道をはさんで向こう側、雨上がりの田んぼの法面には夜になると10匹ほどのホタルが飛び交っています。すぐとなりの集落で例年なら行われるはずの「ホタル祭り」も中止。そこから飛んできた何匹ものホタルがわが家の庭にも立ち寄っていってくれます。
今日は夕方に、学生の支援団体の係の若者が来てくれて、彼に先導されて松本まで昨日収穫したグリーンボールを軽トラで届けてきました。学生たちに配るのは少し先になるようなので、痛みがでないか心配ですが、無事届けてもらえることを願うだけ。支援にあたる彼らも、案内の準備やら物資の調達やらで結構体力をすり減らしているようでした。受け取ってくれた若者たちも、いずれ今度は手を差し伸べる方になってくれたら嬉しいですね。
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MNEMOさんが、私の活動を紹介しながら「身体をいたわりつつ」と励まして下さいました。
MNEMOさんのブログ「Songs of the 'World'」
つい先日には、ご自身のブログを訪問してくれる人たちの中には私のブログを見てくれている人もいるはずだと書かれていました。私自身は、彼の音楽のことも将棋のことも縁遠い人間なので、コメントを書くこともできず、もどかしく思っているのに、いつも私のブログを見ては励ましてくれているMNEMOさんには感謝しかありません。
ビートルズ、ロック、海外の音楽に関心のある方は是非MNEMOさんの曲に触れてみてくださいね。
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現在の私は、町の行財政の問題から逃れられず、畑と子ども塾以外は、ほとんどの時間をそれに費やさなければならず、相当に神経を使います。行財政については、ある意味、この10年の総決算のようなものですし、一緒に奮闘してもらえる「行財政のプロ」もいるので心強い。有意義な結果が出せるように、この2年間全力を注ぐつもりです。
計画策定や事業展開には、ビジョンだけではなく実証的かつ論理的なアプローチが必要です。同時に、役場組織(役場だけではありませんが)には、合わせて職場規律、行政に関わる人間としてのプライドといった倫理面が不可欠なのです。そして、それを維持し深める深部の力となるのが、民主主義や人権についてのしっかりした意識・感覚です。そうした感覚を培うのは、いろいろな人の書物から学ぶこともあるでしょうが、何といっても社会的な活動=多様な人々とのつながり=の場においてなのです。
ところが、最近の町の動きを見ていると、それがかなり欠けてきているのではないか。一生懸命にやっているのでしょうが、狭い枠の中だけで動き回り、外の世界から学ぶことが少なくなっているような気がしてしかたがない。行革委員会の議論を受けて、役場の内部から自らの変革を志向する動きが大きくなってくれることを、是非とも期待したい。
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町のホームページでは、これまでの第1回委員会、第2回委員会の資料などがアップされました。第1回委員会のコーナーには、この日私が提出した意見書、第2回委員会には、町の資料として、私が部会報告として説明した資料が含まれています(カラーのグラフや表を多用して「7つのポイント」を収録している)。
これは、すべての町民に方々に是非とも見ていただきたいものです。近く、私が委員会で説明した「説明文」の概要もアップされる予定です。