goo blog サービス終了のお知らせ 

Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

5月2日(金) トランプの虚言、妄言

2025-05-02 12:33:08 | 日記

昼夜の寒暖差が20度近くもあるこの頃。暑いくらいの畑で作業をして帰ってくると、疲れがドッと出て、まだ慣れない。
夕暮れどき、あちこちの木立からウグイスの鳴き声が沢山聞こえてくる。随分上手に鳴くようになっているから、練習の成果があったのかな。

寒い日は声も小さいカエルたちが、暖かい夜は耳がおかしくなるほどの大合唱。いったい何匹のカエルたちがいるのでしょうね。想像を超えた数でしょう。
田植えが終わり、雨が多くなる季節には、オタマジャクシがカエルになって大量に水の中から上陸。わが家の庭などに押し寄せてきます。

昨日畑では、妻はニンジンの種を植え、私は散水の後ゴーヤー、ヘチマのマルチがけや、まだ整理できていない場所の草取りなど。
今日は天気が悪く午後から雨の予報なので、午前中で切り上げてきました。
延々と続く作業に見えても、5月連休明けにはトマト、キュウリ、ナス、ピーマンなどの植え付けの時期。その頃には、にわかに畑も賑やかになるのでしょう。

昨日のしんぶん赤旗一面には、日本が米軍のために支払っている費用の概算が出ていました。トランプの10日の発言がいかにウソ八百であるのかを白日のもとに晒した記事です。記事の中のグラフへのリンクはこちら

トランプ米大統領は、3月6日の記者会見で次のように述べたことは、すでに知られているとおり。

日本との間には興味深いディールが存在する。われわれは日本を守らなければならないが、日本はわれわれを守る必要がない。直接は関係しないが、日本はアメリカとの間で経済的に富を築いた。しかし、いかなる環境においても日本はわれわれを守らなくてよいのだ。いったい誰がこんなディールを結んだのか。

これに懲りず、4月10日の米ホワイトハウスの閣議後に記者団に次のように述べたと言われます。

米国は日本を守るために何千億ドルも払う。全額を米国が負担する。日本は何も支払わない。

ウソ、デタラメと分かっていて言ったとしても、分からないで言ったとしても、国の信用を完全に失わせる虚言でしょうし、この男がどれほどのレベルの低い最低の人間であるのかを内外に示しているだけ。相手にするのも愚かしい。

相手の土俵にのらず、間違いをきっぱりと指摘し、「ディール」などという罠にかからないことがベスト。いずれ、アメリカ国内での矛盾がとんでもない程度になるだろうから「柳に風」で受け流し、自分で自分の首を絞めるのを待つのがよい。

***

しんぶん赤旗の記事は、いわゆる「思いやり予算」だけではなく、地位協定にもとづく米軍の駐留経費を含め、8年間で28兆円にのぼり、何千億ドルも負担しているのは日本であることを明らかにしています。

このこと自体、アメリカに従属する日本のゆがみを示すものであり、これを正すことは政治の責任です。
しかし、残念ながらアメリカとの軍事一体化、戦争への道の根源となっている日米安保の危険性を指摘し、その廃棄を求めている政党は日本共産党だけ。立憲民主党に至っては「安保体制は・・我が国の安全保障の基軸」という態度だし、れいわ新選組も安保法制や地位協定には厳しい立場を取っていますが安保廃棄を主張しているわけではありません。それゆえ、国民の中には日米安保への幻想や期待がいまだに根強い。

それでも、どんなに道が険しかろうと、戦争への温床である安保体制そのものにメスを入れない限り、真の平和は訪れない。物心ついて以来60何年かの私の確信です。


5月1日(木) あれはコウモリ??

2025-05-01 19:40:16 | 日記

今日のたそがれ時、薄赤く染まった空を何かが飛び回っている。あの飛び方は、確かにコウモリ・・・。いや、そんなことはないだろう、20年ほど夕空を見てきたが、一度だって出会ったことはなかったんだし・・・。

ネットで調べてみると、意外や意外、松本市や安曇野市の古い家の矢切の裏に巣をつくって、住み着いているコウモリが多数いるらしい。保護対象種になっているとはいえ、騒音・悪臭・憤慨などのために害獣として駆除されることもあるとのこと。

私がまだ小さかった頃、富山市内の住宅地では、夕方になると決まって沢山のコウモリが飛び回っていた。それが普通の光景だったから、そんなものだと思って不思議でも何でもなく、生活の一部として受け入れられていた。

しかし、仙台でも、名古屋での、東京でも、夕方飛び回るコウモリを見ることはついになく、とうとう現在に至っているのだが、今日、突然目の前に現れたのだから、いささか驚いた。これがコウモリなら、どこか民家の屋根裏に巣を作っているはずだ。

コウモリで思い出すのは沖縄でのこと。今から10年ほど前に、こいつは夜中に現れて庭のシークヮーサーをバリバリ食べていた。何だろうと思い庭に出て、懐中電灯で照らしてみて、こっちがたまげた。翼を広げると1メートル近くにもなるという茶色い巨大なオリイオオコウモリというヤツだった。2,3匹はいた。

沖縄ではかつて、柑橘類のタンカンが食害にあいオオコウモリが食べたのではないかと疑われて目の敵にされたことがあったが、実はカラスが主犯だったと分かり、オオコウモリは濡れ衣を着せられただけという話を聞いたことがあった。
しかしコイツ、シークヮーサーは食べるぞ。私が証人です。

こんなデカいのは安曇野にはいないが、素早く空を飛び回る姿は普通の鳥とは違って、なかなかユニーク。何しろ哺乳類翼手目。バットマンのバットですからね。
ツバメなどといっしょに、人間とうまく共存できるといいんですけどね。


