Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

4月22日(木) バラ愛好会解散

2021-04-22 22:44:06 | バラの会

午前10時から池田町バラ愛好会の総会を行いました。
この総会は、昨年10月の臨時総会での決定にもとづくもので、テーマはこれまで10年間の総括と解散の決議を行うことでした。

総会には、28名中16名が出席。代表の私がまず挨拶をしたあと、これまで10年間をふり返って、次のようなまとめを提案しました。
① 「バラを育てることを通して、楽しみながら仲間をつくり、また遊休農地の活用と景観づくりに寄与する」という会の目的は基本的に達成されたこと。
② 毎週木曜日に集まって、10年間活動を継続性できたことは、自由意志であつまった町民団体の活動として特筆すべきであること。
③ 町の景観形成に寄与し、住民の憩いの場を提供できたこと。
 バラ園を通して、町内外の多くの方々が、こうしたバラのガーデンをいかに求めているか、こうした場をつくることができれば、どれほど多くの人々を招くことができるかを実感できたこと。
④ 健全財政を維持できたこと。
⑤ バラ愛好会の果たした役割は大変大きかったこと。

10年前は何しろみんな10歳若かったのですから活動力もありましたね。sかし、臨時総会からの半年を振り返っても会員はよく参加して、新しい場所への移設作業に汗を流し、立派なガーデンを作り上げました。
このあとは、会員の一人であるYさんを中心に、これまでの会のメンバー数人が新しいガーデンを運営していくことになります。他のメンバーも除草作業などに参加し援助していくことになりますから、会は解散するといってもなくなるわけではありません。

規約やよびかけを持った組織としてのバラ愛好会としてはけじめをつけたということですから、私も代表の座をようやく降りてあとはボランティアとして適宜参加していくことになります。
下は新しく造成したガーデン。


9月10日(木) バラ園の今後

2020-09-10 16:11:08 | バラの会


午前中は何とか天気も持っていたものの、午後から不安定になって降ったりやんだり。

朝9時からバラ園で定例作業。雨が予想されたので、メンバーは5人と少なかった。男性二人は農地を借りている地主の土地の除草。草刈り機で1時間半ほど草を刈っていると、昨夜の雨のために草が重く、草を刈るだけで汗びっしょり。

10月3日にはバラの会の臨時総会を開いて、これからのバラ園のあり方を審議します。すでに議案は役員会で決めて会員に渡している最中。

議案では、今年度末にバラ愛好会を解散、バラ園も閉園し、新しく組織する別の団体(現在のバラ愛好会を母体とした)にバラ園の一部を引き継ぐことを提案しています。
私も代表として10年間活動を続けてきましたが、ようやくひとつの区切りをつけることになりそうです。
総会でどのような意見が出され、どのように決まるのかまだ断定はできませんが、おおよその方向はそのようなものになるでしょう。

見晴るかす北アルプスの嶺々は絶景。東山の山裾を開いてつくったこの「秘密の花園」は、知る人ぞ知る池田町のひとつの名所になりました。しかし、この10年の歳月は、土の劣化、手入れをする会員の高齢化などで、見頃の時期を経ればとてもバラ園と言えない状態になり、なかなか苦しい運営が続きました。折しもバラ園の主要部分も宅地開発の波に洗われて、数年後には土地造成が始まるのではないかと言われています。

この10年を振り返ってみると、町民有志20数名が自力で10年間小さいながらも見応えのあるバラ園を運営してきたことは特筆すべきことだと思わないわけにはいきません。
自主的な運動のひとつの模範となりうる活動であったと思うのです。もちろん参加するメンバーの心意気のたまものです。

今後は規模は1/3ほどになり、隣接するロッジの主が中心になります。いわばロッジのオープンガーデンのような性格。
これまでの会員は、希望者は新規会員として登録、その他は抜けるか賛助会員(助っ人)として不定期に協力するかになります。
私は、新規会員にはならず、賛助会員として適宜協力する予定。主に草刈り要員です。

