Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

2月28日(月) 国際的なウクライナ支援の輪でプーチンの手を縛る

2022-02-28 23:17:03 | 日記

ウクライナとロシアの停戦交渉が始まったとニュースが伝えています。一方的な侵略行為ですから、停戦もクソもないと思うのですが、侵略戦争に対する防衛戦争ですから、アメリカのベトナム侵略戦争のように、どこかで終戦の合意が行われなければならない。

プーチンの対応はまさしく侵略者の典型。「オレは核を持ってるぞ、いつでも使えるんだぞ、どうだ、まいったか」というレベル。万が一にも戦術核を使用するとすれば、それはプーチンが戦争犯罪人として哀れな末路をたどることは間違いないのに、それすら思い描けなくなっているようにさえみえる。いや、そうではなく、EU諸国にさえ核使用をチラつかせるのは、昔からの彼一流の恫喝であり、それは長大な彼の論文などにも垣間見えるという説明に「一理」があるとしても、もはや「大国」の指導者としての最低限の資質さえ欠いてしまっているわけで、やはり国際的には批判と軽蔑の対象でしかない。

「ロシアは直ちに停戦しウクライナ国内から撤兵せよ」というウクライナ主張は当然すぎるほど当然であり、それ以外に、交渉を先にすすめる前提条件はありません。
東京、名古屋、大阪といった大都市で、アメリカ、ヨーロッパ並みの大抗議集会、ウクライナ連帯の集会が提起されないのか。若者たちが声をあげるときではないのか。

田舎で身動き取れない高齢者でも、たとえば、人道支援の募金活動に応える手もあります。
ネット上では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、日本ユニセフ協会、在ウクライナ大使館などで専用の口座が設けられています。


2月28日(月) ”何とか”無事池田に帰着

2022-02-28 23:14:29 | 日記

朝9時半頃、高岡市の妹夫妻宅を出て、生地「魚の駅」へ。一昨日から比較的海も凪いでいるようなので、新鮮な魚が水揚げされているかと期待して寄ってみたのです。
大きな「ふくらぎ(ハマチ)」がまず目にとまり、次いで、これまた太いサバが。他にはカマスやタイ、ヤリイカ、アンコウなどが並んでいました。購入したのは「ふくらぎ」「サバ」「ヤリイカ」「アカガレイ」、2種類の昆布じめ、カマボコなど。

富山について、ホテルでウトウトとしながらテレビを見ていたら、「ゲンゲ」に人気が集まっているという食レコの番組をやっていました。ゲンゲは見るからにグロテスクな魚で、これまで見向きもしませんでしたが、干したものは意外に美味しいと言っていたので、あるかなと思って乾物のコーナーを見ていたら、あった!
帰ってから、ちょっと炙って食してみたら、なかなかのもの。ビールのつまみにはピッタリかもしれないねと、妻にお勧め。こんなことならもうちょっと買っておくんだった。

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天気も回復して暖かくなり、道路状態もほとんど問題なし。午後3時過ぎには池田町に着きました。その足で、JAオートパルへ。車の修理の依頼のために立ち寄ったのです。

というのも、昨日、叔母の家に行こうと車を走らせ、すぐ近くまで来て信号待ちをしていたら、真後ろからドンと追突されてしまった。相手は軽乗用車を運転していた私より多少若い男性、その横に妻。
幸い双方に怪我もなく、運転にも支障のない軽度の事故で済みましたが、私の軽トラは後のバンパーと荷台の枠がへこみ、相手の保険で修理をしてもらうという羽目になったのでした。ぶつかった車の壊れ方の方がひどかった。

前に10台ほどの車列がある信号待ちだったので、まさか後からとは思ってもおらず、突然のことでビックリしました。待ち合わせの時間まで現地で昼食を取ろうと思っていたのに、警察の事故証明をとるために、小一時間ほど拘束され、結局食べそびれてしまいました。
「衝撃映像」とまではいかなくても、いつどこでどのように事故が待っているかわかりませんね。気をつけましょう。明日あたり、修理車と入れ替わりにレンタカー(保険ではそうなっている?)が届くのかもしれません。

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富山では、先日も書いた通り、相続に必要な手続きを行うとともに、権利書や遺産関係の通帳類をすべて私のもとに集約し、さらに現地で住宅の状況を調べ、ようやく相続の準備を済ませることができました。
問題はこれからで、預貯金などを現金化するための手続き、家に残されたものを始末する仕事がやっかい。手際よくやっていかないと、いつ果てるとも知れない作業になるので、気が重い。

