒な仕事ですから、やりたくないのは当然なんですが、役場の皆さんの負担を考えれば手伝わないわけにも行かないだろうと、引き受けることにしたのです。

次回からと言っていたけれど、どうも年度末年度初めの業務を考えると、今回からやらないといけないかなと、やれる範囲で取り組んでいるところ。そんなわけで、今日は夜なべ仕事で、会議の1/3、約ⅰ時間分を終わりました。明日は天気が悪そうなので、残りを1日でやっつけるつもりです。


3月24日(水) ロシアの侵略阻止、ウクライナ支援をめぐるいくつかの論点

2022-03-24 19:59:14 | 日記

ゼレンスキー大統領の国会演説がありました。同時通訳で聴いたものと翻訳で読むのとではかなり異なって、十分準備されながらも大変抑制的で、自国の未来への確固たる決意を感じ取ることができたように思います。

ウクライナへの対応について、2つの懸念するべきことがあります。
そのひとつは、これを利用して、この国の憲法改悪にまで持って行こうとする自公、維新などの動き。参議院の憲法審での自公の妄動はその現れでしょう。その先頭を走って先導役を果たしているのが、アベ、維新の「核共有」論です。

YouTubeの参院憲法審査会の紹介動画(TBSニュース)につけられていたコメントに、こんな書き込みを見かけました。

非核三原則では守り切れない事が解りました。明日に日本にウクライナと同じ事が起きた時与野党は国民にたいして、どう言う責任を取るのですか?

中国、ロシアから武力侵攻があったらどうするのか、いまのまま非核三原則にこだわっている限り日本を守ることができないのではないのか、という論法です。上の「与野党はどう責任を取るのか」という問いかけは、見当外れもいいところで、詰まるところロシアと同等の核武装をして侵略から守ると同時に、敵基地もたたくことができる軍備を持てと言っていることに等しい。そうすべきなのにしないのは与野党の責任であると主張したいならそうすればよろしい。それはプーチンと同列であり、歴史から何も学ばない亡国の論理です。

中国、北朝鮮の最近の動向とウクライナ情勢とが重なり合って、メディアを通してその雰囲気が作られていくことに最大限の警戒が必要です。相手が核で脅すなら、こちらも核を用意して対抗するという論理は、まさしくプーチンと同じ思考であって、ロシアに重大な危機が迫れば核を使うという先制使用を縛るのは核による抑止ではありえません。むしろ核抑止論の破綻がこのウクライナ情勢で鮮明になったのではないのか。

軍拡に走り、相手の基地を先制攻撃するという最近の岸田政権の動きも全く同様の論理に立っている。「9条で国民の命を守れるのか」という一見「そうかな」と思わせる受け狙いの物言いも、同じ土俵で物事を見ている。自国が侵略されたら、あらゆる可能な手段を講じてその国の人々の命を守るというのは、当然のことではあれ、侵略の口実を渡さない外交こそが必要です。

日本は、アメリカの事実上の従属国として、沖縄を中心に米軍基地を置き、自由気ままに使わせている。もし台湾有事となり米軍が関与することになれば沖縄の米軍基地や首都周辺の基地も、中国の攻撃の対象になり得る。自動的にそうなるのです。
日米同盟強化という路線には、ウクライナへのロシアの侵略という次元では見えない危険が埋め込まれている。そのことを忘れて憲法を変えようとするなら、その危険を一層強めるだけでしょう。

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そのふたつは、ウクライナ情勢の本質が、ロシアによる侵略であるという点を忘れて、相対的な立場を強調する動きです。
まだその詳しい実情は見えない部分がありますが、れいわ新選組の主張する「中立」という立場。

れいわ新選組は今月の2日の国会での「ロシアの侵略非難決議」に反対しました。「ロシア軍による侵略を最も強い言葉で非難し、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める立場」であるとしつつ、「異常な事態を終わらせようという具体性を伴った決議でなければ、また、言葉だけのやってる感を演出する決議になってしまう」、つまり、言葉だけの決議ではないかという言い方です。もっと実効性のある決議をという具体的な提案には、それなりの説得力がありますが、実はホームページを見てみると、その後、ウクライナ問題についての記事が驚くほど少ない事に気がつきます。

