昨夜(11/2)は十三夜のお月さまがとってもきれいでしたね。
皆さまご覧になられたでしょうか。
明日(4日)は満月です♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ところで、つい最近観た映画『 マーラー 君に捧げるアダージョ 』 についての感想です。
この映画は2010年の作品なので、もう皆さまはどこかでとっくにご覧になっておられることでしょう。。
私は普通の商業映画館が苦手で(以前、場内でパニック障害になったことがあったため)、「名画鑑賞会」(奈良 秋篠音楽堂)にて鑑賞しました。
チラシには「天才作曲家マーラーと世紀末ウィーンの女神アルマの、音楽に秘められた激しくも切ない愛の史実」と書かれています。
余談ですが、私の元パートナーだった彼(現在は恵那在住)が、マーラーの大ファンだったため、音楽には詳しく無い私も、マーラーの名前だけは聞いたことがありました。
彼に勧められてその音楽も一度だけですが聴いたことがありましたが、元々クラシックが苦手な私。
プロの音楽家の皆さま、クラシック音楽ファンの皆さま、ゴメンナサイ!
正直な話、マーラーの音楽のどこがいいのか? さっぱりわかりませんでした。
なのに、なぜこの映画を観ようと思ったかと言えば、
「マーラーが妻に裏切られて悩みノイローゼ氣味となって、遂に精神科医のフロイトを訪ね、その催眠治療を受けた」ということを、映画のチラシに書かれたあらすじで知ったからです。
学生時代、私は福祉関係(ケースワーク)専攻だったため、「フロイト」の心理療法などについても学んだりしたことがあったので、そこに興味を持ったわけです。
ただ私は当時からフロイトは苦手で、その後に学んだユングとか、アドラー、そして「トランスパーソナル心理学」へと、次第に関心が移っていきましたが。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この映画のあらすじについては、各自ネット検索して調べていただくこととして省略させていただきますが、
ともかくも驚いたことは、これがずっと以前に観た映画『 クララ・シューマン 愛の協奏曲 』とその内容(夫婦の関係性のあり方のパターン)があまりにも似ていたことです。
さらに言うなら、知人が貸してくれたDVDのドキュメント「バッハの妻」における夫婦の関係性ともそっくりに思えるのです。
つまりどういうことかと言えば、妻にも音楽的才能があり、ピアニストだったり、作曲も出来たり、、と、その夫にも劣らぬ能力があるのに、
夫を活かすために、妻がそのせっかくの筆を折るというか、生涯、夫の補佐に回り、結局のところ、家事や育児に追われ、自分自身のその独自な才能を発芽させることなく、「自己実現」せずにその希有な能力を押し殺してしまうという、そういうパターンばかりなのです。
そして、その関係性のあり方は洋の東西を問わず、男性と女性の性役割(ジェンダー)が固定されていて、それが現代にまで!尾を引き、男女が平等というのは建前だけ!!で(それすら危ういものですが)、
しかも日本においては、政治的、経済的な面において、女性の地位や立場が年々落ちて行きつつあるのです!!
どこかの国から初めて日本を訪問した若い娘さんが創設したという「女性起業家を支援するための基金」に対しては、
何と! 57億円もの国民の税金をポンと投げ出すかのように寄附するなんて、あまりにも我がもの顔の勘違いも甚だしくはないですか?
それなら、私たちの仲間が細々とやっている「シニア女性映画祭」にたとえわずかでも寄附してくれてもいいと思うのは私だけでしょうか!
生活保護費以下の生活費でぎりぎり暮らしている人もこの国にはたくさんいるのです!!
「 ハロ〜 」と一言、ニッコリ挨拶しただけで何十億稼ぐなんて!!!
超美人の敏腕ホステスにだって出来ません。
最初から約束されていたからこその訪日だったのでは!? と思わず勘ぐりたくなってしまいます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あっ! スミマセン!! 話がすっかり横道にそれてしまいました。
さらに言えば、「家庭内野党」と言ったって、悲しいかな、離婚も出来無いぐらいに、女性が自立して生きていくことが難しいのが日本の女性の置かれた現実なのかもしれません。
それはまた今に始まったことでは無く、このような映画(史実)にもあるように、古い時代から、女性はこのように男性に搾取されることを自ら許して来てしまったのですね。
私たち女性は、もうそろそろ怒ってもいい頃ではありませんか!?
皆さまもきっとそう思われるに違いありません。
「一家に二人の作曲家は要らない」と言って、マーラーは結婚の条件としてアルマに作曲を禁じたのです!
それが如何にひどいことだったか!
そしてその結果どういうことが起こったか。。
ぜひ、機会があればこの映画『 マーラー 』を観ていただきたいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
話がまた長くなりますが、
2015年ベルリン国際映画祭 銀熊賞を獲得した『 さざなみ 』もぜひ観たい映画の一つです。
70歳にして、オスカー初ノミネーションの快挙!
主演女優賞を総なめしたシャーロット・ランプリングの表情の美しさ!! 凄さ。
ラスト15秒に世界が驚愕!
とチラシのキャッチコピーに書いてありますが、
どこかの国の57億円の拠出ぐらいでは世界は驚愕することは無いのかも!?
が、少なくとも私は怒りのあまりぶっ飛びそうになりました。
富士山の噴火が無くても、どこかの火山がそのうち爆発しそうなぐらいに!!
何がまともな感覚なのか。。 まっとうな人間性とは!?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あなたが若かろうが、何歳だろうが、そしてまた男女を問わず、
ぜひとも「シニア女性映画祭」にて、
自らの目と耳で、この世界の真実をしっかりと確かめてみませんか?
