Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

5月28日(木) 「新しい政治」のとき

2020-05-28 22:20:58 | 日記

午前中はバラの会の作業。ようやくバラたちが咲き始めました。ただ、持って行ったデジカメがバッテリー切れで何も撮影できず。明日またでかけて、いくつかの花をカメラに収めてくることにします。
カラッとした上天気で、北アルプスにはまだ雪が残り、気持ちのいい風が吹き抜けていきます。最高の季節です。

午後からは畑へ。これから雨が期待できないので、サツマイモの畝にとりあえず仮設のマルチをかけました。明日この片側を外してしっかりと灌水し、それからイモの苗を植えます。サツマイモの苗はとにかく水分と温度。それさえ守れば比較的はやく根づきます。

スイカやメロン、ミニトマトなどの苗がまだたくさんあるので、適当にあちこちに植えてどうなるか試すことに。8月にはスイカやメロンがゴロゴロとなってくれると嬉しいのですが、果たして結果や如何に。

夕方例によって小学生の子ども達がワイワイ言いながら帰ってきました。驚いたことに、みんな口々に大きな声で「こんにちは」と言ってくれるではないですか。この数日で大変な変わりよう。イチゴ効果ですね。
通り過ぎたあと戻ってきて「昨日はイチゴ有難うございました!」と頭を下げていく子も。「ヘンなおじさん」から一転「親切なおじさん」に変貌した気分。イチゴ一会の気持ちでこれからも接することにしましょう。

            *   *   *

ハルちゃん、比較的元気になりました。割と外で過ごすことが多くなって嬉しい反面、家の中にいるときは相変わらず私にベタベタしています。膝の上がいいようで、長くなって寝そべり、リラックスしています。

この子(実はおじいさん)は、小さい頃からほとんど身体の大きさが変わらず、鳴き声もかわいくて子どもっぽい。最近は朝5時ごろ必ず私を起こして外に出たり軽く食事をしたりして、また寝る。本当に勝手ですね。

下は午後のハルちゃん。遠くからは目立ちませんが、よく見ると鼻の頭が欠けています。男前が台無しです。(下は2005年6月の写真。前の借家にやってきてまもない頃の一枚です)

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「息を吐くように嘘をつく」という言い回しが昨今流行ですが、安倍政権の閣僚たちのウソは度を超しています。ウソを言いつくろう言動がまた酷い。

安倍の口にしたことをひっくり返す訳にはいかないから、次々とウソで塗り固めていくことになるのでしょうが、政権党の中からそれを批判する声がほとんど上がらず、忖度・追認していくだけになっているのは本当に見苦しい。
なぜ、こんなことが白昼平然と行われていて政権が倒れないのか。それには、マスメディアの骨抜きが第一にあるのでしょうね。メディアの幹部が安倍と食卓を囲み、記者クラブが官邸の広報官をつとめ、批判的なキャスターなどを次々と降板させてきた結果がこれ。

閣僚や自民党幹部のみなさんの頭の中は、何が正しく倫理的にまともかなどということはどうでもよく、いかに政権の維持を図りダメージを少なくするか、誰も責任を取らなくてもよい流れをつくるか、それだけが判断基準なのでしょう。せっかく得た地位と利権を手放すくらいなら、ちょっとやそっとのウソぐらい「ウソも方便」でやり過ごせばいい。今は騒いでいる国民も、時間が経てば生活のことの方が大事だから必ず忘れる・・・。

しかし、そのうち思いも寄らない破綻が訪れる。しかし、責任は誰も取らないですむシステムになっているので、場合によってはどうでもいい一人に全部責任を負わせて、あとは知らんふり。苦しみの中であえぎもがくのは底辺にいる庶民です。

だから、庶民の側としては、それに慣らされはならないし、諦めさせられてもならない。政治ってこんなものだという「気分」の蔓延に引きずられてはならないのです。抗い続け、新しい生活ではなく安倍にかわる「新しい政治」こそを求めなければならない。まさしくそのときではないのでしょうか。


5月27日(水) ハルちゃんの病状

2020-05-27 22:00:55 | 日記

前回の診察の結果が先日わかりました。やはり鼻の先端部分の腫瘍は「扁平上皮ガン」だということでした。救いは「~の疑いが濃厚」という条件付きで、0.1%くらいは症状が安定する可能性があるらしいということ。

