Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

4月25日(木) 味噌づくり

2024-04-25 21:49:56 | 日記

あたりの田んぼは、田起こしが終わって水張りが始まり、日が落ちると越冬したカエルたちの大合唱が始まりました。明かりを求めて家に侵入してくるヤツから、窓に張り付いて虫を待っているヤツまでいろいろ。油断すると外に出られなくなったカエルの干物ができあがるので、室内でカエルとの追っかけこが始まる季節です。

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昨日は1日雨が降り続き、しっかりお湿りが行き渡り、農作物には有り難い雨でした。今日は、朝方はまだ昨日の続きでしたが、昼前から青空が広がって、すっかり5月の陽気。関東から西では暑いくらいの日差しになったようでした。

今日は、バラの会をお休みにして、筑北村の農作物加工場に出向き「味噌づくり」。妻は所用で別の場所に行かなければならなかったので、知人と二人で約40~50分かけて山の中の加工場に向かいました。
8時20分頃に着くと、もう指導員の方々を含めて数人が集まって豆などの仕込みを終えており、すぐに作業開始でした。

以前、隣村で作ったときの手順とはかなり違って、蒸した豆と麹はすぐに混ぜないで、豆は豆で固まりをつくっておき、蒸したコメに麹菌をかけて明後日までおき、そこで混ぜ合わせるという手順。今日はひたすら蒸したコメを冷ましたり、豆を機械にかけて潰し、冷ましたあと団子状態にする作業。待ち時間も含めて3時間ほどかかりましたが、立ちっぱなしのときが多く、私には結構辛い作業でした。
12時ちょっと過ぎにはすべての工程が終わり、きれいに片付けて一旦終了。
明後日は妻と知人が行って最後の仕上げをすることになっています。

加工場は、餅づくりなども含めていろいろな加工食品を作ることが出来る設備を備えていて、村が委託する指導員がついて、丁寧に教えてくれます。衛生状態にはとても気をつかっていて、専用の長靴やエプロン、軍手なども用意されていて、指示通りにやっていればスムーズに作業が進みます。
味噌づくりも5月まで地元の皆さんが利用しているとのことで、農村地帯ならではの使いかってのよい作業場です。

池田町でも、加工場は作ったはずなのに、今は全く使われておらず、住民の要望も強いはずなのに、改善しようという意欲も見通しもありません。他の町村のこうした実情をしっかり調べて、健康づくりにも寄与するこうした施設を完備し、住民の意欲を引き出す努力が求められていると強く思わされました。


4月20日(土) 亡国の自民党政治におさらばを

2024-04-20 21:30:01 | 日記

灌水ホースのジョイントが壊れたので、朝、大町や安曇野のホームセンターまで出かけて部品を探したものの、どこにも無くて完全に空振り。25センチのホースは不通家庭用では使わないので、ホース自体はあっても継ぎ手は置いてないのですかね。始めからネットで注文すればよかった。2時間無駄に過ごしてしまいました。

帰ってから、わが家の近くで借りた畑に出向いて、夏野菜を植えるための耕作に専念。何年も使っていない畑なので、土が硬いのと砂利混じりなので、まず耕運機で何度も掘り起こし、砂利を除いてまた耕すという繰り返し。3時間近くも耕運機を推したり畝を作ったりしていたら身体がさすがにガタガタ。5月連休明けまで、この作業が延々と続きます。まあ、一旦この作業を行ってしまえば、後は割と作業も楽になるはずなので、ここは我慢のしどころです。

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このところ、とにかく早く自民党政治を終わらせなければいけないと思うことばかり。
ここではあえて国内政治の問題だけに絞って概観しておきたい。

能登地震の被災地の復旧予算を増やし、復旧・復興に全力を挙げなければならないのに、遅れまくり、しかもカジノ場の露払いでしかない大阪万博に業者を集中させている異常な姿。資材高騰の要因を作り出しながら、その対策には何ら手を打てない無能無策。挙げ句の果ては、能登の震災復興について財務省の「維持管理コストを念頭に置き、集約的なまちづくりを」という提言。東京新聞は「万博絡みのインフラ整備などの巨額事業を見直し、復興に予算を割くべきじゃないのか」と厳しく批判していましたが、その通りです。

国会では「食料・農業・農村基本法改定案」が衆議院で可決され参議院に送られた。改定案では、これまで目標として掲げていた食糧自給率を、単なる1つの目標として格下げし、輸入と備蓄を同等に位置づけ食料輸入頼みの政策をいっそう強化、これに合わせて食糧不足の事態に対しては、基本法で「食料の増産、流通の制限その他必要な施策を講ずる」と書き、政府が生産者などに罰則つきで増産や生産転換などを指示できる「食料供給困難事態対策法案」も提出している用意周到ぶり。有事立法の1つです。価格保障や所得補償を抜本的に充実して、農業で十分生計を立てられるようにすべきであるのに、農業離れを加速させていくばかり。自民党農政は亡国の政策です。

