Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

3月31日(水) ちょろぎ作業開始

2021-03-31 22:37:59 | 日記

何か大事なものを忘れていると思ったら、オンラインでのZoom講習第二回目をすっぽかしてしまった。
今日は、今年に入って初めて、朝から畑にでて午後5時までセッセと耕運機を動かし、ネギを植える溝を掘り、刈払機で草刈りをしていたのです。帰って風呂に入って食事をしたあとぐったりしていたら、すべて忘れてしまったというわけ。何だか年を感じさせるような気まずい1日の終わりでした。子どもじゅくスタッフのみなさん、申し訳ありませんでした。

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昨日は、晴れているとはいえ黄砂で北アルプスも黄色くくすんで見えました。ざらざらした空気の中、今年第一回目のチョロギの会の作業です。

私と妻は一足早く出かけて昨年耕しておいたところを改めて耕耘。三々五々集まった7人のメンバーが耕耘した場所に畝をたてて、残しておいたチョロギのイモを次々と植えていく。イモはもうすでに芽を出していて、保存用のイモ以外にも、あちこちで顔をのぞかせていました。
それらをそのまま放っておけば、去年の畑も一面チョロギ畑になってしまうので、顔をのぞかせた元気のいいものを別の畑に移してのびのび生育できるようにしてやる必要があります。それがちょっと面倒。

畝をたてたところは、昨年まで近くの農家の老夫婦がキュウリを作っていたハウスで、おじいさんが交通事故で亡くなったために急遽そのハウスを利用させてもらうことになったのです。
長年肥料を入れてある場所で、一昨年空いた一棟だけで300キロ収穫できましたから、今年の冬には多分収穫量はそれよりはるかに多くなると思われます。

ハウス2棟分の作業なので2日間を予定していたのですが、人数も多いため結構早くはかどって、12時ごろにはすべて終了しました。

お小遣いに味をしめて、昨年からは自分でも耕作をするメンバーも増えて、今のところ高齢者の仕事としては順調な運営を行ってきています。
問題は、メンバーの時間の管理。誰かがきちんと毎回の出席者と労働時間をメモしておき、最後にその労働時間に応じて収入を分けなければなりません。たとえ、一時間でも30分でも不明朗なところがあれば、問題になります。集団での作業にはそうした問題はつきものですから、なかなか気をつかいます。

強い作物ですから、それほど手間はかからないとはいえ、これからこまめに草取りや水遣りをすることが必要。さて、冬にはどれだけ収穫できるのでしょうか。


3月29日(月) Zoom始め

2021-03-29 21:43:16 | 日記

夜半までの雨が上がって、今日はまるで5月の陽気。庭の水仙もかなり咲き始め、あちこちで春の息吹が感じられます。

池田で3月に桜が咲き始めるというのは、いままで経験したことがありません。去年の今日は大雪で、10センチ以上積もりましたからね。温かくなったとはいえ、まだ油断できません。

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さて、今日はこどもじゅくの子どもたちのオンライン授業のために、これまで触ったことのなかったZoomの練習日。午後7時からホストの学生のリードで、初回の練習をしました。
私はノートパソコンもタブレットもないので、大きなモニタに顔を写そうとするとカメラの位置が問題になる。やむなく折りたたみスタンドを用意してそれにカメラを取り付けて、モニタのど真ん中にカメラを据えて写すという、とんでもないやり方になってしまいました。

6人ぐらい参加しましたが、きれいに映っている人もいるし、画面が暗い人もいる。新しいMacを使っている人はカメラもいいんでしょうね、映りがなかなかよろしい。
MacBookが欲しくなってしまいました。

その後は、さらにお勉強とばかり、息子、娘に連絡して急遽家族ミーティング。久しく顔を見ていなかったので、声を聞くよりははるかによろしい。お互いの元気な顔を見ることができて、なかなか嬉しい一時を過ごすことができました。

遠くに住んでいる家族とこうして顔を見ながら話し合えるのですから、技術の進歩は大変ありがたい。学校でもやむなくこうした遠隔授業を行うことも、息子のようにほとんどテレワークに移行している場合も、少人数なら結構臨場感をもって会話できることがわかりました。

もちろん、子どもたちとの会話は直接対面で話をし、彼らの反応を見、直接対応するものに如くものはありません。あくまで補助的な臨時の手段として活用するなら、それなりの効果は期待できる。
それでも、こうして年を重ねた顔を晒すのはいやだなあ。若い子たちの間で、いやでも自分の年を感じてしまいます!