年度内、とくに11月ごろからは、新しいオープンガーデンの造成、バラの移植、閉鎖の準備などで大変忙しくなりそうです。


6月10日(水) バラ園 盛況

2020-06-10 21:11:45 | バラの会

快晴続きで畑には本当に雨が欲しい。明日午後からは本降りになるようなので雨が待たれます。

さて、6月5日に信濃毎日新聞ローカル紙面に掲載された バラ園に関する紹介記事が「とんでもない」忙しさを呼び込んでしまいました。それが下の記事。

今年は例年行っていたバラ祭りは中止とするものの、バラ園は通常通り運営し、リピーターにはそれなりに開放してひっそりと過ごす予定でいたのです。ところが6月4日に、信濃毎日新聞の記者が突然訪れて明日の紙面でバラ園を紹介したいと言うのでびっくり。私はすでに帰宅したあとだったので、写真は別として私には電話での取材。

そのときは、バラ祭りは中止したものの園内はいつも通り開放し、整備の要員を午前午後にわけて配置し、来たい人は来ればいいだろうという程度で軽く考えて記者の質問に答えてしまいました。それが間違いのもと。
蓋を開けてみたら電話は朝から鳴りっぱなし、ローカル紙の小さな記事が持つ力のすさまじさを実感することに。とにかく、朝からひっきりなしに客が訪れるので、慌てて案内掲示を増やしたり、近くの店に地図を置かせてもらったり、園内の要員をしっかり確保したりとバラ祭りに近い対応に追われるハメになってしまったのでした。結局私はこの一週間ほとんどバラ園で過ごすことに。

中野市にある大きなバラ園は閉鎖中。新聞を見たという人以外にも、どこかバラ園がないかとネットで調べて来たという人も結構多かった。ずっと家に閉じ込められ、外出を待ち望んでいた人にとってはこの記事はピッタリで、格好の外出先になったのでしょう。何しろ塩尻や諏訪などからはるばるやってくるのですから。しかも、年齢を問わず夫婦での来訪が圧倒的。暑い中、こんなにも多くの人が遠くからはるばるとやってくることに本当に驚かされました。みんな、どんなに外に出たかったのでしょうか。

私が心配したのは、コロナ下で密になるということより、駐車場などの混雑でトラブルが発生しないかどうかということ。バラ園は高台の風邪通しのよいところにありますから、マスクなどは無粋以外の何ものでもない。
初めのうちは、近隣の住民から場所を聞かれて迷惑だというクレームもありましたが、案内掲示を増やして対応。訪問客も多いには多かったのですが、時間分布は一様だったことが救い。ある時間帯に押し寄せるということがなかったために、何とかピークの土日をやり過ごし、梅雨入り前の今日でほぼ平常状態に戻りました。

バラ園は6月に入って一気に咲きそろい、土日には満開。適宜水遣りをしたために花や葉の色も美しく、手入れは会員が毎日丹精込めてやっているために、小さいバラ園ながら訪問者は一様に満足。見晴らしのいい高台にあり、片側は緑濃くこんもりした森に囲まれ、片側は薄緑の田園を挟んで北アルプスを一望する絶景というこのバラ園の面目躍如という一週間でした。

しかし、なのです。実際には中止となった今年のバラ祭りですが、実は昨年度の総会でこのバラ祭りを最終回にすると決めていたのです。その後どう運営するのかは今年9月の臨時総会で改めて決めることも。

そうせざるを得ない最大の理由は会員の高齢化と実働人員の減少です。
創立から10年を経て、それなりの実績・知名度を上げてはきたものの、運営には言うに言われぬ苦労がつきもの、いつまでもこのままというわけにはいきません。この種の活動は意欲はあってもわずかの会員だけで運営出来るほど甘くはない。とくにここ1,2年はその運営の限界を突きつけられてきていました。
この一週間を経て、バラ園の素晴らしさを一方で実感しつつも、決定の時期をずるずるといつまでも引きずるわけにはいかないという気持ちをいっそう固めたというのが正直なところなのです。

どんな運動にも、始めがあれば終わりがある。どう始めるかよりどう終わらせるかの方がよほど大事だし困難です。「美しバラ園は美しいままで終わるのがいい」・・これは私の美学(?)。多くの人は「惜しい」「もったいない」「どうして」と必ず言います。問題は「誰が」「どのようにして」運営するかなのですから、気持ちだけで物事が進むわけではありません。主宰者の一言がどれほど重要な意味を持つかは十分に分かっているつもり。しかし言葉を発しなければならない時期が来ているのも事実なのです。

