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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

波動の法則

2012-12-06 | 本の紹介
今『人生を変える波動の法則』(ペニー・ピアース著/山川紘矢・亜希子訳/PHP研究所)という本を読んでいる。

まだ読んでいる途中なので全体の感想は言えないが、科学的に「波動とは何か」についてや、脳波などについてもきちんと図で解説してあり、科学や物理に弱い私はとても参考になる。

「物質は実は非常に遅くて密度の濃いエネルギーであるという考え方、そして物質とエネルギーはお互いのもう一つの形」という説明は特にわかりやすかった。

長くなるが、以下、感銘を受けたところを引用する。(61P~62P)

そして量子力学で明らかになったように「物質もエネルギーも、粒子として、また波として行動することが出来ます。つまり、アインシュタインが示したように、この二つの状態は互いに交代出来るのです。さらに、もしあなたが粒子を探していれば、光子、電子、中性子などの素粒子は粒子となり、もし波を探すならば、それらは波になります。」

「これは、自分が観察している外側だと思っている世界と、私たちは切り離されてはいない、ということを示しています。」
「あなたの意識があなたの現実の形を決めるのです。」

「第二に、エネルギーと物質は現実には同時に存在せず、ただ可能性として存在します」
「もし、粒子の位置を計測すると、私たちはその動きを知ることができません。
一方、波としてのその動きを捉えると、今度は位置がはっきりしなくなります。」
(中略)
「その結果、量子はスーパーポジションと呼ばれる重層的ないくつもの現実の中に存在します。」
「観察や計測が行われたとたん、そのスーパーポジションが実際の現実となり、波の機能は崩壊します。」

「どの瞬間も無限の未来を含んでおり、そのどれもが現実になる可能性があります。
現実となったものは、あなたが注目したものに他なりません。」

「さて、ここからです。
物理学の多次元世界理論によれば、私たちの世界は量子レベルではお互いに無関係な無数の世界に分割され、あらゆる可能性を包含している一つの波となっています。」
「すべての現実と結果は同時に存在しますが、お互いに干渉し合うことはありません。これはパラレルな人生という超常的な概念に、理論的な基礎を与えてくれます。」

「パラレルな人生とは、あなたが選択する行動に対して、異なったシナリオを生きる多くのあなたが存在するというものです。
自分は固体で有限な存在である、奇跡は起こるはずがないなどと、なぜ私たちが思っているのか、不思議になりませんか?」   

(以上、引用終わり)

最近「テレパスアート」を描いている時に、例えばそれが夕日なのか、朝日なのか、あるいは噴火するマグマなのか、判然としなくて見分け難いというシリーズが多かった。
あるいは判っていても?それは言えないというか、「本人の選択」により、その結果が違ってくるというようなそんな絵が続いている。
そしてそれは、今の選挙戦の混迷状態ともよく似ているような気がする。

こういう時には頭で考えるよりも「直観」を使うしか無いのかもしれない。
自分は直感力があまり無いと思っておられるなら、例えば下記の本を読んでみられてはどうだろうか。

『直観力レッスン』(リン・A・ロビンソン著/ハート出版)
この本のいいところはネガティブな独り言(頭の中に浮かんでくる否定的な思いなど)を「言い換える」練習が具体的に出来ることだ。
そして「果たしてこれは直観!?それともエゴの声なのか」と疑問に思う時にどのようにそれを見分けるかということも書いてあって、迷い易い人や自分を疑ってしまう人には役立つのではないだろうか。

それからついでに、突然に「チャネリング」が出来るようになった!とか、急に「メッセージが降りて来た」とかで、びっくりして戸惑っている人には、下記の本がおすすめ。

『はじめてのチャネリング』(鈴木啓介著/ビジネス社)
この本のことは以前にもどこかで紹介したことがあると思うが、この著者の鈴木啓介氏自身、ヘミシンク体験から突如として「能力」が開き、サラリーマンを続けながら精神世界の探求を始められ、今では自らセミナーを主催されるまでになっておられる。そして絵や音楽にもその才能を発揮されておられる。
この人のセミナーに直接参加したことがあり、ご本人にもお会いしてお話をしたことがあるので、非常に信頼出来る人だと感じ、自信を持ってご紹介する。

