今日はとっても寒い一日で、少々風邪氣味(熱は無い)の私は、用心しつつ、ぼちぼちと仕事したり、休養したりしています。
目がかゆくなったりもしますので、もしかして早くも「花粉症」もあるかも!?
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
絵のお申し込みをたくさんいただいて喜んでおりますが、「愛読者プレゼント♡」の応募はようやく半分ぐらいで、用意した品々のあと半分はまだ手元に残っております。
応募期限は過ぎましたが、興味のある方はどうぞお氣軽にお問い合わせくださいね♪
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先日「プチ同窓会」(年4回開催で「ミニ同窓会」とも呼ばれている)に参加したおり、お世話役の人が「詩吟」を教えておられる方で、当日「三山の歌」のうちの石川丈山(じょうざん)の「富士山」を朗々と詠ってくれました。
「日本三霊山」というのは、富士山、立山、白山だそうですが、この詩吟の「三山」というのは、白山の代わりに「石鎚山」が選ばれています。
その理由はわかりませんが、たまたまこの「三山」は娘が生前登った山々であり、また「三霊山」のうちの「白山」には私も登ったことがあります。
その日は今年初めての集まりの日で、新年を祝し、山部赤人の
「 田子の浦ゆ うち出てみれば真白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける 」
という歌をすぐ目の前で吟じていただき、詩吟の迫力に圧倒されました。
来秋(2020年)は娘の七回忌になるので、それまでに「三山」の詩吟をぜひともマスターして、法要の席で唸らせてもらうかも?
(えっ、ハハ〜それだけはやめてぇ〜という娘の悲鳴が聞こえそうな!? 笑)
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ところで今読んでいる本『 水底の歌 』(梅原猛著/新潮文庫)は上下巻あって、なかなか読み終わりませんが、柿本人麿論について書かれた本です。
ずっと昔、同じ著者の『 隠された十字架 』という法隆寺論や聖徳太子について書かれた本を読んだ時の衝撃は未だに忘れられません。
聖徳太子に対する見方がすっかり変わり、読み終える頃には滂沱の涙でした。
その衝撃に比べると、『 水底の歌 』の方は私には難解過ぎて読みこなしにくいのですが、以前住んでいた地元で「万葉集講座」があり、そこで知った万葉集の面白さにすっかりハマり、
ちょうど今、柿本人麻呂を学んでいるところなので、その参考にとこの本を手にしたというわけです。
(なぜか本によっては「人麿」とか「人麻呂」とかというふうに漢字が違っていて、これはどういうわけか? 今度行ったら先生に尋ねてみようと思っています♪)
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梅原さんには『 赤人の諦観 』(集英社文庫)という著書もあるそうで、
そのブックレビューには下記のような大変興味深い話が書かれていました。
(その一部を抜粋して下記転載させていただきます)
拝借させていただきありがとうございます。。
=================================
(前略)
「 田子の浦ゆ うち出でて見れば真白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける 」
私は「不尽の高嶺」は「高位を極めた藤原氏」の暗喩と解する。この方が赤人の御用詩人ぶりを顕示し、人麻呂との対照も鮮明だ。
続いて長屋王とそのサロンの考察に入るが、この時点で既に、「赤人=藤原氏の御用詩人=鎮魂役」、「人麻呂=藤原氏に討たれた悲劇の大歌人=鎮魂されるべき存在」、「万葉集=鎮魂歌集」という構図が浮き彫りにされる。
最後に明石、印南野などの人麻呂ゆかりの地が、著者の想像力で赤人の歌と関連付けられる。
(後略)
=================================
ちなみに「水底の歌」と言えば、菅原道真公の歌を私は思い出します。
長岡京旧跡を訪ねた折りに石碑に彫られてあった歌です。
「 海ならず 堪える水の底までに 清き心は月ぞ照らさむ 」
はるばる太宰府へ左遷されて行く時に立ち寄ったこの場所で詠んだのでしょうか。。
詳細は知らないのですが、この歌を読んだ時、なぜか涙が溢れたことを思い出します。
どこか人麻呂とも共通するものを感じて、もしかしたら菅原道真は人麻呂の生まれ替わり!?なんて、突拍子も無いことをふと思ったり。。
いつの世も、隠された闇と謎は尽きることがありませんが、かつては今以上に「歌」が政治とも密接に関連していたのでしょうね。。
現在は「光」がどんどん強くなって来ているので、どんな闇も暴かれて、やがて消えていかざるを得ないのかもしれませんね。
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そういうわけで、仕事の合間に本を読んだり、また今日は、その詩吟の先生でもあり農業もやっておられる同窓生の方から戴いた白菜を使って、お漬け物や白菜スープを作ったり。。
先日は同じくその方の畑で実った夏蜜柑?の皮でマーマレードを初めて作ったのですが、アク抜きをし忘れたためにとても苦くて、、(何とか食べられましたが。。)
それでまたもう一度、リベンジ&チャレンジ!
