高速道路上での痛ましいバズ事故。亡くなられた方には心からご冥福を祈りたい。バスが中央分離帯に接触するなど、通常はあり得ないことだが、運転手の健康管理はどうなっていたのか。
15歳の少女による、理不尽な理由による殺害未遂事件。これまた、現代の子ども達の心の闇を垣間見るような事件です。被害に遭った親子の恐怖はいかばかりだっただろうかと思わずにはいられない。1日も早い恢復を願いたいものです。
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久しぶりになりました。今日は4回目のコロナ・ワクチン接種で、朝早く出かけました。それほど混んではいなかったので、約1時間ほどで終了。その後はとくに問題はないものの、しばらくはおとなしくしていようと思っています。午後からは畑に行っても構わないかな。
岸田さんも、ゴルフに出かけて、その仲間からウイルスをもらってきたのか、4回目の接種のすぐあとの発症だというから、用心に越したことはありません。
最近は、月2回の行革委員会本会議とその議事録づくり、同じく月2回の調整会議のために、何かに落ち着いて取り組むということがなかなかできず、つい問題意識も低下しがち。夕方からは畑に出かけて草取りをしてはいるものの全くはかどらず、そうこうするうちに昨夜の用に集中豪雨があったりすると、草たちはまたタップリと水分を吸収してのびのびと生育。イタチごっこもここまでくるともうウンザリです。
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次は、3日前(8月19日)に国会議員会館前で開かれた、安倍元首相国葬反対等を掲げた「8・19国会議員会館前行動」での山添拓参議院議員のスピーチです。言語明瞭、論旨明快、ものごとの本質を的確に取り出して、国民の多くが心の中で思っていることを言葉にして伝えてくれる希有な政治家の一人です。頼もしい。
自民党のみなさんは話をしてほしいと言われたら、そんなにホイホイどこでも出かけていくんでしょうか。それなら皆さん、いま一番話をしなければいけないのは、国会を開いて国民に対して説明するということじゃないでしょうか。国会を開かずに、安倍元首相の国葬は粛々と強行していく、許されるはずがありません。
ウソとごまかしを重ね、政治を私物化し、立憲主義も民主主義も壊し、戦争する国づくりを進めてきたその政治まで美化し礼賛するかのような、そして弔いの意思を事実上強制してしまうような国葬を行うことは、やっぱり許してはいけないんじゃないでしょうか。・・・皆さん、声を上げることが必要だと思います。
さて、次は、統一協会が自民党幹部とどのように深くむずび付いていたかを示す戦慄すべき記録。自民党政調会長に就任した萩生田氏が旧統一協会八王子教会でどんな話をしていたかを暴露した元信者の証言です。(TBS 報道特集)
TBS報道特集を担当している金平キャスターの毅然とした姿勢には頭が下がる。これを含む8月20日当日の報道はTVerでも見ることができます。
自民党が政権取らないと、日本がもう滅ぶ的な話は、神様の計画で自民党が担っているみたいな感じで、それは教会長的な方が言うのですけれど。(萩生田氏は)それに便乗して、あなたたちの信仰で、日本の未来がかかっているから死ぬ気でこの自民党を復活させてほしいだとか、自民党を応援してほしいと言われていた。萩生田さんはその『ご父母様』と言うのですけれど、教祖のこと。私(萩生田氏)もご父母様の願いを果たせるように頑張るから、皆さんも一緒に頑張りましょう。一緒に日本を神様の国にしましょうみたいな、そういう風に言っているから、萩生田議員が政界に必要だと(信者は)思っている。そうやって言ってくれるから。自民党を応援するっていうよりは、神様の計画を達成するためにやりますという教会員が多かった。教会員はそのためにやっていたと思います。
萩生田氏自身は否定しているが、選挙応援に携わっていた何人もの元信者の証言もあるので、どんなに否定しようが、「一緒に神様の国にしましょう」と何の苦もなく言ってのけるその心性は、信者でないのだとすれば、もはや自己の目的(選挙、政策など)のためには手段を選ばない、安倍元首相と全く同類の倫理喪失状態以外の何ものでもないといえます。もちろん手段を選ばないだけではなく、反社会的カルト集団にいいように利用され、「神の国」への広告塔にされていることへの何らの自覚もためらいもない、いわば「共生関係」にあるわけですから、どちらかを切れば血を見ずには済まない。それが、ぶら下がり会見でも「手を切る」ではなく「適切に対応する」発言となった背景でしょう。
権力との政治的距離を縮めたNHKがまともな報道姿勢を放棄してしまった以上、権力の監視の役割を務めるのは誰なのか。
毎日新聞は、岸田政権の支持率が40%を切ったことを報じていましたが、では支持政党となるとどうか。統一協会とのつながりが立憲民主党にもおよび、野党共闘に対して公党としての約束事も守れないのでは、政権の受け皿もないわけですから、結局は権力を持つ政党に国民の意識をつなぎ止め、維新や参政等などというポピュリズム政党に目を奪われる現象を生み出す。これでは、現在の日本沈没の勢いは続き、「戦争」が国民の意識そらし、軍事による利益獲得を狙った唯一の解決策として現出する時期は遠くないように思えます。