Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

6月30日(火) こどもじゅくの報道

2020-06-30 10:55:50 | 日記

先週土曜日に、信濃毎日新聞の記者が「こどもじゅく」を取材に来てくれました。
ようやく再開できた塾の様子を知ってもらおうと、多分チーフが連絡したのでしょう。

土曜日は、いつもとちょっと様相が違って、小学生が沢山。中高生は数えるほどでした。私は、中高生の担当なのですが、信大・松本大の学生も来てくれているので、この日の私の役目は見回り中心。

記者の質問に答えてあれこれ話をしたあと、写真撮影となったのですが、こどもじゅくでは前から生徒の顔を撮るわけにはいかない。どうしても「絵になる」場面となると全員後ろ向きというわけにもいかず、結局私が正面を向いているところを撮ってしまったのです。

私としては、何度も信毎に「出演」しているので、「私が出ているシーンだけは絶対に使わないでほしい」と頼んでおいたのに、今日見てみたら何とまたご出演。もっともマスクをして下向きなので、よほど知っている人でなければわかりませんかね。

下の記事の間違い訂正
① 毎週土曜日に→木曜日、土曜日交互に
② 退職した塾講師ら→退職した教員や塾講師、現役の学生ら


6月30日(火) ケムシ、ケムシ

2020-06-30 10:33:16 | 日記

植物と向き合っていると、当然ながら、さまざまな虫に遭遇することになります。

まず、先々週のバラの会での話し。
バラ園の隅っこで作業をしていたメンバー達が、「カメラ、カメラ、持っている?」と叫んでいる。折良く車にあったので持って行くと、「あれ」と指さしたのは、いつも恵みに預かっている大きな栗の木。花が咲き終わった木は葉が全くなくなり、白髪頭のようになっている。
これだよ、と指さしたのは巨大な毛虫。それも1匹や2匹ではない。栗の木の葉を食い終わって、ゾロゾロ行列で今度はバラめがけてやってきたのだと、過去にこの毛虫を見たことのあるメンバー。その名も「シラガダイ」というのだそう。
私は初めて見る毛虫でしたので、おっかなびっくりで、とにかく駆除。取らないと、バラが丸坊主になってしまう。
手分けして、駆除にあたりましたが、吸盤のような手足でしがみついているのでなかなか剥がれない。
あとで、ネットで調べてみると、これはクスサンという蛾の幼虫で「シラガダイジャ」「クリケムシ」ともいうのだとか。栗、コナラ、クヌギなどが好物、集団で生活し葉を暴食。後にスカシダワラという編み目状の繭をつくるのだとか。毛に毒は含まれない、いわゆる野蚕の一種なのだそうですが、見るからに怖そう。

続いて、昨日畑でお目にかかった、黒塗りのイモムシ。
せっかく大きくなり始めた里芋が何者かに食い荒らされている。よく見ると、何だか黒い大きな毛虫がいるではありませんか。これも初めて見る毛虫、ユニコーン(頭ではなく尻尾:尾角という)を持っています。よく見るとつやつやした真っ黒な皮膚に丸い斑点がいくつも並んで、意外と美しい。放っておけば、里芋が全滅するので、かわいそうだけれど駆除。
この幼虫は、やがてまるで戦闘機のような「かっこいい」形状をしたセスジスズメという蛾になります。

今朝畑にいった際に、その話をして「もういないだろうけど、よく見ておいて」と告げて、私はトマトなどの収穫をしていたら、「わ~~、いた、いた」と大声が聞こえてきた。なるほどでかいヤツがいました。いつの間に卵を産んでいくのですかねえ。(下の画像は「芋活.com」より)

今朝は午前中から雨。ひどくならないうちに今日の収穫のために畑に行ったのですが、行く度にいろんなことが起きます。

ケムシ、イモムシが苦手な人は農業には向かないでしょうね。私も好きではありませんけど、仕方なく付き合っています。いまカボチャの花の中を見ると、何匹もミツバチが蜜を集めに来ています。スイカやメロンなどもミツバチがいないと受粉できない。昆虫には害虫もいるけれど、それも理由があってそのように生活しているのであり、人間が「害虫」と呼んでいるだけです。

バッタの大量発生が報道されていますが、必ずしも地球温暖化と関係があるわけではないかもしれませんが、高気温・高降水量にともなって大発生するわけですから、地球温暖化がそれを加速している側面もあるのでは?

