Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

10月28日(木) 総選挙 ウソ、デマは粉砕あるのみ

2021-10-29 00:51:33 | 日記

飼いネコのハルの症状がひどくなり、目の周りにも病巣が広がりつつあります。夜、いつも一緒に寝ているのですが、今日は特に鼻の穴が塞がってきたためか息苦しいようで、妙な息をして私も寝付けず、傍らにいてこれを書いています。

動物は、痛いとか苦しいとかの意志表示は出来ず、ただひたすら耐えているだけ。それを見ているのもなかなか辛いものがあります。老衰で静かに息を引き取るのならまだしも、がん細胞が鼻から顔面にじわじわと広がっていくのは、動物病院でも手の施しようがなく、とにかく静かに見守ってやるしかありません。唯一できるのは、抗生剤を注射したり、カサブタを剥がしたときの出血を止める薬をつけることぐらい。

ただ、食欲はあるし、水も欲のみ、排泄も頻繁ですから、内臓には問題はなさそう。私が池田町に来て以来のつきあいですから、ネコとしては長生きしている方ですね。あとどれだけのいのちなのか、全くわかりませんが、最後まで面倒を見てやるのが家族のつとめと、できるだけ一緒にいる時間をとっています。

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総選挙投票日まであとわずか。マスメディアの相変わらずの議席予想がでていますが、これは体のいい投票誘導ではないかと思います。選挙が終わるまで、いい加減な予測はやるべきではない。人々がこの世相を見限って、政治不信と政党不信にとりつかれてしまえば、それは支配層の思うツボ。とりわけ若い人たちの労働条件を過酷にして、政治への関心を削ぎ、テレビではお笑いやバラエティ、クイズ番組、刑事ドラマを流しておけば庶民は喜ぶという民間放送業界の異様な姿。ウソやデマが「公党」の幹部の口から出ても、何ら問題にしないわけですから、中国の国民管理より遙かに御しやすいと、政財界のお偉さんがたはほくそ笑んでいるのではないでしょうか。

麻生「昔、北海道のコメは『やっかいどう米』と言うほどだったが、今はやたらうまいコメを作るようになった。農家のおかげか、違う。温度が上がったからだ。温暖化というと悪いことしか書いてないが、いいことがある」
農業従事者のみなさん、こんな人のいる政党を支持するするわけないですよね。国際的にも問題になりつつありますから。もう一発アウト。
Former Japanese Prime Minister Says Global Warming Has Made Rice 'Tastier'  

吉村大阪府知事「ただ単に反対はダメ。文句ばっかり言ってる政党。どことは言いませんが立憲民主党」「やらないのに文句ばかり。(感染者が)増えたら知事のせいって……誰とは言わないが枝野さん!めちゃくちゃですよ!」17日街頭演説
自分に返ってくるブーメラン演説の最たるものです。ウソとデマの典型。こんなポスターを掲げたお店がありましたよ。 

アベ晋三「日米同盟は廃止、そして自衛隊は憲法違反、これが共産党の基本的な政策だ。その共産党の力を借りて、立憲民主党が政権を握れば、日米同盟の信頼関係は失われてしまうのは間違いない」21日横浜街頭演説

おかしなことが沢山起こっている。
小室圭さんと眞子さんの結婚に反対するデモが26日に行われたという。日の丸を掲げて練り歩く動画を見て胸が悪くなりました。
理不尽なバッシングでどれほど苦しい3年間であったのか想像することもできなほどですが、それにもかかわらず、二人の愛情に絶対の信頼を置く記者会見での眞子さんのきっぱりとした対応には、本当に胸打たれるものがありました。
誤った情報をさも真実であるかのように触れ回る週刊誌などと、それをいいことにデモまでやろうとするのは、看過できないことです。
前川喜平さんが「婚姻の自由を妨害するデモ。こんなデモは表現の自由の範囲を越えている。こんなデモは、仮に法律で禁止しても憲法違反にはならないと思う」とツイッターで書いていましたが、まさしくその通り。