昨日の記事として、「ゼレンスキー大統領演説を受けて」という談話が載っており、そこでは冒頭「国会での演説に始めからスタンディング・オベーションというプログラムがが組まれていることが問題だ」という見解が披瀝されていました。これは正当な主張です。
続いて「日本は独自の立場を貫き、制裁の強化拡大に安易に加わるべきではない」「国際紛争を解決する手段として武力の行使と威嚇を永久に放棄した日本の行うべきは、ロシアとウクライナどちらの側にも立たず、あくまで中立の立場から今回の戦争の即時停戦を呼びかけ和平交渉のテーブルを提供することである」と述べられています。

人道支援としてウクライナから希望する人々を受け入れるために、航空機、船舶などの用意をするほか、医薬品、食料品などを大量に送ることも必要でしょう。これはれいわ新選組に言われなくても当然行うべきことです。日本政府のやっていることは、1億ドルを2億ドルに引き上げた程度。まだまだ足りません。しかし、「中立の立場から」というのは一体どういう意味か。私にはさっぱり分かりません。「侵略した方」にも「された方」のどちらにも立たずというのは、侵略を最も強い言葉で非難するという立場とどう折り合いをつけられるのか。

日本が行うべきウクライナ支援とロシア制裁は当然ながら日本国憲法に沿って自制的に行われるべきで、武器に類するものを送ったりすべきではなく、たとえ医療関係であっても自衛隊員を派遣するべきではありません。
制裁についても、アベ=プーチンの屈辱外交の汚点を引き継いだ中途半端な物となっており、れいわ新選組のことばを借りれば、「日本は独自の立場を貫」いて、それらを精算し今後の経済協力の枠組みをきっぱりと拒否する必要があります。政党としては当然自公政権にこのことを求めていかなければならない。れいわ新選組はこのことについては全く触れていません。

恥ずかしげもなくアベが「ウラジーミル。君と僕は、同じ未来を見ている。・・・ゴールまで、ウラジーミル、二人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」(首相官邸HP)と述べたのは、わずか3年程前の令和元年9月5日のことでしたよ。このことを忘れてはなりませんね。

れいわのツイッターを見ると、談話の下の書き込みには「ロシアは悪いと言いながら何ら戦争反対のための行動を行っていない」「この加害者と被害者の関係性が、この談話ではぼやかされています。ロシアとウクライナどちらの側にも立たず、あくまで中立の立場から」即時停戦を呼び掛け、和平交渉のテーブルを提供する、とのことですが、まず被害者であるウクライナの側に立つべきではないですか」という厳しい意見が並んでいました。それも当然でしょう。

また、都知事選に立ったこともある鳥越俊太郎氏は、ゼレンスキー大統領の国会演説について、「アメリカ議会でremember Pearl Harborなら日本の国会ではremember Hiroshima &Nagasakiでしょう!それ以外にはない!そこを外したら奴は単なるアホだ!」「私はゼレンスキーに国会演説のチャンスを与えるのには反対する!どんなに美しい言葉を使っても所詮紛争の一方当事者だ。台湾有事では台湾総統に国会でスピーチさせるのか?」などと、唖然とするようなことを口走っていました。いったい何なんですかね。

ウクライナ全土を攻撃の対象として侵略行為を行ったロシアと、それまで平和裏に過ごしていたウクライナとを同列の紛争国として扱う鳥越氏の論法は的外れだし、常軌を逸しています。結局、ウクライナの人々を支援する活動や、停戦とウクライナからの即時撤退をロシアに求める声の集中などの活動を萎縮させるだけでしかありません。

