忙中閑あり。
昨日は午前中に家事や掃除を済ませ、午後から神戸に出て念願の樹木希林さんの映画『日日是好日』を観てきました。
行き慣れた映画館ですが、今もっとも人氣のある映画のためか大変賑わい、普段とは違う広い会場での上映でした。
周囲は私と同じかそれ以上?ご高齢の方も多く、意外にも男性も多かったですが、そのほとんどが夫婦連れでした。
男性が一人で観に来ている場合は、おそらく「茶道」や何らかの仕事関係者の方々かも?と思われます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は原作を読んでいたので、少し原作とは違っていて「違和感のある箇所」(作り過ぎていると感じた箇所)もありましたが、樹木希林さんの最期の主演のお姿を拝見出来ただけでもよかったです。
ただ今回は「茶道」の先生という役柄なので、希林さんらしいユーモアやアドリブなどはあまり感じられず、大変真面目過ぎる?ような(本来の希林とはまた違った?)印象でした。
が、彼女の最期の主演映画がこの映画でよかったと思えるような、「人生訓」というか、彼女の伝えたかったメッセージが随所に散りばめられているようにも思われ、味わい深い面もありました。
この映画では、主役(主演)がどちらかと言えば黒木華さん寄り?に描かれているようで、ぜいたくな注文ですが、樹木希林さんファンの私としては、もっと希林さん中心にスポットが当たっているとなおうれしく感じたかもしれません。
また私はこの映画で初めて多部未華子さんという俳優の存在を知りましたが、ほんとうにハッとする程きれいな人で、自然で素直な演技にも好感が持てました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全体の印象としては、盛り上がりが少ないというか、淡々と控え目で、どこがハイライトなのか、まさに「日日是好日」というそのまんまの感じでした。
茶道の真髄とも言われるらしい「茶事」というのがどんなものなのか、私はその中味を実際にもっと詳しく知りたかったのですが。。
そんな場面が(ドキュメント映像で)織り込まれていると、「ハレ」と「ケ」の日の違いとか、光と陰がはっきりして、もっとくっきりと何かが心に残ったかも。。
期待が大きかっただけに観終わったあと、少々もの足りない感じもありました。
「ときをためる」というか、このような映画は「十年がかり」で撮られたなら、何の演技が無くても、もっと映像そのものの陰影が深いものになったのではないかと、なまいきにも私は思ったのですが、
例えば(抹茶を所望したら「薄茶」が出て来たような?イメージで)監督のねらいはむしろそれだったのかも??
ただ、ちょっぴり駆け足過ぎて、素材(原作)がとても佳いものであるだけにもったい面もあったかも?
そういう意味では『人生フルーツ』の方がずっと感動が深く、樹木希林さんのナレーションのあのなつかしい声と共に後々まで心に残る氣がします。
やはり創られたドラマ(原作は実話ですが)と、生の人物がそのまま出演するドキュメント映画との迫力の違いなのかもしれませんね。
それでも実際に「茶道」を習っておられる方にとっては、ぜひとも観る価値があり、とても面白く見応えのある映画ではないでしょうか。。
私は「茶道」にはあまり関心の無い方ですが、それでもこれまでよりは、興味が湧いて来ました。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ところで、いつ観に行くかは決めていなかったのですが、やはり昨日(22日)に行ってよかったです。
というのも、帰りに駅前で亡娘の旧友にバッタリ出遇えたからです。
私は映画の後、「家族亭」で早めの夕食をいただき、それから「ナチュラルハウス」で買い物をしての帰り道だったので、このタイミングにはびっくり!!!
娘の友人はお仕事帰りだったようで、これからデパートに行こうとしていたところだったとか。
まさに「一期一会」というか、もしどちらかが少しでも時間がずれていたら、あるいはその道を通らなかったら、その遭遇は無かったと思うと、とっても不思議に思えました。
しかもこの日は亡娘の月命日だったのです!