アベノマスクまだ冬眠していた
「会計検査院が調べたところ、2020年4月以降に全世帯へ配布された布マスク約400万枚と、福祉施設や妊婦向けの約7900万枚が保管されていた。保管にかかった費用は、昨年8月~今年3月で約6億円に上るという」
1億円でもいいからくれたら、保管してやったのに、と誰しも思ったでしょう。ところで会計検査院さん、それを調べてあとどうするんですか。こんなデタラメを放置しておくのか。責任者に払わせたらどうなんでしょうか。国民の税金ですから。あるいは自民党・公明党に投票した人が、ご褒美にすべて買い取るというのもいいかな。


10月26日(火) 裏の山手に新造成地

2021-10-26 22:26:22 | 日記

一昨日の朝は初霜。こんなに早く霜が降りるなどとは予想していなかったので、畑に行ってびっくりでした。
ナス、里芋、サツマイモの葉が黒ずんで縮こまっていましたから。これらは霜に弱く、すぐに凍傷にかかってしまいます。それに比べると、ダイコン、キャベツ、白菜、ニンジンなどはどんな霜にも平気。葉を形成する細胞にもいろいろあるのですね。

これからは霜と霧の季節。晴れた日には、もう北アルプスの2500メートル以上は真っ白で、このところの悪天候で、さらに雪が増えたように見えます。

わが家の裏側の雑木林だったところが、2ヶ月ほど前から宅地造成の工事が始まって、すでに盛り土や地ならしが相当に進んでいます。急傾斜の土地ですから、運び込む土も相当なものだし、雨の際の崖崩れの心配もないわけではないので、十分に注意して造成工事を行ってほしいもの。

隣人の情報では、4,5軒の家が建つらしい。いずれも県外からの移住者で、家が建ち始めると、環境もがらりと変わりそうです。普段はほとんど車の通らなかった南側の細い道路を、今はダンプなどがひっきりなしに通り、これから車の通行量も増えそうです。静かだった環境も、しばらくは騒々しさで、ちょっと憂鬱な日々になりそう。

下の写真は、一昨日造成地の上から撮ったもの。左手の家がわが家です。

 


10月26日(火) 行革委員会での議論続く

2021-10-26 22:11:20 | 地方自治

10月7日に第6回行財政改革推進委員会が開かれてから、22日の総務部会をへて一昨日ようやく第1次答申の原案ができあがりました。部会を構成する会長とM委員、それに私の3人で、幾度となくメールでやりとりしながら、素案をブラッシュアップ。相当に細かい表現まで気を配るのですから、想像以上に大変な作業でした。

28日午前中に第7回委員会を行い、そこで原案を審議してもらって、11月8日の第8回委員会の後、町長に手渡す予定になっています。その直後には記者会見をする予定なので、そのためのプレス用の資料作成、さらに町の広報に載せる原稿の作成と、忙しいというより神経を使う作業の連続でした。今日はようやくそれから開放されて、のんびりしていました。

内容はまだ原案段階で、委員会にも提示していないので、ここでは書けませんが、昨年度から町に働きかけていた様々な要望事項などは基本的に盛り込まれたのではないかと思います。
答申の内容もさることながら、委員会がなぜこのような答申を行ったのかを町民に知ってもらうこと、つまり答申の背景となっている町の財政状況の周知が大事です。

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第1次答申に続いて、議会や各種行政委員会(農業委員会など)のあり方の検討に入ります。
議会については、現在長野県下の町村でも、全国でもいろいろな議論が行われていて、参考にはなりますが、表面的なことだけを見ていては解決を誤ることもあり得ます。

議会改革は、議会自身の問題であると同時に、町民全体の問題です。現在は主に財政危機下での議会のあり方という点から、定数や報酬の削減というところに目が向きがちですが、一旦そのことから離れて、そもそもから考える必要があります。

この問題を考える原則とはどのようなものか。
全国町村議会議長会が設けた検討委員会が2019年に報告書を出しており、その中に次のように記しています。

① 議員定数・報酬はそれぞれの自治体で決めることになっており、とりわけ議会がそのポリシーを示す必要がある。
② 議員報酬と定数は別の論理。独自の論理で説明すべき。
③ 議会改革の論理は、行革の論理とは全く異なっている。行革は削減と効率性を優先させるが、議会改革は地域民主主義の実現である。住民自治を充実させる条件として議論すべき。
④ 議員報酬・定数を考えることは、持続的な地域民主主義の条件として、新しい議会を作り出すために必要。
⑤ 削減もしくは増加できない場合、住民による支援(議会事務局の充実、住民と議員がともに地域課題での調査研究を行う、住民による政策提言、監視の支援を制度化など)が不可欠。
⑥ 住民と考える議員報酬・定数。
⑦ 報酬・定数等の審議会委員の委嘱にあたって議会を熟知している者を要請。
⑧ 周知するための十分な時間。