今度はしっかりとアク抜きをしてから蜂蜜百%(これも手作りの頂物で、この「養蜂」の話もまた後日ぜひご紹介したいです♪)で作りました。
でもやっぱり少し苦めでしたが、美味しかったです♡
お店で売っているものにはペクチンとか入っているので、トロリと粘りが出るようですが、私は何も入れていないので、そういうことも関係あるのかも?
どんなことにも「先達はあらまほし」ですね。。
飽き症の私なので、頑張って上達しようと思う前に、また違ったことにチャレンジしてしまいそうです
そう言えば、パン焼きも一度失敗して以来、すっかりそのままです。。
そんなこんなで、仕事第一に & 楽しみながらの「日々是好日」です♪
(実は最近ネットをほとんど見ないようにしているので、本が読めるのです。。)
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本日も遊びに来てくださってありがとうございます♡
皆さまもどうか寒さに負けず、お休みの日はごゆるりとお過ごしくださいね♪
目がかゆくなったりもしますので、もしかして早くも「花粉症」もあるかも!?
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
絵のお申し込みをたくさんいただいて喜んでおりますが、「愛読者プレゼント♡」の応募はようやく半分ぐらいで、用意した品々のあと半分はまだ手元に残っております。
応募期限は過ぎましたが、興味のある方はどうぞお氣軽にお問い合わせくださいね♪
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先日「プチ同窓会」(年4回開催で「ミニ同窓会」とも呼ばれている)に参加したおり、お世話役の人が「詩吟」を教えておられる方で、当日「三山の歌」のうちの石川丈山(じょうざん)の「富士山」を朗々と詠ってくれました。
「日本三霊山」というのは、富士山、立山、白山だそうですが、この詩吟の「三山」というのは、白山の代わりに「石鎚山」が選ばれています。
その理由はわかりませんが、たまたまこの「三山」は娘が生前登った山々であり、また「三霊山」のうちの「白山」には私も登ったことがあります。
その日は今年初めての集まりの日で、新年を祝し、山部赤人の
「 田子の浦ゆ うち出てみれば真白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける 」
という歌をすぐ目の前で吟じていただき、詩吟の迫力に圧倒されました。
来秋(2020年)は娘の七回忌になるので、それまでに「三山」の詩吟をぜひともマスターして、法要の席で唸らせてもらうかも?
