Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

11月29日(水) 机上の空論 沖縄県民の避難計画

2023-11-29 14:33:43 | 日記

昨日の信濃毎日新聞25面には、有事を念頭にした沖縄県民の「本土」への避難計画について、大きな記事が載りました。それによると、主に石垣市など離島の12万人を九州、山口県に分担して移送、その受け入れを各県に申し入れたというのです。沖縄県の試算では、12万人を航空機や船舶を使って1日当たり2万人、6日で避難完了の計画だというのですが、これは全く「平時」の試算。そもそもの想定に無理があり、近海で戦闘があったり、本土の基地が攻撃されたり、沖縄本島自体が攻撃の対象になったりする想定はない。病人、高齢者などをどう扱うのかについても決まっておらず、避難が長期化した場合のことも考えられていないのですから、計画と言えるシロモノではありません。周到にこんな計画を立てているのですよと宣伝したいのでしょうが、全くの棄民政策であり、住み慣れた土地を追われる住民はたまったものではありませんね。

そもそも、なぜ避難が必要になるのかといえば、先島諸島をハリネズミのように武装しているからで、何かあれば真っ先に攻撃されるのは長距離ミサイル基地など軍事基地になるのは常識的なこと。もっとも狙われるのは本島の米軍基地でしょう。米軍の中心は空母と航空機を主体とする空母打撃軍ですから、危なくなればさっさとグアムなどの基地に引き上げる。あとは米軍に指揮権を握られた自衛隊にお任せということは昔から分かっていることです。
それを米軍が守ってくるなどと信じ込んで(信じ込ませて)自衛隊基地を強化し続けるこの国のアメリカ盲従策の犠牲になるのは、またもや沖縄県民です。

沖縄タイムス紙にジャーナリストの金平茂紀さんが「『新しい戦前』の中、集会に変化、若者中心の市民参加型に試練も」という記事の最後で、信毎の伝説の論説主幹桐生悠々のある一文を紹介1していました。この一文は日本軍による防空大演習を批判したものですが、今回の避難計画にもピタリ当てはまるものです。

「私たちは、将来かかる実戦のあり得ないこと、従ってかかる架空的なる演習を行っても、実際には、さほど役立たないだろうことを想像するものである」

今、大浦湾だけではなく、周辺の緑豊かな土地をはげ山にしているのは誰か。本部の土砂採石上だけではなく、本島の南部で遺骨混じりの土砂を採掘し基地埋め立てに使おうとしているのは誰か。先島諸島の先祖伝来の土地を掘り削って戦争の最前線に変えているのは誰か。
おそらく、圧倒的な本土の人々にはその実態は全く知らされてもいないし、また知ることもできない。

荒唐無稽な避難計画を立てる前に、中国とは絶対に戦争状態を起こさないとの姿勢を明確にし、軍事基地などをなくすこことの方が大事でしょうに。
12月1日まで予定でニューヨーク国連本部で開かれている「核兵器禁止条約の第2回締約国会議」では、核抑止の幻想を排し、完全な核兵器禁止を実現することへの決意が相次いで示されています。
日本政府の立場は、それとは真逆の戦争を呼び込む政策に他なりません。軍拡の影で大もうけをあげているのはこの国の軍事産業。いったん道が作られれば際限のないことは、現在のアメリカやロシア、中国がよく示していることだし、戦前の日本が何よりの証左です。


総合計画の意見書(パブリックコメント)提出してきました

2023-11-28 18:43:22 | 日記

MNEMOさんから「いまMooさんが熱い」という嬉しい評価を頂きました。前から言っているように、やれることをやるだけという気持ちでやっているのですが、書いていることは結構厳しいために、ファイト満々というように見えるかもしれませんね。今日の意見書もその1つに当たるのかな。

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町はいま、「池田町の第6次総合計画(後期)案」について、町民からの意見募集(パブリック・コメント)を行っています。
総合計画は通例10年の見通しをもってどの自治体でも策定が義務づけられているもので、いわば最上位の行政計画にあたります。5年後には見直しを行って必要な修正を行うことになっており、今回の作業は第6次の後半の計画策定ということになります。

以前にも書いたことがありましたが、今回提出されたものは、明確な理事者側の指針もなく、各課から提出された原稿のパッチワークのようなものになっていて、私に言わせればおよそ計画とは言いがたいものです。

特に、現在進行中の人口の急減、少子化の激化という状況に対する危機感が全く感じられないこと、また、財政の現状への問題意識が乏しく、行財政改革推進委員会の答申をほとんど考慮していないことが最大の特徴(欠点)です。
あれこれの問題は、挙げればキリがありませんけれど、このふたつは私としては見過ごすわけにはいかない。

さらに、審議のやり方にも問題があって、回数も5,6回ていどしか予定されていないため、十分な資料の提供や協議の時間が確保されておらず、役場で作成した原案を時間をかけて議論し深め、直すところは直すという手順が全く取れていません。

というわけで、あれこれの細かい部分は一切割愛して、人口問題と財政問題に限って意見(主に修正案の形をとっている)を書きました。下に載せておきましたので、ぜひ参考にしてくださるとありがたいです。本文と資料編に分けています。

第6次総合計画(後期)についての意見(パブリックコメント)
パブリックコメント資料集


11月28日(火) ピアノのレッスン

2023-11-28 10:36:30 | 日記

一向に前進しないのがピアノのレッスン。1年3ヶ月も続いているのが奇跡的ですが、脳トレにはなっているのかも。誰にも聞かせず密かに(電子ピアノとして)続けているところがミソで、これが出来なくなったら人生お仕舞いというくらいにとらえています。