今日その結果を確認することと、前回の注射の効果が切れるのであらためて抗生剤の注射をするために病院に出かけたのでした。

まず上皮ガンであることは間違いがないこと、しかも固まり状の腫瘍になるのではなく周りの組織を溶かしていくやっかいなガンであること、手術で治すことは無理で、もし放射線などの治療を望む場合は大きな病院で行うこともできるが効果はさして期待できないこと・・・などの説明がありました。

前回から2週間で抗生剤が効いたのか傷口の半分ほどは割ときれいになっており、かさぶたを剥がして止血剤をつけたあとも前から見るととてもきれいにみえました。また比較的食欲もあって、体重が4キロから4.2キロに増えていましたから、このまま症状が落ち着いてくれたらいいのにと妻と話しながら帰途につきました。

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午後からは私だけ畑へ。昨日サツマイモの苗が届いたので、畝に水を撒きにでかけたのです。昨日は夕方からかなり荒れ模様で夜のうちに少しは雨が降ったように見えたのですが、畑に行ってみると湿り気はゼロ。サツマイモの畝のついでに他の作物にもたっぷり水をかけて帰りました。

畑に着いて水まきをしていたら、一昨日の子ども達がまた農道を歩いてくる。遠くにいたので様子をみていたら、どうも行ったり来たりしている様子。イチゴが気になるようでした。

昨日あまり収穫しなかったので今日は大量のイチゴが実って、子ども達に配るには十分な量。さっそく食べ始める子もいましたよ。あとから来た子も含めて7、8人いましたが、みんな両手に山盛り持って帰って行きました。

イチゴはピークを過ぎて、あと収穫できる時期はわずか。大きな粒は朝晩食後のデザートにして、くずイチゴはすべてジャムに。期間は短いものの採りたての新鮮イチゴを毎日食べられるのは何とも贅沢ですね。もっとも、長い長い手入れをしたご褒美ですけど。

次は鈴なりのスナップエンドウと大きく成長しはじめたポップコーンの苗。

おまけで、わが家の庭や近くの農家の庭先に咲いていた花たち。

 

 


5月25日(月) 私よりヘンなおじさんがいた

2020-05-25 21:22:29 | 日記

イチゴが最盛期。昨日は多少少なめに採ったこともあり、今日は見るからにおいしそうな大粒の実がたくさん実っていました。
夕方作業をしていると、脇の農道が小学校の通学路なので、学校(学童保育)帰りの子ども達がよく通ります。今日も4,5人のグループでこちらにやってくる。「こんにちは」と声をかけると大抵は「こんにちは」と返事が返ってくるので、今日は「お~い、イチゴ持っていかないかい」と更に声がけをしてみました。

男の子が多い初めのグループは、何を言うのかという顔をしていたので、「ほらあそこに沢山イチゴがなっているだろう、あげるよ」と言ってみた。グループのリーダーらしい男の子が、ヘンなおじさんから声かけされたと思ったか、みんなのことを考えたか、「いらない」とつれない返事。それにつられてか、周りの子も「お母さんに聞かないと」「イチゴはすきじゃない」と、ぜんぜん乗り気ではなかった。
本当は食べたいんじゃないかな・・・と内心思いつつも、ま、知らないおじさん(おじいさん)からものをもらうなんてないんだろうと、諦めることにしました。

ついで、今度はまた4,5人の女の子のグループ。先頭を歩いてくる子に声を掛けると、沢山実っているイチゴに興味が引かれたのか、畑を見て「美味しそう!」。やっぱり、そうでなくっちゃ。
大きい実を沢山とって両手に一杯持たせました。聞くと後ろから妹や友達が歩いてくるという。三々五々やってくる子ども達も、先頭の子が一杯イチゴを抱えているのをみて、みんな嬉しそうに受け取ってくれました。