晩年、叔母は身体が不自由だったので、部屋の一部はゴミ屋敷状態。まず大きな家財から片付けないといけないので、いろいろ手立てを考えています。まだ比較的新しい電化製品もあるので、ほしい人もいるかもしれません。行政とも相談して最も有効な利用法を考えることにしましょう。
古い本などは、ほとんどどうしようもありませんが、実際に入手しようとすると大変高額の全集ものもある。捨てるにはしのびないので、これもネットでの鑑定に出して、有効な再利用を考えることに。
何度も富山に行けるわけではないので、片付けだけはどこかで集中的にやらないといけないのでしょう。


2月27日(日) 相続はめんどう

2022-02-27 09:42:41 | 日記

この2日間は、富山駅近くのホテルで宿泊しています。

富山についてから、司法書士との打ち合わせや不動産屋との連絡などで初日を過ごし、昨日は友人宅を訪問したり、娘、妹の家に立ち寄って一日を過ごしました。

今日は、午後から叔母の住んでいた空き家に入り、実地調査。不動産屋も来てくれるので、中を見ながら、今後の処分方法などについて打ち合わせます。

ノートパソコンを持ってきてはいたのですが、お遊びのLINUXマシンであるため、ブログへのIDなどを持ってきていなかったので、今日少し時間があったので何とかパスワードを思い出して接続、やっと一回目の投稿を終わったところ。

今回の富山訪問の目的は、先日から書いていたとおり、叔母の相続の手続きの準備作業です。ややこしいことは司法書士などの専門家に任せればよいのですが、そうはいっても、家の中の片付けやら、処理やらは自分たちでやらなければなりませんので、何かと大変です。

ようやく相続人全員(6人)との連絡がついて、手続きに入れることになっただけでも一歩前進。今年の前半は、何度も富山に来て、いろいろと処理をしなければならなくなりそうです。うんざり。

では、いまからホテルを出て、ボロ屋敷へ。


2月27日(日) ロシアによるウクライナ侵略を直ちにやめよ

2022-02-27 09:22:21 | 日記

現在、富山での3日目。今日は朝から雨模様です。

ロシアによるウクライナへの侵略行為は、どんな言葉をもってしても言い切れないほどの蛮行であり、断じて許されない。ロシアはウクライナから直ちに撤兵し、ウクライナの主権を無条件で守らなければならない。

林外相はようやく「侵略」という言葉を使ったが、バイデンがそう言ったから自分もということに過ぎない。テレビなどでは依然として「武力侵攻」だ。ウクライナ侵略戦争と明確に断定し、それをやめさせるための国際的な対ロシア制裁とウクライナ支援の行動を起こすべきときだと思う。

1960年代後半、アメリカはベトナムに介入し傀儡政権へのテコ入れだけではなく反共包囲網を形成するために北ベトナムに公然たる攻撃をはじめ、アメリカ国内でも反戦運動が巻き起こった。このベトナム侵略戦争を打ち破ったのはベトナムの人たちであり、その戦い方は当時の私達にも大きな教訓を残した。とくに、最前線基地とされた沖縄のたたかいはその後の施政権返還闘争と結びついて72年の返還に繋がった。

私自身、1966年ころ、北ベトナムへの空爆に反対する大学内での反戦運動に力を入れていた。しかし、実際には、それほど大きな運動があったわけではなく、むしろほとんどの学生の関心は別のところにあった。事実、私は「これほど重大な事態になぜ目をそむけるのか」と周りの学生に不信感をつのらせ、絶望的になり、自分自身の立ち位置にすら懐疑的になった一時期を過ごしたことを、いまさらのように思い出す。

米ソ冷戦下にあった当時の世界情勢からは大きく変わってしまったとはいえ、ロシア、中国という独裁国家(いずれも「共産党」支配下であったか、いまもあることが象徴的だ)の「帝国」とアメリカ「帝国」を筆頭とする「自由主義」という対決構造が国際的な力の構図を描き出しているように見える。

しかい、その際に、記憶にどどめておくべきことは、アメリカがベトナム侵略戦争から得たものは、自国の経済的な弱体化と国際的地位の著しい低下であって、もはや世界の「憲兵」を自認することさえできなくなったことだ。

ロシアがいかに強大な軍事力をつぎ込もうが、結局事態の推移を決定するのは、人々の揺るぎない抵抗への意志なのだ。ベトナムの人々が示したことは実にそのことでもあった。

キエフへの進軍を続けるロシアに対して、徹底抗戦しようとしているウクライナの人々のたたかいが、結局はその後の推移を決定づけるかもしれない。旧日本軍のように「玉砕」戦術しか頭にない統帥部と異なり、自国の領土内での柔軟なゲリラ戦をたたかう人々は、まさしくいまから数十年前のベトナムの人々と重なる。

