午後早くから松本でこどもじゅく。受験間近の生徒たちが結構集まって追い込みに集中していました。
返ってからすぐにハルちゃんを動物病院に。鼻の腫瘍のカサブタがとれて赤むけになってしまい、化膿しないように抗生剤の注射に行ったのです。腫瘍の広がりは多少緩やかになり、悪いところが剥げ落ちて肉が盛り上がってきているようには見えるのですが、鼻が詰まって息苦しそう。医者は、このまま経過を見るしかないと相変わらず注射だけをして終わり。本当に可哀想です。
今回は4,50分待ったために返る頃にはもうすっかり暗くなり、東の空にはぽっかりと赤い大きな満月が。夜9時を過ぎる頃には月に照らされて北アルプスがきれいに見えています。
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昨日の議員全員協議会の席上で町から来年度の予算案が示されたことが、今朝のローカル紙各紙で一斉に報じられました。
最も大きくとりあげたのは大糸タイムス。2面にわたって詳細に予算案の内容とその特徴を報じ、記者の並々ならぬ関心の度合いを感じました。
また、市民タイムスも1面トップで大きく予算案の内容を紹介し、今回は批判的論調もやや抑制気味で、事実を淡々と報じていました。すでに数日前には正鵠を射た総括記事を載せているので論評を加えれる必要はないとみたのでしょうか。
一方、信濃毎日新聞は、いつものように小さな記事で事実を報じたのみでした。
私も加わっている「池田町の財政再建の会」は、煮え切らない町の態度に「質問状」を提出し、財政再建策を質しました。これについて、3月1日に町長、副町長らが会のメンバーと意見交換を行うことになっており、これまでの経過を踏まえて町の考えを聞くことにしています。焦点は2つ。
1つは、経常的経費の削減が急務であり、そのためにどのような対策を今から講じるのかという問題。細々した削減ではなく、人件費や補助費などをどう削るのかを示す必要があるということです。残念ながら、全く示し得ていません。
第2は、来年度はじめに設置する「行政改革推進委員会」の構想について。町は、1年間わずか10回の審議で答申を求めるとしており、しかも、人的な構成はかなりいびつ。これでは行革の方向を審議し答申する機関にはとうていなりえません。要するに町はこの程度のことしか考えていないということ。
もし、このような程度で押してくるのなら、好きなようにやればいいと突き放すしかありません。その後の町のゆく末は推して知るべしです。