私が池田町に来た頃は、どの子も向こうから「こんにちは」と声を掛けてきたものでしたが、最近はほとんどなくなりました。ヘンなおじさんが多くなっているからなのか、学校で教師たちの登下校時の指導は並大抵ではないのでしょうね。
一方では、「地域のみなさんには見守りをよろしくお願いします」とわざわざ子どもたちが下校時に放送しているのを毎日聞かされているわけで、何か子ども達にしてやりたいという気持ちも大きいのですよ。イチゴプレゼントは見守りからは外れているのでしょうか。

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池田町では考えられないことですが、学校へつけてくるマスクはアベノマスク限定と指定したところが現れたというツイッターの書き込みを見て仰天。忘れた生徒は「個別指導」を受けるのだそうですよ。

国民民主の原口議員のツイッターによれば、埼玉県の複数の学校でこの事実が確認されているとのことで、埼玉県教委から入手したという文書が貼り付けられていました。文科省もこの事実を認めているのだそうです。

前川喜平さんは、この学校を批判した人がバッシングを受けているという情報を伝えた後、「アベノマスク着用義務づけは、学校にファシズムが及んで来ていることの証左である。笑い事では済まされない」と憤りを隠さない。
山口二郎さんも「一部の学校の管理職が正気を失っているのではないかと危惧する」と痛烈に批判。
安倍政権も完全に壊れているけれど、一部の上を向いて歩いている学校関係者の壊れ方もひどい。

今日夕方の毎日新聞によれば、これは埼玉県深谷市の市立中学校が生徒に配ったプリントとのこと。国会でも取り上げられたことから、市教委は「着用はどんなマスクでも構わない。誤解を招く表現だった」と説明し、学校側は「保護者にメールで謝罪した」といいます。

教委は「誤解を招く表現だった」といいますが、書いてあるのを読めば誤解のしようがありません。
5月27日の欄に「アベノマスク着用(別のマスク着用生徒については携帯しているか)の確認」とあり、「個別指導」欄には「アベノマスク(着用もしくは持参)を忘れた生徒は少人数教室に残る」とあります。毎日新聞で書かれたような意味に取ることはできません。
さらに、この事実をツイートした保護者のアカウントが凍結されたということも奇っ怪ですね。
この学校や教委がどのように弁明しようが、ファシズムへの道を掃き清めている事実は消しようがありません。


5月24日(日) カブトムシの幼虫ゴロゴロ

2020-05-24 20:55:37 | 日記

10数年畑仕事をしてきて、こんなに働いた年はないんじゃないかな。会議や集会などが一切ないので、いきおいすべての時間が畑仕事に費やされるはめに。

ここ数日は、サツマイモを植えるための畝づくりにかかりきりになっていました。先日も書いたように、もはやイモを植える場所がなくなったので、新しい場所で、まず畝幅1メートル近く長さ15メートルくらいの穴を掘り石を除き、次に、肥料を投入しよくかき混ぜて元に戻す。2畝を作るのに5日ほどかかり、今日ようやく完成したという次第。朝から夕方までせっせと作業に励んで、家に戻るともう他には何もしたくないほど。

やっていて、つくづく思うのは、畑仕事というのは一種の依存的中毒症状をもたらしますね。隣でキュウリハウスを営んでいる老夫婦の言い草ではないけれど、「何かやっていないと身体がもたない」。畑が呼んでいるとでもいうべきなのでしょうかね。明日これだけやらないと作業が遅れる、この収穫をしないと次にすすめない・・・次々と課題が生まれ、新しい挑戦が始まるのです。

そして、畑仕事というのは、今日やった作業が明日結果を生むわけではありません。早くても2.3ヶ月後、遅い場合は年を越して1年がかりですから、辛抱が必要だし、その間の手入れが必要だし、場合によってはその結果が失敗ということもある。土や水や太陽と対話しながら、ゆっくりゆっくり、時間をかけて人間にとって大切な生きる糧をつくりあげていく。

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思いがけない副産物もあるのですよ。

バラ園で昨年購入したチップが余ったので一年間積み上げておいたところ、すでにほとんど堆肥化してしまいました。バラの会のメンバーの了解を得て、畑にまこうとチップを掘り始めたら、出てくるわ・・・大量の「カブトムシ」の幼虫。すっかり腐葉土のようになったチップをエサに、コロコロと大きく育っていました。手に取るとずしりと重い。