★ 2018 シニア女性映画祭 ・大阪
豊中の会場の片隅で、ひっそりとあなたを待っている人がいます♪
皆さまご覧になられたでしょうか。
明日(4日)は満月です♪
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ところで、つい最近観た映画『 マーラー 君に捧げるアダージョ 』 についての感想です。
この映画は2010年の作品なので、もう皆さまはどこかでとっくにご覧になっておられることでしょう。。
私は普通の商業映画館が苦手で(以前、場内でパニック障害になったことがあったため)、「名画鑑賞会」(奈良 秋篠音楽堂)にて鑑賞しました。
チラシには「天才作曲家マーラーと世紀末ウィーンの女神アルマの、音楽に秘められた激しくも切ない愛の史実」と書かれています。
余談ですが、私の元パートナーだった彼(現在は恵那在住)が、マーラーの大ファンだったため、音楽には詳しく無い私も、マーラーの名前だけは聞いたことがありました。
彼に勧められてその音楽も一度だけですが聴いたことがありましたが、元々クラシックが苦手な私。
プロの音楽家の皆さま、クラシック音楽ファンの皆さま、ゴメンナサイ!
正直な話、マーラーの音楽のどこがいいのか? さっぱりわかりませんでした。
なのに、なぜこの映画を観ようと思ったかと言えば、
「マーラーが妻に裏切られて悩みノイローゼ氣味となって、遂に精神科医のフロイトを訪ね、その催眠治療を受けた」ということを、映画のチラシに書かれたあらすじで知ったからです。
学生時代、私は福祉関係(ケースワーク)専攻だったため、「フロイト」の心理療法などについても学んだりしたことがあったので、そこに興味を持ったわけです。
ただ私は当時からフロイトは苦手で、その後に学んだユングとか、アドラー、そして「トランスパーソナル心理学」へと、次第に関心が移っていきましたが。。
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この映画のあらすじについては、各自ネット検索して調べていただくこととして省略させていただきますが、
ともかくも驚いたことは、これがずっと以前に観た映画『 クララ・シューマン 愛の協奏曲 』とその内容(夫婦の関係性のあり方のパターン)があまりにも似ていたことです。
さらに言うなら、知人が貸してくれたDVDのドキュメント「バッハの妻」における夫婦の関係性ともそっくりに思えるのです。
つまりどういうことかと言えば、妻にも音楽的才能があり、ピアニストだったり、作曲も出来たり、、と、その夫にも劣らぬ能力があるのに、
夫を活かすために、妻がそのせっかくの筆を折るというか、生涯、夫の補佐に回り、結局のところ、家事や育児に追われ、自分自身のその独自な才能を発芽させることなく、「自己実現」せずにその希有な能力を押し殺してしまうという、そういうパターンばかりなのです。
そして、その関係性のあり方は洋の東西を問わず、男性と女性の性役割(ジェンダー)が固定されていて、それが現代にまで!尾を引き、男女が平等というのは建前だけ!!で(それすら危ういものですが)、
しかも日本においては、政治的、経済的な面において、女性の地位や立場が年々落ちて行きつつあるのです!!
どこかの国から初めて日本を訪問した若い娘さんが創設したという「女性起業家を支援するための基金」に対しては、
何と! 57億円もの国民の税金をポンと投げ出すかのように寄附するなんて、あまりにも我がもの顔の勘違いも甚だしくはないですか?
それなら、私たちの仲間が細々とやっている「シニア女性映画祭」にたとえわずかでも寄附してくれてもいいと思うのは私だけでしょうか!
生活保護費以下の生活費でぎりぎり暮らしている人もこの国にはたくさんいるのです!!
「 ハロ〜 」と一言、ニッコリ挨拶しただけで何十億稼ぐなんて!!!
超美人の敏腕ホステスにだって出来ません。
最初から約束されていたからこその訪日だったのでは!? と思わず勘ぐりたくなってしまいます。
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あっ! スミマセン!! 話がすっかり横道にそれてしまいました。
さらに言えば、「家庭内野党」と言ったって、悲しいかな、離婚も出来無いぐらいに、女性が自立して生きていくことが難しいのが日本の女性の置かれた現実なのかもしれません。
それはまた今に始まったことでは無く、このような映画(史実)にもあるように、古い時代から、女性はこのように男性に搾取されることを自ら許して来てしまったのですね。
私たち女性は、もうそろそろ怒ってもいい頃ではありませんか!?
皆さまもきっとそう思われるに違いありません。
「一家に二人の作曲家は要らない」と言って、マーラーは結婚の条件としてアルマに作曲を禁じたのです!
それが如何にひどいことだったか!
そしてその結果どういうことが起こったか。。
ぜひ、機会があればこの映画『 マーラー 』を観ていただきたいです。
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話がまた長くなりますが、
2015年ベルリン国際映画祭 銀熊賞を獲得した『 さざなみ 』もぜひ観たい映画の一つです。
70歳にして、オスカー初ノミネーションの快挙!
主演女優賞を総なめしたシャーロット・ランプリングの表情の美しさ!! 凄さ。
ラスト15秒に世界が驚愕!
とチラシのキャッチコピーに書いてありますが、
どこかの国の57億円の拠出ぐらいでは世界は驚愕することは無いのかも!?
が、少なくとも私は怒りのあまりぶっ飛びそうになりました。
富士山の噴火が無くても、どこかの火山がそのうち爆発しそうなぐらいに!!
何がまともな感覚なのか。。 まっとうな人間性とは!?
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あなたが若かろうが、何歳だろうが、そしてまた男女を問わず、
ぜひとも「シニア女性映画祭」にて、
自らの目と耳で、この世界の真実をしっかりと確かめてみませんか?
★ 2018 シニア女性映画祭 ・大阪
豊中の会場の片隅で、ひっそりとあなたを待っている人がいます♪