宇宙画のポストカードを差し上げたら、「エネルギーがあります」とおっしゃっていただき、以後私の顔を見る度にいつもその一言だけをおっしゃるので(笑)、とても面白く思った。
(私自身はテレパスアートを描いている時以外は何もわからないので、果たしてそれがほんとうなのかどうか?確かめようが無いのだが、、)

さて、長くなりついでに、最近読んだ本の中で印象に残ったものを下記紹介する。

『拉致と決断』(蓮池 薫 著/新潮社)
どういう時にどういうふうにして「決断」を下したのか?を知りたくて読んだのだが、正直なところ、彼の最初の著書『半島へ、ふたたび』の方が読後の印象がより強かった気がする。

いずれにしても横田めぐみさんのご両親と共に、その存在自体が私には尊く思われ、これからも彼の本を楽しみにしている。
私は拉致問題にはずっと関心を寄せていて、今なお拉致されたままの人たちが今年こそは戻れないものかと、元旦の願いの一つにしていたのだが、年内には無理なようでほんとうに悔しい。

もしも選挙で選ぶとしたら、私は誰よりも「拉致問題の解決に力を入れてくれる人」を選びたい

それから『人生を決めた〝あの時〟』(吉永みち子 対談集/光文社知恵の森文庫)も読み応えのある本だった。
私は「人生の転機」とか、決断とか、そういったことに関心が強くあり、ここに登場する27名の人たちの顔ぶれにも興味しんしんで、とても面白く読んだ。
中には「小林幸子」さんも登場している。一度は間違った選択?をしてしまったかもしれないが、また新たな選択をし直して、いつか紅白にも復帰して欲しいと願っている。

特に演歌が好きとか、彼女のファンというわけでも無いが、私も「歌が好き」という点では共感している。
それを「仕事」として一家の生活を担い、一人の女性として必死に生きて来た彼女。やっと幸せを掴んだと思ったらこのような結果になってしまったことは、彼女にとってもほんとうに無念で不本意なことだろう。

そのような中からどのようにしてまた返り咲くことが出来るのか?
意地悪な目では無く、誰もがそのような「闇から光へ」の転換を見たい☆と思い、そこに一縷の「希望」をも託していることと思う。

ところで、正しさだけではなかなか渡っていけないこの3次元的世界の中で、とてもユニークな視点から相談ごとに回答している本がある。

『生きる悪知恵』(正しくないけど役に立つ60のヒント)(西原理恵子著/文春新書)
これは世渡りや普通の処世術があまりうまく無い私にはとても役立った。
「そうか、そんなふうに考えればいいのか」と目からウロコだった。
だからといって、政治家のようなずるさでは決して無く、ここにはほんものの「愛」がある。
この回答の全てが私には超納得!だった。

大体新聞の身の上相談欄などでも、全ての回答が「なるほど」なんてことは無く、何か第三者的な「正しい」回答をもらっても、ちっとも役に立たず、相談しなければよかったみたいな、あるいは、相談してみても何も変わらないような回答も多いが、この西原さんの回答はまさに彼女の人生体験からの生身の言葉で、相談者のために「親身になって」くれていると感じた。軽く読める本だが、内容はとても深い。
もし私が悩むことがあったら、彼女のような人にぜひ相談したいと思った。

立ち読みぐらいでしか知らないが、彼女のマンガも少々毒があって好きだ。
毒も時には「薬」になるのだ。彼女のそのさじ加減は抜群なので、「これぞ人生!」という気がする。
ポジティブなことだけでは無く、ネガティブなことも笑い飛ばせるその胆の据わった大胆さが好きだ。
私には欠けている面だけに、痛快だった。
このような(愛のある)「本音」こそ、今もっとも必要とされているのかもしれない。

私は「普通の暮らし」「普通の人生」を生きている「普通の人」たちこそ、もっとも凄いと尊敬している。
私自身、決して生まれついての「能力者」などでは無く、47歳の時に阪神淡路大震災に遭遇するまでは、ほんとうにごく「普通の人」だったのだ。
もちろん今も(絵を描く以外は)ごく「普通」だと自分では思っている(笑)。

そしてそのような普通の人たち(私も含めて)が普通に変わり始める時、いよいよ世の中が「変容」する時だと信じている。


下記の絵は『チェンジ』です。
(この絵は「らく~ら」でご覧いただけます)




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