(えっ、ハハ〜それだけはやめてぇ〜という娘の悲鳴が聞こえそうな!? 笑)
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ところで今読んでいる本『 水底の歌 』(梅原猛著/新潮文庫)は上下巻あって、なかなか読み終わりませんが、柿本人麿論について書かれた本です。
ずっと昔、同じ著者の『 隠された十字架 』という法隆寺論や聖徳太子について書かれた本を読んだ時の衝撃は未だに忘れられません。
聖徳太子に対する見方がすっかり変わり、読み終える頃には滂沱の涙でした。
その衝撃に比べると、『 水底の歌 』の方は私には難解過ぎて読みこなしにくいのですが、以前住んでいた地元で「万葉集講座」があり、そこで知った万葉集の面白さにすっかりハマり、
ちょうど今、柿本人麻呂を学んでいるところなので、その参考にとこの本を手にしたというわけです。
(なぜか本によっては「人麿」とか「人麻呂」とかというふうに漢字が違っていて、これはどういうわけか? 今度行ったら先生に尋ねてみようと思っています♪)
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梅原さんには『 赤人の諦観 』(集英社文庫)という著書もあるそうで、
そのブックレビューには下記のような大変興味深い話が書かれていました。
(その一部を抜粋して下記転載させていただきます)
拝借させていただきありがとうございます。。
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(前略)
「 田子の浦ゆ うち出でて見れば真白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける 」
私は「不尽の高嶺」は「高位を極めた藤原氏」の暗喩と解する。この方が赤人の御用詩人ぶりを顕示し、人麻呂との対照も鮮明だ。
続いて長屋王とそのサロンの考察に入るが、この時点で既に、「赤人=藤原氏の御用詩人=鎮魂役」、「人麻呂=藤原氏に討たれた悲劇の大歌人=鎮魂されるべき存在」、「万葉集=鎮魂歌集」という構図が浮き彫りにされる。
最後に明石、印南野などの人麻呂ゆかりの地が、著者の想像力で赤人の歌と関連付けられる。
(後略)
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ちなみに「水底の歌」と言えば、菅原道真公の歌を私は思い出します。
長岡京旧跡を訪ねた折りに石碑に彫られてあった歌です。
「 海ならず 堪える水の底までに 清き心は月ぞ照らさむ 」
はるばる太宰府へ左遷されて行く時に立ち寄ったこの場所で詠んだのでしょうか。。
詳細は知らないのですが、この歌を読んだ時、なぜか涙が溢れたことを思い出します。
どこか人麻呂とも共通するものを感じて、もしかしたら菅原道真は人麻呂の生まれ替わり!?なんて、突拍子も無いことをふと思ったり。。
いつの世も、隠された闇と謎は尽きることがありませんが、かつては今以上に「歌」が政治とも密接に関連していたのでしょうね。。
現在は「光」がどんどん強くなって来ているので、どんな闇も暴かれて、やがて消えていかざるを得ないのかもしれませんね。
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そういうわけで、仕事の合間に本を読んだり、また今日は、その詩吟の先生でもあり農業もやっておられる同窓生の方から戴いた白菜を使って、お漬け物や白菜スープを作ったり。。
先日は同じくその方の畑で実った夏蜜柑?の皮でマーマレードを初めて作ったのですが、アク抜きをし忘れたためにとても苦くて、、(何とか食べられましたが。。)
それでまたもう一度、リベンジ&チャレンジ!
今度はしっかりとアク抜きをしてから蜂蜜百%(これも手作りの頂物で、この「養蜂」の話もまた後日ぜひご紹介したいです♪)で作りました。
でもやっぱり少し苦めでしたが、美味しかったです♡
お店で売っているものにはペクチンとか入っているので、トロリと粘りが出るようですが、私は何も入れていないので、そういうことも関係あるのかも?
どんなことにも「先達はあらまほし」ですね。。
飽き症の私なので、頑張って上達しようと思う前に、また違ったことにチャレンジしてしまいそうです
そう言えば、パン焼きも一度失敗して以来、すっかりそのままです。。
そんなこんなで、仕事第一に & 楽しみながらの「日々是好日」です♪
(実は最近ネットをほとんど見ないようにしているので、本が読めるのです。。)
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本日も遊びに来てくださってありがとうございます♡
皆さまもどうか寒さに負けず、お休みの日はごゆるりとお過ごしくださいね♪