3月27日(土) こどもじゅく卒業・進学おめでとう会

2021-03-27 22:43:00 | 日記

まだ早朝は霜が降りるほど寒いものの、昼ともなれば汗ばむほどの陽気。松本ではもう桜の開花宣言があり、途中の道ばたにはすっかり満開になった桜の木もありました。

今日は、こどもじゅくの卒業と進学を祝う会。小学生が中学に進学し、高校を受験した子が全員希望の高校に入ったので、何も心配なくこの日を迎えることができました。

2年ぶりくらいに有志の方が朝から赤飯やらサラダやらを準備をしてくれて、1時間ちょっと勉強した後お祝いの会がありました。
ちょっと密になりながらも、別に騒ぐわけでもなく、進学した子たちが思い思いに一言をしゃべって、あとは静かに短時間のお食事会。

学生スタッフも交えて、小学生と中高生がいっしょになると、こんなにいたかと思うほどの人数。今日は30人ほどこどもたちがいましたね。
いままで一年以上距離をとりながら、楽しいことも何もなかったので、本当に久しぶりにみんなが一同に会しました。

小学生たちはお祝いのプレゼントを包んだり、盛り付けを手伝ったりと、かいがいしくスタッフをサポート。こうして少しずつ社会的な人間同士のつながりを体験していけるのは貴重です。
長い間顔をみせなかった高校生が来てくれるのも嬉しいかぎりでした。


3月21日(日) 打つ手がないから緊急事態宣言を解除?

2021-03-21 22:24:37 | 日記

池田町の議員のみなさんはこの連休はゆっくり過ごせたのではないでしょうか。
私は、このところ1年間の取り組みなどの総括を行っていて調べ物が多く、目と手が疲れています。
池田町の今後の財政を考える上では、どうしても政府の財政政策、自治体政策の特徴を調べておくことが必要なので、いろいろな文献にあたって歴史的な推移を見ていたのです。
あまりに膨大なので、いささか疲れ気味。
なんでこんなことをやっているのかと一方では思いながら、乗りかかった船ですからとにかく完結しないと。
下は、昨日の地方紙3紙の報道です。

新型コロナ対応の首都圏の緊急事態宣言は今日で終わり。
「もう打つ手なしだし、このままずるずると引きずって感染者がまた激増したら宣言は解除できないから、今しかないか・・・」という、いかにも「日本的」なやめ方。

ここ1週間ほどの東京繁華街の人手をみていると、ここまで来たら家にいても外に出ても変わらないかという気分が濃厚。そりゃ自粛自粛と「自助」努力のみが要求されるだけで、根本的にどうしたらこの感染症を克服できるのかという対策は何も示されないのですから、その気分はわからないわけではありません。

とはいえ、変異株の流行が本格化し、第4波が襲ってきたらどうなるのでしょうか。オリ・パラは当然中止。株価大暴落。菅内閣の末路を飾るにはいいのかもしれないけれど、被害を被るのは勤労国民、高齢者。

となれば、前の民主党政権のような場当たり的な政権ではなく、政策合意にもとづき長期的ビジョンを定めた野党連合政権を打ち立てて、国政の根本から変えるしかないでしょう。
多くの国民がそのことに気がつくのかどうか。

ただし、余りに愚劣な政治になれきってしまうと、逆に「自由から逃走」してみたくなる人も大勢出てくるのかも。この国の雰囲気では、結構その可能性が高いような気がします。


3月19日(金) 大きな収穫のあった3月議会

2021-03-19 17:42:06 | 日記

池田町3月議会が終わりました。今回はケーブルテレビでも中継していたので、パソコンモニターで観るよりはるかにきれいで、かつ臨場感もありました。

ある議員が「今回は(いつもの議会の)2回分くらいのボリュームがあり疲れた」と言っていたのも頷けます。何しろ、町が提出した予算案に対して議会始まって以来(?)ではないかという予算案の修正案を議員が提出し、圧倒的多数で可決したのですから。その意味で、画期的な議会となりました。(写真は修正案を起立採決したところ)

この修正案は、町長公約ともいえる「移住定住補助金」(一昨年にこれまでの10万円を100万円に引き上げ、来年度はそれを50万円にするとの提案)を、もとの10万円の水準に引き戻すというもの。財政危機を克服する1つの課題が補助金の削減にあるわけで、この修正で年間約2000万円くらいの引き下げになります。

また、新年度に設置する予定の町長諮問機関について、町はこれまでずっと現行の条例でいくと言っていたのですが、議会が抜本的な修正案を用意していることを知って、ほぼそれを全面的に受け入れた条例改正案を町が急遽用意して提案(当初は議会修正案を骨抜きにした案を提示した)。これは全会一致で可決成立しました。この条例成立によって、行政からも独立した機関として今後2年間審議を行うことができるようになります。議会推薦メンバー1人、公募3人が含まれますから、これから誰がそのメンバーになるのかが重要なカギになります。

今日の本会議では、上の他に、町長ら理事者の歳費削減(町長30%、副町長20%、教育長13%、任期中)、議員の歳費削減(10%)も可決。言ってみれば、新年度から心機一転出直す機会をつくった議会にもなったのです。池田町にとっては、厳しい財政状況は長く続くことになりますが、これまでのような曖昧な対応を許さず、行財政のあり方を根本から問い直す機会に出来たという意味では大きな意義をもつ議会になったのではないでしょうか。

議員のみなさま、大変お疲れ様でした!