昆虫との共存の仕方を真剣に考えないといけないのに、農薬で駆除して、他の生命も根絶してしまうのだとすれば、やがてそれは人間に深刻な影響を及ぼすことになるのが怖い。


6月29日(月) タマネギ収穫の1日

2020-06-29 22:07:12 | 日記

今日は梅雨の晴れ間。午前中は妻と知人のタマネギ畑にいって、取り残した(というより小さくて商品にならないで放置)ものを回収する作業をしました。昨日は半分やっていて、今日は残り半分。
何しろ、大きくてもピンポン球くらいですが、数が多いので集めるとずっしりと重い。

葉を落としひげ根を切るために、回収したタマネギを軽トラに積んで畑に行ったら、今度はおとなりのタマネギ畑で、一人で知人がタマネギ集めをやっている。めちゃくちゃ広い畑で、しかも手入れが悪いために草ボウボウ。根は先日切ってあったものの、ほとんどのタマネギが草の中に埋もれている状態なので、作業は大変。
見るに見かねて、妻と午前中一杯手伝いを申し出ました(ちょっとした下心もあって・・・)。結局朝回収したタマネギはそのまま持ち帰り。

途中経過は省きますが、商品価値のないような小さいものはどれだけでも持って行っていいよということになり、午前中に続いて、午後からは私一人でいタマネギを回収することに。タマネギ漬けの一日になってしまいました。

なぜ、小さいタマネギを集めているのかというと、すべては子ども塾のため。小さいタマネギなら子ども達も持って行きやすいだろうし、まるごとスープにしても美味しいので使い勝手もいい。沢山持って行ってもらえる、そう考えたからです。
ちなみに、自分のためのタマネギは、近年になく立派に自分でつくっているので、これらはすべて他人用です。

ただ、集めるのは簡単でも、そのあとの処理の方が大変。ものすごい量なのと、みんな泥だらけなので、葉と根をとったあと一度洗って、しっかり乾燥させなければなりません。明日から雨模様なので、果たしてすべて処理が終わるのはいつのことになるのか。

農業従事者が高齢化しているので、いろんな予期せぬことが起こります。借りている畑の同じ敷地で別の高齢者(90歳以上)の夫婦がキュウリを栽培しているのですが、奥さんが怪我で入院。Eさんが一人で朝晩キュウリを集めて出荷しているのです。ところがいつも奥さんが作っていた野菜は手つかずで、ナスなどは巨大に。今日はKさん、さすがに「今年で終わりだな」とぽつり。となれば、となりでタマネギを作っている(同じ地主の土地)ところと、ハウスは誰がどのように管理するのか。

地主は私とチョロギグループあるいはバラの会に全部やってくれないかと強く迫ってくる。とんでもない困った状態になりつつあるのです。畑仕事は嫌いじゃないけれど、限度というものがある。誰かやってくれる若い人がいないだろうか。

畑では草の成長に加速度がかかっている。雨が多いので猛烈な勢いで伸びています。

*****

夜は、疲れた頭で、26日に行った池田町との予算に関する懇談会の記録のテープ起こし。昨日から二日がかりでようやく終わりました。

感想については、また改めて。


6月25日(木) 百田の珍説・妄言

2020-06-25 21:45:45 | 沖縄

6月23日は、沖縄戦終結を記念し犠牲者を慰霊する日。75回目にあたります。

この日は、正確には牛島中将が摩文仁で自決し、組織的戦闘が終わった日であって、米軍が沖縄戦終結を宣言したのは7月2日でした。

この日、DHCテレビ「虎ノ門ニュース」では、百田尚樹、北村晴男という例のメンバーが、とんでもない歴史脇曲発言を「堂々と」やっていました。もはや妄想あるいはお花畑の世界ですが、後世のために一部を紙上再録しておきましょう。(この部分の録画はこちら

百田 すっごい重要なことです。沖縄住民9万4千人亡くなっているけれど、この9万4千人の大半が日本海軍、日本陸軍が玉砕した後なんです。(他のメンバー ふ~む、ふ~む)

つまり、よく言われる「日本軍人は沖縄県民を犠牲にした」というんですが、違うんですよ。実際に死亡者の数を見てみたら、沖縄戦が終わった後に一般住民がものすごい沢山死んでいるんです。つまり、陸軍・海軍が健在で戦っていたときは、いかに沖縄県民の命を助けるために頑張ったかということなんです。だから、アメリカ軍はすごい残虐だったんです。

北村 だから、残虐でしたねえ。戦争犯罪といえば、一般住民を虐殺するという戦闘行為が・・戦闘行為と言えないんだけれど、虐殺行為が行われたことは間違いない。

日本という国と沖縄県を分断するために、イデオロギー的な手法でもって沖縄を捨て石にしたということを強調するのは間違いだと僕も思いますね。

米軍が沖縄中部に上陸を開始したのが4月1日、日本軍司令部が南部撤退を決定したのが5月22日。その後は、軍民一体となって南部になだれ込むことになりました。

Wikiは「軍民混在により戦闘に巻き込まれながら、軍や行政の保護も受けられなくなった住民の犠牲は夥しい数に上っている。沖縄戦における住民の戦没者数は下記の通りであるが、第32軍が首里から沖縄南部に撤退した6月に集中している」と書き、那覇市のホームページでは「本土防衛、国体護持の時間稼ぎのため5月22日に南部撤退が決定される。多くの住民が避難していた所にただ戦争を続けるために軍が逃げてき、壕などを強制的に徴用したため住民は砲弾のなかに追い出される事となった」と書いています。

沖縄戦で犠牲になった民間人の数と推移は下の通り。(Wiki)
3月  3,081名
4月  19,451名
5月  24,627名
6月  46,826名
7月   5,644名
8月  4,835名

