昨日(8月11日)の話なので、正確には夏休み11日目のことです。
神戸まで出かける用があり、最寄りの駅から近鉄線に乗ったのですが、途中奈良方面から来る三宮直通の「快速急行」電車に乗り換えました。
そしたら次の駅だったか、親子5人連れが同じ車両に乗って来て、私のすぐ横にずらっと座りました。
お母さんは小学生ぐらいの男の子二人に向かって『 いい?その時は席を譲るのよ 』と何度も念を押しながら、子どもたちを座らせ、お父さんは吊り革にぶら下がってすぐ前に立っています。
お母さんは腕に小さな赤ちゃんを抱いていて、『 小さな子を連れている時は座ってもいいのよ 』と「優先座席」のルール? を丁寧に説明していました。
ふと見ると家族全員がみんなお揃いのブルーの半袖Tシャツを着ています。
帽子も首に巻いたタオルもお揃いのようで、もしかしたら「ボーイスカウト」の人たちなのかな?と思いながら眺めていました。
だとしたら、次の「生駒」辺りで降りて登山したり、キャンプしたりするのかも?と思って様子を見ていましたが、「鶴橋」駅を過ぎ、難波を過ぎても一向に降りる氣配はありません。
周囲はどんどん人で埋まって行きましたが、席を譲る必要のあるお年寄りや体の不自由な人や妊産婦さんなどが同じ車両に乗って来ることは無く、その家族連れの人たちも安心して座っているようでした。
私はうつらうつらしながら聞くともなしにその家族連れの会話を聴いていました。
するとどうやら、これからみんなで「甲子園」に高校野球を観戦に行くようなのです。
それで、横目でそれとなく観察してみると、ローマ字(英文字)?でシュウガクカンと服にもタオルにも帽子にも、うちわや持ち物にもみんなネームが入っていました。
私は高校野球には実はあまり関心が無く、「高校生」だったはるか大昔に地元のチームが出場した時に熱心に応援したぐらいで、それ以来すっかりご無沙汰です。
それで頭に浮かんで来たのは「修学館」という漢字でした。
もちろん全く何も知らない私なので、その「修学館」というのは、どこにあるのだろう?と興味が湧いても全く想像がつきません。
ともかく、奈良か、京都か、その辺りの私学かも?と勝手に思っていました。
なぜなら親子連れの会話はどこかの地方の「方言」では無く、かと言ってコテコテの大阪弁でも無く、普通の標準語!?のように感じたからです。
それで、『 どこの高校ですか?』と応援しているところを知りたくなったのですが、いきなりそんな質問をするのはさすがに不躾だと思って、ずっと黙っていました。
そのうちにだんだん阪神の「甲子園駅」(この近鉄電車は阪神電車の路線を走って三宮まで行く)が近づき、
お母さんは下の男の子に、『忘れ物は無い?』「首にタオルを巻いてね』といろいろ指図して降りる支度を始めました。
するとその男の子はどうやらタオルを自宅に忘れて来たらしく、お母さんはその子を叱責し始めました。
男の子は少々しょげてしまって、さっきまでの元氣が無くなって無口になってしまいました。
私は何だかその子が可哀想になり、このままだと野球も負けるかも?という氣がなぜかして来たのです。
それで、とうとう「甲子園」駅に着いて、その親子が立ち上がった時、
『頑張ってね! きっと勝ちますよ!!』
『だって、ここまでずっと座れていたから(ラッキーですよ)。。』
と、思わず大きな声で言ってしまいました。
(どこの高校なのかもよく知らないまま、実にいい加減ですが、「袖触れ合うも他生の縁」と感じて)
そしたら、そのお母さんは笑顔になって「ありがとう!」と言いながら車両の出口に向かい、その男の子の顔つきもパッと明るくなったのです♪
それを見て、「よかったぁ〜! きっと勝つに違いない」
と(何の根拠も無いにも関わらず)心秘かに確信しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それで夜遅くに帰宅してから、(普段は見たこともない)高校野球関係のニュースをネットで検索して見ると、
何と毎日新聞ニュースに大きく取り上げられていました。(夏の高校野球/11日 一回戦)
☆「これが秀学館の点の取り方」鮮やかな先制
春夏通算5回の優勝を誇る「横浜」(神奈川)を「秀学館」が6−4で下したのです!!!
しかも私はその時初めて「秀学館」は熊本の高校だということも知りました。
わぁ、そうだったのか。 よかった、熊本を応援出来て。。と、とってもうれしくなりました。
小さな赤ちゃんを連れてはるばる甲子園まで応援に出かけたあの親子5人組はさぞ大喜びしたことでしょうね!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、皆さんのひいきのチームはどこですか?