二人で思わず顔を見合わせて、それから空を見上げて、亡娘の粋な計らい(引き合わせ)に「ありがとう!」を言ったのでした。
ちょうど十三夜のことで、もうすぐ満月というのもうれしかったです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
考えてみれば、今知り合っている人たちとの全てのご縁も、この地球上の凄い人口やまた生まれて来るタイミングなども考慮に入れると、ほんとにみんなあり得ないぐらいの「奇跡」ではないでしょうか。。
そう思うとほんとうにありがたく全てのご縁に感謝したくなりますね。
「袖触れ合うも他生の縁」と言いますが、まさにその通りだと感じます。
皆さまとのご縁にも心から感謝いたします♪
本日もブログに遊びに来てくださってまことにありがとうございます♡
昨日は午前中に家事や掃除を済ませ、午後から神戸に出て念願の樹木希林さんの映画『日日是好日』を観てきました。
行き慣れた映画館ですが、今もっとも人氣のある映画のためか大変賑わい、普段とは違う広い会場での上映でした。
周囲は私と同じかそれ以上?ご高齢の方も多く、意外にも男性も多かったですが、そのほとんどが夫婦連れでした。
男性が一人で観に来ている場合は、おそらく「茶道」や何らかの仕事関係者の方々かも?と思われます。
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私は原作を読んでいたので、少し原作とは違っていて「違和感のある箇所」(作り過ぎていると感じた箇所)もありましたが、樹木希林さんの最期の主演のお姿を拝見出来ただけでもよかったです。
ただ今回は「茶道」の先生という役柄なので、希林さんらしいユーモアやアドリブなどはあまり感じられず、大変真面目過ぎる?ような(本来の希林とはまた違った?)印象でした。
が、彼女の最期の主演映画がこの映画でよかったと思えるような、「人生訓」というか、彼女の伝えたかったメッセージが随所に散りばめられているようにも思われ、味わい深い面もありました。
この映画では、主役(主演)がどちらかと言えば黒木華さん寄り?に描かれているようで、ぜいたくな注文ですが、樹木希林さんファンの私としては、もっと希林さん中心にスポットが当たっているとなおうれしく感じたかもしれません。
また私はこの映画で初めて多部未華子さんという俳優の存在を知りましたが、ほんとうにハッとする程きれいな人で、自然で素直な演技にも好感が持てました。
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全体の印象としては、盛り上がりが少ないというか、淡々と控え目で、どこがハイライトなのか、まさに「日日是好日」というそのまんまの感じでした。
茶道の真髄とも言われるらしい「茶事」というのがどんなものなのか、私はその中味を実際にもっと詳しく知りたかったのですが。。
そんな場面が(ドキュメント映像で)織り込まれていると、「ハレ」と「ケ」の日の違いとか、光と陰がはっきりして、もっとくっきりと何かが心に残ったかも。。
期待が大きかっただけに観終わったあと、少々もの足りない感じもありました。
「ときをためる」というか、このような映画は「十年がかり」で撮られたなら、何の演技が無くても、もっと映像そのものの陰影が深いものになったのではないかと、なまいきにも私は思ったのですが、
例えば(抹茶を所望したら「薄茶」が出て来たような?イメージで)監督のねらいはむしろそれだったのかも??
ただ、ちょっぴり駆け足過ぎて、素材(原作)がとても佳いものであるだけにもったい面もあったかも?
そういう意味では『人生フルーツ』の方がずっと感動が深く、樹木希林さんのナレーションのあのなつかしい声と共に後々まで心に残る氣がします。
やはり創られたドラマ(原作は実話ですが)と、生の人物がそのまま出演するドキュメント映画との迫力の違いなのかもしれませんね。
それでも実際に「茶道」を習っておられる方にとっては、ぜひとも観る価値があり、とても面白く見応えのある映画ではないでしょうか。。
私は「茶道」にはあまり関心の無い方ですが、それでもこれまでよりは、興味が湧いて来ました。。
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ところで、いつ観に行くかは決めていなかったのですが、やはり昨日(22日)に行ってよかったです。
というのも、帰りに駅前で亡娘の旧友にバッタリ出遇えたからです。
私は映画の後、「家族亭」で早めの夕食をいただき、それから「ナチュラルハウス」で買い物をしての帰り道だったので、このタイミングにはびっくり!!!
娘の友人はお仕事帰りだったようで、これからデパートに行こうとしていたところだったとか。
まさに「一期一会」というか、もしどちらかが少しでも時間がずれていたら、あるいはその道を通らなかったら、その遭遇は無かったと思うと、とっても不思議に思えました。
しかもこの日は亡娘の月命日だったのです!
二人で思わず顔を見合わせて、それから空を見上げて、亡娘の粋な計らい(引き合わせ)に「ありがとう!」を言ったのでした。
ちょうど十三夜のことで、もうすぐ満月というのもうれしかったです。
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考えてみれば、今知り合っている人たちとの全てのご縁も、この地球上の凄い人口やまた生まれて来るタイミングなども考慮に入れると、ほんとにみんなあり得ないぐらいの「奇跡」ではないでしょうか。。
そう思うとほんとうにありがたく全てのご縁に感謝したくなりますね。
「袖触れ合うも他生の縁」と言いますが、まさにその通りだと感じます。
皆さまとのご縁にも心から感謝いたします♪
本日もブログに遊びに来てくださってまことにありがとうございます♡