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ゼレンスキー大統領の1節を最後に掲げておきましょう。

最も大切なのは、地球上のすべての侵略者たちに、戦争を始めたり世界を破壊したりすれば大きな罰を受けることになると知らしめ、思いとどまらせることです。責任ある国々がまとまって平和を守るのは、全く論理的で正しいことです。


2月23日(水) 精神の摩滅とどうたたかうか

2022-03-23 12:15:38 | 日記

80近くまで数学を教えていた私の恩師の姿を見て、「え~こんな歳までよくやってられるな」と驚きとともに感心したことがありました。このところ、町の行革委員会の仕事で忙殺されていたため、子ども塾にも行けなくなり、数学を扱うことも全くなくなってしまい、時間ばかりが無為に過ぎて行き、頭が空っぽになったような感じがしていました。

音楽を聴いても、心に染みるということが無くなり、絵をみても芝居をみても心を動かされることが無くなるとなれば、これはもう精神の摩滅、衰退、劣化の明らかな兆候・・・というよりその渦中にあるということでしょうか。

私の青春時代を思い返してみると、あれこれ思い悩み、試行錯誤を重ね、自分でも「疾風怒濤の時代」と表していたほどの時期がありました。悩みは悩み抜くことでしか解決しないと自分で言い聞かせ、だからこそ、その中で聴いた音楽や絵画、書などの芸術は響くものがあったのです。歳を重ねて、若い頃と同様の精神状態になることは当然ありえませんが、精神の緊張感、好奇心、社会的関心などを保ち続けることは努力次第でいくらでもできることです。

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ある仕事(task)が目の前にあると、夢中でやり遂げようとする。集中力は人並み以上(だと思っている)で、何時間でもやっていられる。しかし、それが終わると何かを無くしたようで、ポッカリと穴があいたようになって虚脱感に襲われる。まだ60代までは、多くの仕事を自分に課していたために、1つが無くなっても次の問題に取り組むことができました。それが最近では無くなってしまったために、空白感をより強く感じるようになったのかもしれません。

これも、あと暫くすると暖かくなり野良仕事にも精を出さなければなると、次第に少なくなるのかもと期待しつつ、もうちょっと自律的な生活をキープすることに心がけることにします。反省。

というわけで、数日前から、入試問題を解く「作業」を開始。さすがに理系の2次試験は苦しい。


2月23日(水) プーチン大統領宛メール発送

2022-03-23 11:08:58 | 日記

午前11時、昨日の案文にちょっとだけ手を入れて、プーチン大統領宛のメールを大使館、領事館宛に送信しました。ま、即破棄されるだろうことは目に見えていますが、ブログで出したことを明らかにするだけでも意味のあることです。

妻に見せたら「長い!」と言われてしまいました。他の誰かさんが出したければ、この一部を切り取って参考にしてくれていいいのだと言い訳しました。その通りで、短くて結構。

プーチンさん、侵略行為をやめてウクライナから直ちに撤退して下さい。

あるいは、

プーチンさん、あなたが現在ウクライナでやっていることは、、国連憲章・国際法を無視し、他国の領土主権を踏みにじり、他国を武力で自分のいいなりに従わせようとする侵略行為であり、断じて許されません。ウクライナからすぐに手を引いて下さい。

あるいは、

プーチンさん、ロシア軍による砲撃でどれだけのウクライナの罪のない人々が殺され、傷つき、住む場所を失っているのでしょう。どんな理屈をつけようと、他国を暴力で支配しようとする試みは許されるはずがありません。すぐに戦争行為をやめ、軍隊をロシアに引き揚げさせて下さい。

それだけでいいのです。気持ちを伝えること、声を上げることが大事です。

私は大使館と領事館両方に出しましたが、もともと大使館は「相手国と自国の政治問題を処理」する部署ですから、こちらが本命。領事館は「事故や災害が発生したときに邦人被害者の救護や安否確認、被害者家族への連絡、帰国のサポート」などが業務です。

世界中からサーバーがパンクするほど何万、何十万、何百万のメールが殺到したら、少しは影響もあるでしょう。