どこが勝っても負けても(「戦争」になるよりは)ゲームは安心して心から楽しめますね♪
本日も遊びに来てくださってありがとうございます。
平和のありがたさに心から感謝です。
神戸まで出かける用があり、最寄りの駅から近鉄線に乗ったのですが、途中奈良方面から来る三宮直通の「快速急行」電車に乗り換えました。
そしたら次の駅だったか、親子5人連れが同じ車両に乗って来て、私のすぐ横にずらっと座りました。
お母さんは小学生ぐらいの男の子二人に向かって『 いい?その時は席を譲るのよ 』と何度も念を押しながら、子どもたちを座らせ、お父さんは吊り革にぶら下がってすぐ前に立っています。
お母さんは腕に小さな赤ちゃんを抱いていて、『 小さな子を連れている時は座ってもいいのよ 』と「優先座席」のルール? を丁寧に説明していました。
ふと見ると家族全員がみんなお揃いのブルーの半袖Tシャツを着ています。
帽子も首に巻いたタオルもお揃いのようで、もしかしたら「ボーイスカウト」の人たちなのかな?と思いながら眺めていました。
だとしたら、次の「生駒」辺りで降りて登山したり、キャンプしたりするのかも?と思って様子を見ていましたが、「鶴橋」駅を過ぎ、難波を過ぎても一向に降りる氣配はありません。
周囲はどんどん人で埋まって行きましたが、席を譲る必要のあるお年寄りや体の不自由な人や妊産婦さんなどが同じ車両に乗って来ることは無く、その家族連れの人たちも安心して座っているようでした。
私はうつらうつらしながら聞くともなしにその家族連れの会話を聴いていました。
するとどうやら、これからみんなで「甲子園」に高校野球を観戦に行くようなのです。
それで、横目でそれとなく観察してみると、ローマ字(英文字)?でシュウガクカンと服にもタオルにも帽子にも、うちわや持ち物にもみんなネームが入っていました。
私は高校野球には実はあまり関心が無く、「高校生」だったはるか大昔に地元のチームが出場した時に熱心に応援したぐらいで、それ以来すっかりご無沙汰です。
それで頭に浮かんで来たのは「修学館」という漢字でした。
もちろん全く何も知らない私なので、その「修学館」というのは、どこにあるのだろう?と興味が湧いても全く想像がつきません。
ともかく、奈良か、京都か、その辺りの私学かも?と勝手に思っていました。
なぜなら親子連れの会話はどこかの地方の「方言」では無く、かと言ってコテコテの大阪弁でも無く、普通の標準語!?のように感じたからです。
それで、『 どこの高校ですか?』と応援しているところを知りたくなったのですが、いきなりそんな質問をするのはさすがに不躾だと思って、ずっと黙っていました。
そのうちにだんだん阪神の「甲子園駅」(この近鉄電車は阪神電車の路線を走って三宮まで行く)が近づき、
お母さんは下の男の子に、『忘れ物は無い?』「首にタオルを巻いてね』といろいろ指図して降りる支度を始めました。
するとその男の子はどうやらタオルを自宅に忘れて来たらしく、お母さんはその子を叱責し始めました。
男の子は少々しょげてしまって、さっきまでの元氣が無くなって無口になってしまいました。
私は何だかその子が可哀想になり、このままだと野球も負けるかも?という氣がなぜかして来たのです。
それで、とうとう「甲子園」駅に着いて、その親子が立ち上がった時、
『頑張ってね! きっと勝ちますよ!!』
『だって、ここまでずっと座れていたから(ラッキーですよ)。。』
と、思わず大きな声で言ってしまいました。
(どこの高校なのかもよく知らないまま、実にいい加減ですが、「袖触れ合うも他生の縁」と感じて)
そしたら、そのお母さんは笑顔になって「ありがとう!」と言いながら車両の出口に向かい、その男の子の顔つきもパッと明るくなったのです♪
それを見て、「よかったぁ〜! きっと勝つに違いない」
と(何の根拠も無いにも関わらず)心秘かに確信しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それで夜遅くに帰宅してから、(普段は見たこともない)高校野球関係のニュースをネットで検索して見ると、
何と毎日新聞ニュースに大きく取り上げられていました。(夏の高校野球/11日 一回戦)
☆「これが秀学館の点の取り方」鮮やかな先制
春夏通算5回の優勝を誇る「横浜」(神奈川)を「秀学館」が6−4で下したのです!!!
しかも私はその時初めて「秀学館」は熊本の高校だということも知りました。
わぁ、そうだったのか。 よかった、熊本を応援出来て。。と、とってもうれしくなりました。
小さな赤ちゃんを連れてはるばる甲子園まで応援に出かけたあの親子5人組はさぞ大喜びしたことでしょうね!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、皆さんのひいきのチームはどこですか?
どこが勝っても負けても(「戦争」になるよりは)ゲームは安心して心から楽しめますね♪
本日も遊びに来てくださってありがとうございます。
平和のありがたさに心から感謝です。