5月1日(木) 新ブログ(はてな)に移行

2025-05-01 09:17:58 | 日記

今日は第96回メーデーの日。

***

現在のgooブログの閉鎖にともない、新しい「はてなブログ」に引っ越しの作業をしておりましたが、ほぼ完了したので、5月1日からは公式のブログサイトをこちらに写すことにしました。
時をおいて訪問して下さる方もいらっしゃるので、1,2ヶ月はこれまでのブログでも同じ記事を載せていきます。
レンタルサーバー上の昔のブログでも、保存のためにアップしていく予定なので、当面は3つも同じ内容のブログが存在するという、まあ、とんでもない状態になります。
ただ、同じものをアップするだけなので、そう手間暇はかかりません。

どうぞ「お気に入り」に登録しておいてくださいませ。

新ブログ「はてなブログ」 Mooの雑記帳(New)

旧ブログ「goo blog」 Mooの雑記帳

昔のブログ 安曇野つれづれ日記 日々のこと

***

お隣の松川村では、夏の広島平和記念式典に、村の代表として中学3年生4人を職員付き添いのもとで派遣してきました。コロナで実施できなかった時期もあったようですが、今年も代表選考の時期になっている様子。

松川村に住む友人の中3の子が、この2日までに作文を提出し、それをもとに代表選考が行われるので、書いたものをみてほしいと持ってきたのでした。

自分の言葉で、自分の考えを素直に表現することが一番ですから、私の仕事は文章のつながりを直したり、誤字を修正したりするだけ。
その子の作文の能力は大したもので、私が指摘したことを的確に理解する力もあるので、なかなか素敵な文章になりました。
選考を通るかどうかは分かりませんけれど、何とか通過して、得がたい体験をしてきてほしいものだと思わずにはいられません。

こうした事業で、平和や核問題を考える機会を中学生に与え続けているお隣の村の心意気には感心します。


4月30日(水) ベトナム戦争と私の試練

2025-04-30 21:24:44 | 日記

アメリカのベトナム侵略戦争が、アメリカの敗北に終わり終結してから50年。
私が大学に進学した1964年の8月にトンキン湾事件が起こり、米軍による北ベトナムへの空爆が始まりました。
大学では、アメリカのベトナム侵略戦争反対の運動が盛り上がり、10月21日には国際反戦デーが学生、市民、労働組合などで取り組まれたのでした。

高校生の頃は、世界で何が起こっているのかを知る術もなく、狭い自分の世界に安住していたのでしたが、大学に入るや否や、世界の不条理と否応なく向き合わされ、とりわけ共産党の機関紙などを通して特派員の伝えるベトナム戦争の実相を知るにつけても、何かしなければならないと考え、抗議集会などへの学生たちの組織に時間を費やすようになっていきました。

教養課程の2年間は、いろいろな学部の学生たちとの交流も多かったので、新しい知識を吸収することで満足していましたが、学部にすすむとキャンパスも異なり付き合いも狭く限定的にならざるをえません。そこでは、身近な問題ならばともかく、遠い世界の問題を我がこととしてとらえる学生はほとんどいなかった(ように思えた)のでした。

何かすべきなのに動こうとしない学生たちを目の前にして、私は一人焦って思い通りにいかない現実に打ちひしがれていました。それは容易に周りの学生達への不信感につながり、自分自身を追いつめていくことになります。
結果として、私は大学3年生を2度やることになったのでしたが、そこで思い知らされたのは、自分の考えや価値観を他人に押しつけることの誤り。押しつけていることすら気がつかない情けなさでした。

ベトナム戦争は、その意味で私という個人と世界とのつながりを考える大きな転機を与えてくれたと同時に、試練を乗り越える長い時間を通して、他人との関わり方についても沢山のことを学ぶ確かな機会となったのでした。

戦争終結50年の節目を迎えて、若かった当時の考えや生活をつい思い出してしまいます。


4月29日(火) 霜対策に大慌て

2025-04-29 21:37:42 | 日記

桜の季節が終われば、新緑の候。畑で仕事をしていたら、周りは見違えるように緑にあふれた景色が広がっていました。もちろん北アルプスはまだ雪に覆われて空の青さとのコントラストが美しい。

昼は強烈な風が吹き、日が傾くにつれてかなり冷え込んできた。
夜食事が終わって気温の変化を調べていたら、明日の朝はどうやら1度か2度あたりまで気温が下がるらしい。霜注意報が出ていました。
そういうこともありそうだとは予想していましたが、氷が張るくらいまで下がるとは思わなかったので、暗いなか妻と二人で慌てて畑に行き、一昨日植えたばかりの里芋10本を引き抜いて持ち帰りました。カバーをかけようと思ったのですが、車のヘッドライトだけでは作業ははかどらないと考え、まだ根付いてはいないので、引っこ抜いてきたという次第。

里芋は霜に弱く、1回の霜で葉が茶色くなり枯れてしまいます。収穫前に霜が降りると途端に茶色くしおれてしまうのは何度も経験しているので、里芋の耐寒性のなさは経験済み。
芽をだしてきたジャガイモも弱いのですが、ジャガイモは霜に当たった葉は枯れてもまた出てくるので、それほど心配はありません。それでも、ブルーシートをかけて霜を防いできました。

庭には沢山の芽出しポットがあるので、霜に弱いキュウリやズッキーニ、オクラなどは玄関に避難。植えたばかりのゴーヤーにはバケツをひっくり返して覆い、それ以外は寒冷紗をかけて一応の霜よけとしました。

最後の霜注意報になってほしいところですが、あと1回はありそう。
まあ、手間暇がかかります。