予告編だけではわからない格段に深いこの面白さ!
といっても私もまだ本編は観ていないのですが、関西では8月3日より「元町映画館」で上映されるようですので、
吉行和子さんの大ファン!の私、必ず観に行こうと思っています。
異界でふたたび出会う もうひとつのラブストーリー
『 雪子さんの足音 』
しかもこの映画の監督さんは、浜野佐知さん!!
私の知り合いの知り合いということで(笑)、先に京都で観たその知人からサイン入りのパンフレットをいただきました。
同じく吉行和子さんが主演の『 百合祭 』(同監督)を観て以来、新作を待望していました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
また、その少し前に観た映画、浜野監督の『 百合子、ダズヴィダーニャ 』も衝撃的でした。
100年以上も前の日本で、「 男が女を愛するように、女を愛する 」と宣言して生きた湯浅芳子。
その相手の女性とは、(芳子と別れて後に元共産党委員長宮本顕治と結ばれた)作家の宮本百合子。
女同士の壮絶な恋愛と葛藤を描いた歴史的にも希少かつ秀逸な映画で、今も忘れられません。。
『 百合祭 』の方は、
女ばかりが住むあるアパートに、(ミッキー・カーチス演ずるところの)ダンディな男性が越して来て巻き起こるてんやわんやを描き、とても笑える映画ですが、その結末がとっても予想外!!!
観終わって爽快な氣分になり、思わずニヤリと一人笑いしてしまいました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ところで、吉行和子さんが最初に浜野監督の映画に出演したのは『 第七官界彷徨ー尾崎翠を探して 』のようですが、
残念ながら私はこの映画は観ていません。
>尾崎翠の小説(映画の元にもなっている『第七官界徨』)は若い頃に読んで、それ以来すっかり尾崎翠に魅せられてしまいましたが、
それがまさか映画になるなんて!
この時、尾崎翠を演じたのが白石加代子さん。
そしてその友人役として出演したのが、吉行和子さんだったということ
も、このパンフレットを読んで初めて知りました。
ちなみに、吉行和子さんの妹の故・吉行理恵さん(小説家)は尾崎翠を最も尊敬していたそうです。
機会があればこちらも是非とも観たい映画です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
吉行和子さん、浜野監督、そして原作者の木村紅美さんの三人をつないだのが、奇遇にも尾崎翠だったなんて!!!
(私は木村さんの本は読んでいませんが)パンフレットから想像するに、この映画はきっと小説よりもさらにワクワクしそう!?と感じます。
吉行和子さんは「どうせなら、胸がざわつくような年寄りを演りたい、」と密かに思っておられたそうです。
吉行和子さん演じる「月光荘」の大家さん(雪子さん)と、
菜葉菜さんが演じる小野田さんという間借り人、
そしてそこに越して来る「寛一郎」演じるところの薫という若い男子大学生。
もうこの三人のキャラクターだけでも十分にスリリングですが、
映画の中で使われている「松本竣介」の絵画も、見どころです。
若い頃、私は彼の作品がとても好きでしたが、まさかこの映画で再会できるとは!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、映画の中で重要な意味を持っているお料理の数々は、
静岡市にある調理製菓専門学校「鈴木学園」で学んでいる生徒さんたちが、チームを組んで、
「脚本を読み、シーン毎にメニューを考え、材料を手配し、現場で本番に備えて何時間もスタンバイして」作ってくれたそうで、
まさに(サロンの主、雪子さんにとっての)「勝負料理」!!
パンフレットにはその料理の数々がバッチリ掲載されていますので、
お料理に興味のある方はこちらもぜひお勧めです。。
それらの美味しい料理の数々を観るのもこの映画の楽しみですね!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すでに観てきた人たちの感想を聞くと、この映画はこれまでの浜野佐知作品の中で
も最高傑作ではないかということです。。
この映画の主人公の雪子さんと年齢的にも近い私。
観終わった後は、きっと「あ〜、これまで生き来てよかった」と、思うに違いありません。
吉行和子さんはさらにこの映画の次作にも期待を寄せておられるそうで、
益々進化(深化&神化?)し続ける「とんでもない(ステキな)バーサン」がきっとまた観られるに違いありません。。
浜野監督さんともどもに心よりエールを送ります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本日も「光のチャレンジ」をご訪問くださってありがとうございます。
このブログも「月光荘」みたいでありたいです。
20年後に乞うご期待!?