この報告書では、調査のまとめとして、面白いことを書いています。

本章分析の知見の第1は、議員報酬の低さと議員定数の少なさが無投票当選につながるのであり、無投票を避けたいのなら、議員報酬と議院定数を一定の水準に保たなければならない。
第2に、検討過程での住民参加手続きの充実は「議員報酬増額」にプラスの作用を与えており、中でも人口が少ない町村で報酬増額の取り組みが行われる状況が出現している。

さて、池田町議会はどうなのか。
現在定数は12名、報酬は月額約19万円(議長、副議長除く)です。議会改革の機運が高まった数年前に、議会基本条例を制定、2元代表制の重要性を確認するとともに、住民自治の発展のために議会が重要であることを前文でうたっています。

だが、実際には、「政策提言」の機能は弱く、条例の各所で強調している「議員間の自由な討議」が極めて不十分。そのためもあって、「付属機関の設置」も行われず、「町民と議会の意見交換」も形式的に年1回行っているだけというお粗末さ。議会便りは年4回出してはいるけれど、議会独自のホームページもまだまだ形式的な活動報告のみです。例えば、9月22日に政策提言書を出したとは書いてあるが、どのようなものかはリンクされていない。活動内容が具体的にわかるようにしていく努力が必要ではないかと思われます。
これはむしろ議会事務局の力量の問題かもしれません。それとともに、議員自身が、町民との結びつきの様々な機会に目配りし、情報を発信していくことが何よりも重要ではないかと思われます。

過去2回、定数一杯の立候補で無投票が続き、あと2年後に果たしてどうなるのか、おそらく重大な曲がり角にあるか、もうすでに回ってしまっているのか、議会改革の議論をいま活発に行わなければ、池田町の住民自治の火はほとんど消えてしまうように思えてなりません。


10月18日(月) いよいよ総選挙

2021-10-18 22:25:18 | 日記

いよいよ明日は衆議院選挙の公示日。長野県はすべての選挙区で野党統一候補の擁立が実現、日本の政治を変える力は長野からの意気込みで、市民と野党の共同の取り組みが進んでいます。
昨日は、池田町でも恒例のスタンディンがありましたが、そこに下条みつ統一候補が飛び入り参加。銀行員としてアメリカ在住時代、候補者になるために日本に戻っていなかったら9.11で犠牲になっていたかもしれないと思い出話をしつつ、戦争とは人を殺すことであり絶対に許してはならないと、いつになく力を込めた話をしていました。

政権政党の自民党・公明党、このところ、野党共闘によほど神経をとがらせているのか、焦っているのか、幹部がとんでもないことを言い始めています。

まず「この選挙は体制選択選挙だ」とデマを飛ばす甘利幹事長。10月14日に記者会見でつぎのように述べたそうですね。

「われわれの自由民主主義の思想で運営される政権と、共産主義が初めて入ってくる政権とどちらを選ぶのかという政権選択だ」「勝った方は首相をとる。(立民が中心の政権には)日本史上、初めて共産主義の思想が入ってくる」

12日にはすでに、八木秀次氏がiZaで「次の衆院選は『自由民主主義か、共産主義か』の体制選択選挙」と述べており、支配層の共通の攻め口になっているようです。この八木氏、相変わらず例の暴力革命の方針に変更はないなどとする公安情報の垂れ流しにも余念がない。

さらにその前の8日には河野太郎氏が同様のデマを口走っている。

「共産党(の手法)は、一歩でも靴をドアの中に入れたら、こじ開けてその家を乗っ取る。それが世界中の共産主義国家のやり口、スタートだ」「日本が共産主義に染まってしまうのかどうかが問われる選挙だ」(13日毎日新聞web

これらはすべて組織的です。おそらく、選挙戦が激しくなるにつれて、このタイプの攻撃も形を変えて無差別にはびこってくるのでしょう。全国規模の商業メディアで、これにきっちり対抗できるものは残念ながら皆無。これまた垂れ流しですから、大手の新聞はもうどこも絶望的な状況です。