現在、1ヶ月かかってソナチネの1番(Kuhlau Op.20,No.1)を何とかクリア。つっかえつっかえで、60点(いや30点)くらいでも先生が合格の花丸をくれました。励ましのサインだったのでしょうね、きっと。先生、にっこりとして「指がちゃんと動いているじゃありませんか。すごいですよ」とおっしゃってくれて、素直に喜んだらいいんでしょうか・・・。

教本を使っての練習は、短い曲でも指使いが忙しく次から次へと曲が追っかけてきて大層くたびれたので、半年前に一応最後までやっていたリヒナーの「Forget-me-not」をもう一度最初からやり直しています。

半年前とはいえ、全部忘れてしまっているのは我ながら驚き。前はほとんど暗譜していたのに、頭が相当に壊れているのか、パソコンのように本当に全部デリートされているので最初からインストールし直しです。一ヶ月で完全に復元するべく努力中。ネットで模範演奏を見ていると、訳なく弾いているように見えるけれど、全然違う。大体私は指が短い(身体もだけど)ので、オクターブ届くのがやっと。整形で骨を継ぎ足して指を伸ばしてもらおうかしら。

この年になると、例えばベートーベンの曲とされている(実は疑わしくアントン・ディアベッリの作とも)「さらばピアノよ」のような切なくゆったりとした曲が心に染みるんですねえ。下の演奏は私の遠い目標です。子どもなら、すぐに訳なくマスターするんでしょうけど、私の場合は、10年後にこのくらい弾けたらいいですね。モーツアルトやショパンはあの世で練習の予定。それまで続くかな?


11月28日(火) 大きな虹、小さい決断

2023-11-28 09:29:08 | 日記

朝8時ごろ、何気なく西の北アルプス方面を見たら左側だけの巨大な虹。いつものように西は分厚い雨雲に覆われ、東は青空が所々見える。その隙間から光が漏れて一部分だけ虹をつくっていたのです。
雨雲が松川村から池田町に広がるにつれて虹が次第に完成。とうとう全部の輪がつながって、見上げるような巨大な虹になりました。池田町ではときどき見られる光景です。

写真を撮ろうとしても、とても一枚には収まりきらない。つなごうとするとどうしてもずれてしまいます。やむなく奥の手を使ってつなぎ合わせたのが下の写真。こうしてみると遠くに見えるようですけれど、本当に見上げなければならないほどの巨大さでしたよ。ちょっとだけ幸せな気持ちになりましたっけ。

今日はこれから整形外科に。膝の状態は依然としてよろしくない。昼立っている分にはほとんど影響はないのに、横になって寝て足を伸ばしていると、とたんに痛みが激しくなる。普通は反対だけどね、と言われるのですが、私の場合は全く逆。なぜそうなるのかが分からないのです。腰も相変わらずだし、いいことなしです。

膝については、医者とよく相談して対策を考えることにしています。どうしてもうまくなければ、前に半月板の治療をしたときのように、内視鏡で手術をすることもあり得るというので、今日はそれも含めて結論を出すことになっています。どうなることやら。


11月27日(月) 重労働の作業

2023-11-27 20:48:16 | 日記

午前中は、昨年に引き続いて国営あづみ野公園に出かけて枯葉集め。公園内に積もった枯葉は職員がブローイングマシンで何ヶ所かに積んでおき、それを軽トラにどんどん積みこんでは踏み固め・・・の結構運動量の要る作業を約1時間。

それをバラ園に運んで、今度は腐葉土をつくる枠に中に入れて、また踏み固めの重労働。バラ園の方では、運んできた我々は車から一間四方の中に下ろし、女性のみなさんが枠に入って踏み固める役目。私は暑がりなのでTシャツ一枚で奮闘しました。
これで、今期のバラ園の作業は終了し、来春の選定作業からまた再開です。
忙しくて写真を撮る暇もなしでした。

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午後からは、今度は畑に出かけ、地下水をくみ上げるポンプの水抜き。畑は今年からオーガニックの団体が半分ほど借りて作業をし始めたので、その代表者の方に水抜きの方法を伝達がてら、一緒に作業をしたのです。その団体は老若男女結構多くのメンバーがいて、今日は収穫したソバの脱穀。皆さん、足踏み機で一生懸命でした。

ポンプの水抜きのあと、私は最後に残ったハウスの中の草ボウボウを草刈り機で刈り取りました。そこは来年その団体に任せることになっているので、今年中に何とか片付けを終えなければならなかったのです。まだ草は刈り取っただけなので、日を見て燃やしてしまわないといけません。

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合間を見て、パソコンのデータのバックアップから大事なものを別のドライブにコピー。最新のものは消えてしまいましたけれど、今のところ、これからの作業にはほぼ問題はなさそうです。早期に仕事を再開出来てホッとしています。ただ、メールは最近のものはサーバーから復元できるとして、かなり前のものは消えてしまっているので、別のパソコンから探さないといけないので、手間。

いや~~、デスクトップが本当にスッキリした。OSは一新したので、しばらくは大丈夫でしょう・・・と思いつつ、パソコンのことだから安心は出来ないと思い、HDDをもう一つ増設しましたよ。都合3つのドライブにこまめにデータをバックアップすることに。あと10年くらい保存すればいいかなあ。その頃にはもう目も見えなくなりそうだし。