今日は、妻と二人でチップをすべて軽トラに積んで運んだのですが、作業が終わるまでに200匹近い幼虫がでてきました。そのまま捨てたのではあまりにかわいそう。そこで、野菜などを運ぶコンテナ2箱にチップごと入れて、羽化させようと考えました。

それにしても幼虫密度が余りに高いので、まだまだコンテナがいります。一匹ずつの安定した蛹室をしっかりつくれるようにするには、さらに密度を減らす必要がある。明日、コンテナを用意してあと一ヶ月後くらいには成虫のカブトムシになるように手入れをしてやることにしましょう。

牛糞堆肥をつくったときには、2年ほど寝かせた堆肥の中にも大量のカブトムシの幼虫がいました。普段はまず見かけないカブトムシが、あたりに結構生息しているのですね。驚きです。

羽化したら、こどもじゅくに持って行って小中学生に飼育させることにしましょうね。喜ぶかな。


5月21日(木) バラ園の手入れ 久しぶりに大勢集まった

2020-05-21 21:21:27 | バラの会

午前中はバラ園の手入れ作業日。これまでの流れで行けば、6.7人かなと妻と話しながらバラ園に。
男性の何人かは刈払機であちこちの草刈りをしていたために、初めのうちはどれほど集まっているのかはわかりませんでしたけれど、1時間ほどたって見ると10人を超えるメンバーが集結。バラの開花が近いのと、家に閉じこもってばかりでは身体がなまってしまうので、戸外でのびのびと作業したいという気持ちの表れか。これだけ集まると、みんな元気がでてきますね。

2,3本の木でちらほら咲き始めたバラもありましたが、全体としてはまだつぼみは固い。6月に入ってから咲き始めるのではないかと思われました。
NHKのローカル番組担当者からバラ園の現況を取材したいという申し入れがあったようです。それを受けたメンバーは、「積極的な宣伝はしない」という今年の方針に従って対応したが、それでも園内の取材ができないか一度訪問するということになったと話していました。どうなることでしょうか。

バラ園に隣接する建物に住むメンバーの話では、結構な問い合わせがあるとのことで、それなりの数のリピーターがやってくることが想像できます。そこで、6月初め~中旬には毎日1、2名が園内に詰めて問題が起こらないようにしようと話し合っているところ。バラ祭りを中止したことで、いつもの年の負担感、緊張感もなく、みなさんのびのびとバラ園に通っているようです。

午後からは妻と畑に。そろそろイチゴが最盛期なので、毎日朝夕、二人で茶碗に一杯くらいずつ食べています。まだジャムにするほどは収穫できませんが・・・。イチゴというのは不思議な植物で、赤くなる前に急に大きくなるのです。だから、昨日はまだ採れないかなと思っていても今日行くともう赤くなっている。そのうち、バケツで収穫しなければならなくなりそう・・・・。

借りている畑には、4棟のキュウリハウスがあり、90を超えた老夫婦が毎日手入れをしています。
そのハウスのキュウリが今年はどうしたことかみんな「ズングリムックリ」、メタボキュウリになり、出荷できずに捨てようとしていました。もったいないので、分けてもらえないかと話をしたら、「こんなもの」といいながら、一昨日、昨日と大きな袋に入れて数十本持ってきてくれました。
聞くと「こんなことは初めてだいね、こっちのハウスは木も大きくなってようやくいつもの形になってきた」とおばあさん。木が小さいうちは長くならず、短いまま太ってしまうらしいのです。
おかげで、酢のものや煮物にして、これまた毎日食べています。今日はバラ園でみなさんに数本ずつ分けてあげましたよ。

午後の作業は、サツマイモを植える場所の開墾。いろんなものを植えたので、もはや場所がない。いや、場所はあるのだけれど、耕したところがない。
そこで、まだ未開拓の場所を使って、土を掘り起こし大量の石を除き、肥料を撒いて畝をつくる・・・この作業に3日ほど前からとりかかってようやく今日ひとつの畝を作ることができました。
しかし、これでもまだ足りない。明日もまた同じ作業を延々と続けなければなりません。
すべての作業を完了するまでにあと2,3日はかかりそう。