今年9月頃に臨時総会を開いてバラ園の今後について何らかの方向を出すことに前総会で決議しているので、それまでによく話し合い、よい方向を導き出したいと考えています。


6月1日(月) バラ開花

2020-06-01 17:12:24 | バラの会

今年はバラ祭りを中止にしたものの、これまで訪問してくれた近隣の方たちや施設のお年寄りたちが来てくれるので、今日から10日頃まで何人か手分けしてバラ園の管理にあたることにしました。

来客を接待することはせず、主として園内の整備を続けることが中心ですから、気分は大変楽。とはいえ、暑い日中なので作業は汗だくです。

今日は午前中から午後にかけて古くなったチップの上に新しい木質チップを敷き詰め、さらに灌水をして、いつものバラ祭りの準備と同様の気持ちのよい園内を演出。バラたちもすっかり咲きそろって、縁取りの「花菱草」とも相まって大変華やかな園内になっています。

そのうちの一部を紹介します。園内の雰囲気が少しは伝えられるかな。


5月21日(木) バラ園の手入れ 久しぶりに大勢集まった

2020-05-21 21:21:27 | バラの会

午前中はバラ園の手入れ作業日。これまでの流れで行けば、6.7人かなと妻と話しながらバラ園に。
男性の何人かは刈払機であちこちの草刈りをしていたために、初めのうちはどれほど集まっているのかはわかりませんでしたけれど、1時間ほどたって見ると10人を超えるメンバーが集結。バラの開花が近いのと、家に閉じこもってばかりでは身体がなまってしまうので、戸外でのびのびと作業したいという気持ちの表れか。これだけ集まると、みんな元気がでてきますね。

2,3本の木でちらほら咲き始めたバラもありましたが、全体としてはまだつぼみは固い。6月に入ってから咲き始めるのではないかと思われました。
NHKのローカル番組担当者からバラ園の現況を取材したいという申し入れがあったようです。それを受けたメンバーは、「積極的な宣伝はしない」という今年の方針に従って対応したが、それでも園内の取材ができないか一度訪問するということになったと話していました。どうなることでしょうか。

バラ園に隣接する建物に住むメンバーの話では、結構な問い合わせがあるとのことで、それなりの数のリピーターがやってくることが想像できます。そこで、6月初め~中旬には毎日1、2名が園内に詰めて問題が起こらないようにしようと話し合っているところ。バラ祭りを中止したことで、いつもの年の負担感、緊張感もなく、みなさんのびのびとバラ園に通っているようです。

午後からは妻と畑に。そろそろイチゴが最盛期なので、毎日朝夕、二人で茶碗に一杯くらいずつ食べています。まだジャムにするほどは収穫できませんが・・・。イチゴというのは不思議な植物で、赤くなる前に急に大きくなるのです。だから、昨日はまだ採れないかなと思っていても今日行くともう赤くなっている。そのうち、バケツで収穫しなければならなくなりそう・・・・。

借りている畑には、4棟のキュウリハウスがあり、90を超えた老夫婦が毎日手入れをしています。
そのハウスのキュウリが今年はどうしたことかみんな「ズングリムックリ」、メタボキュウリになり、出荷できずに捨てようとしていました。もったいないので、分けてもらえないかと話をしたら、「こんなもの」といいながら、一昨日、昨日と大きな袋に入れて数十本持ってきてくれました。
聞くと「こんなことは初めてだいね、こっちのハウスは木も大きくなってようやくいつもの形になってきた」とおばあさん。木が小さいうちは長くならず、短いまま太ってしまうらしいのです。
おかげで、酢のものや煮物にして、これまた毎日食べています。今日はバラ園でみなさんに数本ずつ分けてあげましたよ。

午後の作業は、サツマイモを植える場所の開墾。いろんなものを植えたので、もはや場所がない。いや、場所はあるのだけれど、耕したところがない。
そこで、まだ未開拓の場所を使って、土を掘り起こし大量の石を除き、肥料を撒いて畝をつくる・・・この作業に3日ほど前からとりかかってようやく今日ひとつの畝を作ることができました。
しかし、これでもまだ足りない。明日もまた同じ作業を延々と続けなければなりません。
すべての作業を完了するまでにあと2,3日はかかりそう。