といっても私もまだ本編は観ていないのですが、関西では8月3日より「元町映画館」で上映されるようですので、
吉行和子さんの大ファン!の私、必ず観に行こうと思っています。
異界でふたたび出会う もうひとつのラブストーリー
『 雪子さんの足音 』
しかもこの映画の監督さんは、浜野佐知さん!!
私の知り合いの知り合いということで(笑)、先に京都で観たその知人からサイン入りのパンフレットをいただきました。
同じく吉行和子さんが主演の『 百合祭 』(同監督)を観て以来、新作を待望していました。
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また、その少し前に観た映画、浜野監督の『 百合子、ダズヴィダーニャ 』も衝撃的でした。
100年以上も前の日本で、「 男が女を愛するように、女を愛する 」と宣言して生きた湯浅芳子。
その相手の女性とは、(芳子と別れて後に元共産党委員長宮本顕治と結ばれた)作家の宮本百合子。
女同士の壮絶な恋愛と葛藤を描いた歴史的にも希少かつ秀逸な映画で、今も忘れられません。。
『 百合祭 』の方は、
女ばかりが住むあるアパートに、(ミッキー・カーチス演ずるところの)ダンディな男性が越して来て巻き起こるてんやわんやを描き、とても笑える映画ですが、その結末がとっても予想外!!!
観終わって爽快な氣分になり、思わずニヤリと一人笑いしてしまいました。
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ところで、吉行和子さんが最初に浜野監督の映画に出演したのは『 第七官界彷徨ー尾崎翠を探して 』のようですが、
残念ながら私はこの映画は観ていません。
>尾崎翠の小説(映画の元にもなっている『第七官界徨』)は若い頃に読んで、それ以来すっかり尾崎翠に魅せられてしまいましたが、
それがまさか映画になるなんて!
この時、尾崎翠を演じたのが白石加代子さん。
そしてその友人役として出演したのが、吉行和子さんだったということ
も、このパンフレットを読んで初めて知りました。
ちなみに、吉行和子さんの妹の故・吉行理恵さん(小説家)は尾崎翠を最も尊敬していたそうです。
機会があればこちらも是非とも観たい映画です。
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吉行和子さん、浜野監督、そして原作者の木村紅美さんの三人をつないだのが、奇遇にも尾崎翠だったなんて!!!
(私は木村さんの本は読んでいませんが)パンフレットから想像するに、この映画はきっと小説よりもさらにワクワクしそう!?と感じます。
吉行和子さんは「どうせなら、胸がざわつくような年寄りを演りたい、」と密かに思っておられたそうです。
吉行和子さん演じる「月光荘」の大家さん(雪子さん)と、
菜葉菜さんが演じる小野田さんという間借り人、
そしてそこに越して来る「寛一郎」演じるところの薫という若い男子大学生。
もうこの三人のキャラクターだけでも十分にスリリングですが、
映画の中で使われている「松本竣介」の絵画も、見どころです。
若い頃、私は彼の作品がとても好きでしたが、まさかこの映画で再会できるとは!
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そして、映画の中で重要な意味を持っているお料理の数々は、
静岡市にある調理製菓専門学校「鈴木学園」で学んでいる生徒さんたちが、チームを組んで、
「脚本を読み、シーン毎にメニューを考え、材料を手配し、現場で本番に備えて何時間もスタンバイして」作ってくれたそうで、
まさに(サロンの主、雪子さんにとっての)「勝負料理」!!
パンフレットにはその料理の数々がバッチリ掲載されていますので、
お料理に興味のある方はこちらもぜひお勧めです。。
それらの美味しい料理の数々を観るのもこの映画の楽しみですね!!!
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すでに観てきた人たちの感想を聞くと、この映画はこれまでの浜野佐知作品の中で
も最高傑作ではないかということです。。
この映画の主人公の雪子さんと年齢的にも近い私。
観終わった後は、きっと「あ〜、これまで生き来てよかった」と、思うに違いありません。
吉行和子さんはさらにこの映画の次作にも期待を寄せておられるそうで、
益々進化(深化&神化?)し続ける「とんでもない(ステキな)バーサン」がきっとまた観られるに違いありません。。
浜野監督さんともどもに心よりエールを送ります。
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本日も「光のチャレンジ」をご訪問くださってありがとうございます。
このブログも「月光荘」みたいでありたいです。
20年後に乞うご期待!?