問題は死者数だけではありません。彼らは、日本軍は住民を守るために戦い、アメリカ軍が残虐非道な行為を行ったと描きたかったようですが、沖縄捨て石作戦はイデオロギーでも何でもない、当時の日本軍の方針(※)であり、日本軍将校が言い始めた言葉だったのです。長野松代大本営移設予定現場を見れば、沖縄戦の意味がわかります。

百田さん、那覇市の該当で、このテレビで話したことをもう一度やってみてください。県民がどんな反応を示すでしょうかね。

※ 1944年12月 長参謀長 「結局、我々は本土決戦のための『捨て石部隊』なのだ。尽くすべきを尽くして玉砕するしかない」
1945年1月 大本営は『帝国陸海軍作戦計画大綱』を策定した。宮崎大本営参謀本部長は、「沖縄戦闘は、本土戦備のために時間を稼ぐ持久戦である。第32軍は手持ちの戦力をもって、出血持久戦を死闘することが、皇軍の使命を全うする所以」と訓示。(https://matome.naver.jp/odai/2146759366921746301

百田が、さもデータを駆使しているとばかりに声を張り上げたところで、ウソとデマのオンパレード。だが、歴史を学ばなければ安易に信じてしまう人もいないわけではないでしょう。それが問題です。

壕から追い出されたりスパイだとして肉親を銃殺されたりした沖縄県民の中には「米軍より日本軍が怖かった」という声が多く聞かれるし、強制集団死の悲劇も日本軍なくしては起こりえなかった。

百田のようなデマを聞けば、沖縄県民は怒りに身体が震える思いでしょう。こんな連中の言説は、今に始まったことではありませんが、安倍応援団のあまりの低レベルを、私たちはもっと知るべきだし、徹底した批判の声を上げ、ネットからも駆逐すべきだと私は思いますね。


6月17日(水) タマネギ ゴロゴロ

2020-06-17 22:13:03 | 日記

朝7時から2時間、チョロギの会メンバーによる除草。
昨年作付けしたハウスの中は、昨年取り残したイモが無数に芽を出し、その間に雑草が生え放題。この間の雨で生き生きとしています。放っておけば大変なことになってしまうので、昨年とは様変わりで頻繁に草取りをしなければならなくなっているのです。

いつもは8時ごろまで寝ている私としては、6時起きで7時集合というのは大変辛い。池田では夜9時に寝て朝5時には畑に出ているという人が結構多いので、見習いたいと思いつつ結局いままでの習慣で実現できず。しっかり目覚ましをかけて出かけました。

さすがに5人でやればはかどるものですね。草だらけの畑がきれいに片付いてしまいました。

      *   *   *

作業終了後はそのまま自家用の畑で昨日の続き。まずイチゴの畝を片付けるのに2時間。続いて午後からは一人でタマネギの収穫をしました。作業があとからあとから湧いてくる。暑さも加わって、今日はさすがに疲れた~~~。

タマネギは、昨年より出来がずっとよかった。粒もそろって出来損ないはほとんどなし。二畝あるのですが、今日は一畝を片付けるのがやっと。コンテナに入れると一人では持てないほど重い。新玉ですから、サラダにしても美味しいでしょうね。一押しはスライスしたトマトとタマネギに甘酢をかけただけのサラダ。

さて、一昨日、昨日は池田町町議会の一般質問をネットで聞いていました。聞きながら、何とももどかしい気持ちで鬱々。

質問に立ったある議員は、令和3年度予算に関して、現在の財政状況では厳しい対応が必要ではないかと追及していました。また、矢口議員も事務事業の大幅見直しと削減が必要だとしてその対応策を質していました。
これに対して、町側は、来年度には歳入減が予想され大変厳しい状況になるとの認識を示すとともに、早急に各課で対策をとりまとめていくと答えていました。

ある課長は、現在の財政状況に「危機感を持っている」と述べたことも議会で紹介されていましたが、私には「危機感」をもって見る段階ではもはやなく、すでに「危機的状況」だと思えます。矢口議員は、「コロナ感染での東京アラートに倣って池田町財政アラートを出す必要がある」とも迫っていましたが、そうではなく「財政緊急事態宣言」でなければならない。

このまま漫然と過ごせば令和3年度の予算編成は確実にできなくなるでしょうね。現在の予算規模では、繰り入れるべき財政調整基金はなく、新型コロナの影響で歳入減が確実。本当に大変な事態に立ち至っているのです。

まず、危機的状況であるとの認識が庁内で深く共有されているのかどうか甚だ怪しい。各課に削減策を求めても、過去の成り行きから大胆な見直しは至難の業です。だから、これをやり遂げるには、理事者の強力なリーダーシップとともに、議会、町民への丁寧な説明、町民との共同作業が絶対に必要です。

今月の26日には、「財政白書」を出した「未来を考える池田町の会」が、先に町に提出した要望書に基づいて、町と懇談を行うことが決まっています。そこでは、当然こうした問題も大きな話題の一つとなるでしょう。
私としては、今後必要となる改革の視点についていくつか提案しようと思っています。意義ある会になるように準備することにしましょう。