いまだにDV被害で離婚した親に強い不安が残る「民法改正案(共同親権法案)」が、衆議院で可決。自民党野田聖子元総務相が「造反」したと話題に。当事者からも問題点が投げかけられながら、なぜこれほど拙速に通さなければならないのか。大体「親権」という戦前を彷彿とさせる用語をそのままにしているわけだから、賛成した自民・公明・立憲民主・日本維新の会・国民民主・教育無償化を実現する会の各党のみなさんの頭の中は、子どもの権利の観点から民法を見直すという意識は極めて低いと見做さざるを得ません。

教師の働き方の抜本改善が求められる現在、中央教育審議会・特別部会が、「給特法」による給料上乗せ分を4%から10%以上に引き上げるという「素案」を示した。併せて、学級担任への手当の加算や管理職手当の改善や「教諭」と「主幹教諭」の間に中堅ポストを創設し「教諭」より高い給与にするなども盛り込まれているという。

東京新聞は20日付けで「『お金じゃない、長時間労働に歯止めを』 現場の声届かず…教員の働き方改革案は『定額働かせ放題』のまま」と題する記事を載せたが、全くその通り。教師の中に役職を増やし管理体制を強化して雑務を増やしてきたのは自民党のかねてからの教育政策。
なぜサービス残業し放題の実態が広がっているのかの原因を突き止めず、10%にすれば解決するかのような素案の考え方は根本がずれている。現場では、10%になったのだから無制限に働かざるを得ないという脅迫状態が間違いなく広がる。これでは、教師はますます魅力の乏しい職業となり、目指す若者はいなくなるのは自明の理です。

今国会には「地方自治法改正案」も提案されている。日本弁護士会の会長声明や「ローカル・イニシアティブ・ネットワーク」での反対声明にあるように、国と地方対等の関係を壊し地域主権を傷つける法案であり、「国は殿様、自治体は家来という姿に戻そうとしている」(世田谷区の保坂展人区長)のですから、ありとあらゆる分野で、自民党はとりまき「野党」とともに、国民主権を破壊し戦争国家への道を突き進もうとしている。自民党政治を1日も早く終わらせなければ、日本の未来はありません。


4月19日(金) 臨時議会 町長施政方針を聞く

2024-04-19 11:26:22 | 日記

町長選挙で新町長が誕生したのを受けて、昨日臨時議会が開かれました。
この日の内容の第1は、新町長の施政方針の説明、第2は、町議補選を受けての委員会委員などの補充的任命、第3は、2件の条例改正提案の審議・決定、第4は、先の議会での「バカ」発言の議員に対する懲罰の決定など。

やや緊張気味に登壇した矢口新町長、議会冒頭の挨拶で、「池田町も次世代に引き継ぐために、将来ビジョンを示し直接町民の皆さまからお聞きした課題に目を向けて解決に向かっていくことをここにお誓い申し上げます」と決意表明。

続いて、施政方針の説明で、「分かりやすい町政を町民に届ける」ために「公平性と透明性」を第1に考えるとし、「隠れた動機や利益を排除し、いかなるハラスメントも許さない覚悟で臨みます」と表明したことが注目されました。
その後は、<歴史と文化、感謝の気持ちを忘れずに><町の課題解決へのチャレンジ>を柱立てとして、人口減少問題への対策、産業振興策、財政運営、福祉政策などについて若干の政策的な課題を並べていました。

矢口稔新町長 4月臨時会での挨拶と施政方針(動画から文字起こし)

人口減少問題、子育て支援策については、ごく一般的な課題で終始し、保育園問題、若者の流出問題、住宅問題などについてはスルー。直ぐには具体的な対策を打ち出すことは無理だとしても、方向性くらいは述べて欲しかったですね。

農業政策では、ついこの前まで話題になっていた農業法人化の問題については一言も触れず、非農用地の利用法などにも言及しませんでした。ただ、「現場の農業者の皆さんの声を聞き、将来目指す町の農業のあり方を皆さんと一緒につくりあげる」と述べており、これを足がかりに農業施策の透明性を図る必要があります。

また、財政については「行財政改革推進委員会の答申を踏まえ、令和8年度までは財政緊急対応期間として対応」し、基金積み立ての増加、事務事業の見直しなどに直ぐに取り組むとしました。しかし、行革委員会がなぜR8までの期間設定をしたのかについては「答申を踏まえ」るとしか言っておらず、自分の言葉で、経常経費の見直しと適正化、不要不急の歳出の削減と優先重点配分などのポイントには触れてもらいたかった。