当時と同じように、国際的な支援と連帯の運動こそが決定的だ。ロシアによるウクライナ侵略戦争を直ちにやめよという国際的な連帯運動を起こすこと。その声こそがロシアの手を縛る。大義のない、明白な侵略戦争の末路は哀れだ。プーチンはいずれそのことを思い知るに違いない・・・が、そのときはもう遅い。


2月23日(水) ロシアの手を縛る力はどこにあるのか

2022-02-23 23:12:55 | 日記

ロシアによるウクライナ侵攻の動きが加速している。そこで、日本の主な政党のウクライナ情勢についての主張、ニュースなどを見てみた。

自民党
2月16日の「緊迫するウクライナ情勢について連日議論 党外交部会・国防部会」というニュースで「侵攻が起こった場合の出国支援といった邦人保護体制に万全を期すよう政府に求める声が多く上がっています」とだけ述べて、ロシアの侵略的な行為については、その後何も述べていない。

公明党
2月7日の主張で、緊迫する状況をうけて「外交努力を粘り強く重ね、軍事衝突という最悪の事態だけは何としても避けるべきだ。ただ、万が一の事態にも備えておく必要がある」「日本は、ウクライナ情勢が急変した場合、在留邦人を退避させるための航空機を即座に派遣できるようにするなどの準備に万全を期すことが重要である」「突発的に事態が悪化する可能性があり、日本政府は注意深く情報の分析を進めるべきだ」と、ロシアの国際法を無視した軍事侵攻については何も書いていない。
政府・自民党との会談でも、「不測の事態に備え、邦人の安全確保など万全の対応を期してもらいたい」と訴えたと書いているに過ぎない。

立憲民主党
2月22日 小川淳也政調会長の談話
ロシアがウクライナの親露派支配地域の独立を一方的に承認、軍の派遣を指示したことは「ウクライナの主権と領土の一体性を侵害する、武力による威嚇も用いた現状変更の試みであり、国際的な原則に反するもので、強く非難する」と強い調子で批判。同時に、「アメリカ、フランスを始めとする諸国の事態の収拾、平和的解決のための外交努力を引き続き支持するとともに、日本政府がロシアに対して、制裁を含む一致した行動をとることを支持していく」と、欧米の動きを指示する立場を明らかにしている。

維新の会
2月22日付けの産経新聞記事 
 を引用し、馬場伸幸維新の会共同代表がツイッターで「この問題は単にロシアとウクライナ間の問題ではありません。明日は我が身という感覚で「備え」を議論する事が肝要です」と書いているだけ。

れいわ新選組
国会決議に反対する理由を2月7日に書いているだけ。
「とにかく大きな紛争につながらないよう、どこか特定の国を非難するのではなく、関係各国に自制を求めることだ」と主張。決議は、明らかにロシア非難決議であり、「中立の立場から自制を求めたり交渉役を担うことが出来なくなる」というのがその理由とされている。

社民党
2月7日 服部良一幹事長談話 
「米ロ両国をはじめとする関係各国・機関に対し、最後まで対話による交渉によって対立を解消するよう強く求める」ことを主張する一方で、アメリカ側もロシアの懸念に一切耳を傾けていないとして、「米・英両政府が続けているウクライナ軍への膨大な軍事支援は緊張を激化させるだけであり、中止しなければならない」と書いている。
このほかにも、耳を傾けるべき主張など6項目。

日本共産党
2月22日 志位和夫委員長声明 
2月23日 主張
この党は、相次いでロシアの暴挙を糾弾している。
志位声明は、「今回の行動は、国連加盟国の主権、独立、領土保全の尊重、武力による威嚇禁止を明記している国連憲章、国際法の基本原則に反した侵略行為そのものである。わが党は、この暴挙を断固糾弾するとともに、『独立』承認と派兵指令のすみやかな撤回を強く求める」とし、プーチン大統領は侵攻をウクライナのNATO加盟がロシアの脅威になるとしているが、「いかなる理由をもってしても国連憲章に違反する覇権主義的行動を正当化することはできない」「紛争の平和的解決を定めた国連憲章と国際法に基づき、ウクライナの主権尊重の原則に立った外交・政治的な事態打開の努力を急ぐよう、強く呼びかける」と述べている。ロシアの行為が何故に侵略的であり、それを解決する道がどこにあるのかを整然と主張しており、他党とは一線を画している。

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アメリカが、大国丸出しで他国を従属国のように扱うことは、よくわかっているが、問題は、独立国に対する武力介入、侵略行為に対してどのような態度を取るかだ。
共産党は、委員長声明を直ちに関係国、機関に届けたとしているが、他党はどうなのか。具体的にどう行動するのか、どれだけ声を広げてロシアの手を縛るのかが大事だが、日本の政府も、共産党以外の党も直接関係国にアクションを起こしたというニュースをついぞ聞いたことがない。