体制側が危うくなるときは、必ずといっていいほど「反共攻撃」が前面にでてくる。言い古された言葉だが、「反共攻撃は戦争の前夜」。これは歴史の教訓です。有権者にとって、いかに怖いことかという印象を与え、投票行為を操作しようという常套手段で、今回も形を変えた巧妙なアカ攻撃です。

今日の共産党の前進は、こうした攻撃と不断にたたかい、打ち破ってきた歴史でもありますから、彼らがそうしたデマを飛ばせば飛ばすほど、自らの墓穴を掘るという構図が形成されてきています。どんな攻撃にも対応できる力をさらにつける必要がありますね。

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これに対して、心ある無党派層の人々から、この攻撃の本質を見抜いた適切な反撃が相次いでいます。最も多いのは、「自分の姿を見てからモノをいえ」というもの。説得力あります。
「自由民主主義か~」というが、これほど労働者の労働形態と低賃金と格差を広げ、さらに政治の表舞台では公文書の改ざん、ねつ造、隠蔽、虚偽答弁、税金の不正使用、企業との癒着などありとあらゆる反民主主義の行為を働いてきたのはオタクたちでしょう。普通そのうちの1つでも指摘されれば、まともな人なら顔が赤くなるものですが、何しろ先輩の安倍さん、「空気を吐くようにウソをいう」のですから、まともな対応では打ち破ることはできません。事実で、ていねいにウソとデマを粉砕することです。

日本共産党の清廉潔白は証明済みです。私がこの党を支持する理由の1つに、政党助成金を始めから拒否し、受け取っていないことだと、かねてから公言してきました。こんな党がこの国にあるということは奇跡のようなものではありませんか。

次はいくつかの反撃のコメント。

自民党の幹事長は、民主主義の対義語が共産主義だと思っているようです。小学生から勉強をやり直してください。Dr.ナイフ

甘利という人物が「民主主義」を語れる資格ある人物なのか。憲法第41条「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」甘利氏が自分の大臣室での贈収賄疑惑について国会で説明したか。病気と言って逃げたじゃないか。その人物が民主主義という。噴飯ものでしょう。孫崎享

与党が切れるカードは一つだけで、それは「野党に政権担当能力があるのか?」だけです。そのためには「悪夢の民主党政権」という定型句ではインパクトが足りないので、新しいフレーズが出てきます。それは「野党が政権をとったら日本は共産化する」です。なんと「日本列島を一匹の妖怪が徘徊している。共産主義という妖怪が」という幟が自民党の宣伝カーに林立するのであります。泉下のマルクスもびっくりして目を覚ますことでしょう。ということがほんとうに起きるかも知れません。内田樹

甘利さんの言動は、レベルがレベルですから、おそらくこれからいろんな形で物議をかもすのでしょうね。そんな予感。
NHKの討論会で「消費税の使途は社会保障に限定されている」・・・んなわけないでしょ。一般財源に組み込まれているのですから。
さらに、「ここにある世界を席巻しているスマホも、3Dプリンターも量子コンピュータも全部、日本の発明です」・・・??(こっちを参考に


10月18日(月) 北アルプス初冠雪

2021-10-18 22:22:38 | 日記

急に寒くなり、今朝は10度を下回るほど。外に出てみると、北アルプスは燕から北側の山頂が白くなり、白馬山系の山々は中腹まで真っ白。まだ紅葉が麓まで降りてきていないうちに山頂は冬の装いです。

幸い昼は気温が上がり、よいお天気になったので、午前中は役場に出かけ、その帰りに種苗店に寄ってスナックエンドウのタネを買ってきました。午後からは、暫く畑に出て片付けをしたり、里芋やゴボウを掘ったり、ようやくしっかり巻いてきたレタスを収穫。

家に着いてから、里芋とゴボウをメインにして芋煮。豚肉をはじめ、周りにあったトウガン、カボチャなどをいろいろ入れたら、実に美味しい芋煮になりました。これからの季節、美味しい里芋は食卓に欠かせない貴重な食材です。

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わが家の周りでは、コスモスなどは終わりましたが、今ひときわ鮮やかなのがケイトウ。あちこちに真っ赤な花を咲かせています。