これまでの町政の中で、町長の優柔不断、県議による町政への干渉と職員へのパワハラ、町長としてのリーダーシップの欠如、職場環境の劣悪化という負のスパイラルが極限まで進んできた現状は、容易ならざる事態であり、理事者、課長クラスの十分な意思統一のもとで、徹底的に働きやすく風邪通しのよい職場を作る努力が求められている。

これは団体自治の担い手としての行政をどう公平で透明、効率的に刷新するのかという問題ですが、もう一つ、住民自治の担い手である町民との対話、意見の吸い上げを具体的にどう図るのかが問われています。

前者については、残念ながらまだどう取り組むのかの方針は定まっていない模様ですが、後者については、「今後も議会そして町民の皆さまとの対話を大切にして、みんなの未来のために行動」すると一般的に触れていただけ。
どちらについても、町民との対話・討論を通して、新しい町づくりへの努力を開始する時期に入っていると痛感します。

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なお、W議員による「バカ」発言については、懲罰委員会の詳細な報告をもとに「戒告」とする懲罰を、W議員退席のもとで全会一致で可決。ようやく決着を見ました。


4月17日(水) 花いっぱい

2024-04-17 17:05:34 | 日記

昨日池田に到着したのが、すっかり暗くなった午後8時ごろでしたから、庭の様子は見えませんでした。今朝、見てみると、赤、ピンク、黄色、白といろとりどりの花たちで色がいっぱい。例年にない彩りになりました。桃はあと2,3日で散り始めますから、お花見も今日・明日。

富山で買ってきたお土産をお共にして、花見としゃれ込みますか。


4月17日(水) 富山への小旅行

2024-04-17 16:55:17 | 日記

15日から16日にかけて富山へドライブ。冬に行く予定だったのが、白馬・小谷の雪でのびのびになっていたのでした。
目的はいろいろ。孫の一人が大学を卒業して就職したことと、もう一人の孫が大学に進学したお祝いを届けるのが1つ。もう一つは、私と妻の髪を娘にカットしてもらうこと。さらにお墓参り。そして最後は、魚の買い入れ。

桜の季節はほぼ終わりに近く、あちこちで散り始めた桜並木が見え、4月中旬というのに山々は薄緑の若葉が萌え始めており、一昔前の5月連休の頃の山々の装いでした。
かつて通勤でよく通っていた呉羽山山頂(いつもは行かない北東側)に行ってみると、桜の古木が何本もそびえ、節くれ立った幹がもはや桜とは思えず、もう100年もそこに立っているかのように見えました。
その昔、私が子どもの頃に家族で花見に出かけたところで、そのときにはすでに大きな木でしたから、それからもう数十年も経っていることになります。
北アルプスは霞んで山頂は見えませんでしたが、しばらくの間、その前に広がる富山平野を懐かしく眺めておりました。

呉羽丘陵一帯は梨の産地で、いま白い花がまっさかり。近くの広大な墓地には私の父母、弟のお墓があるので、しばし寄ってお墓参りをしてきました(4月14日は父の祥月命日でした)。こんな時期の墓参りは誰もおらず閑散としていましたから、むしろゆっくり墓まわりの掃除をして、そのあと二人で手を合わせてきました。

昨日は、午後から娘の美容院に行き、私は簡単にカット。1月1日に池田に来た際に切ってもらったとき以来でしたから実に3ヶ月半ぶり。池田ではなかなか行きつけの理容店が見つからないので、つい娘に頼ってしまいます。私は30分くらいで終わって、その後妻がカットと髪染め。高くつく散髪ですけど、娘に会う機会ですし、娘も私たちの現状を直に知る機会ですから、これからもしばしば通う予定にしています。
下は、いつも休憩する越中境のサービスエリア、芭蕉の句碑の前で(二人を別々に撮ってあとから合成)。

娘は、この5月連休は友人達と予定があって池田に来ることはできないらしいが、息子とその連れ合い、孫が3日間ほどやってくるので、しばらくぶりに賑やかになりそうです。

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今日午前中は、1年ぶりにピアノの調律。午後から、沢山買ってきた魚の処理。
つい、いろいろ買ってしまい、アジ、メバル、カマス、カレイは、焼き魚用にウロコ、内臓を取って塩を振って冷凍・冷蔵保存。ハマチは三枚に下ろして刺身用。全部処理するのに2時間ほどもかかってしまいました。あとは、食べるだけですから、数日は楽しみ。

そうそう、ホタルイカも仕入れて来たんだった。今年は富山湾岸にホタルイカが押し寄せ、バケツをもって掬いに行く人たちも多かったらしい。大漁のおかげで例年の半額くらい。ボイルと生とを両方買ってきて、今朝は酢味噌で食べました。美味かった。