あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

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平等主義の行く末は刑務所生活である

2011-08-06 23:21:40 | 日記
平等は努力した人を認めない価値観です。
従って、だれも努力する人がいなくなる=貧乏国になるのです。


松山てつや氏、ブログ転載です。
1989年のベルリンの壁の崩壊によって、アメリカを中心とした自由主義・資本主義陣営と、ソビエト連邦を中心とした共産主義・社会主義陣営との対立である「冷戦」は終結した。
その背景にあったものは、「自由」対「平等」の戦いである。フランス革命のスローガンでもあったこの「自由と平等」は、相反するものである。
「自由」は外に向かって発展していこうとする力であり、「平等」は、内に向かって調和していこうとする力である。

今、世界で大きな問題となっている「アメリカ対イスラム圏」との対立も、結局は「自由」対「平等」の対立でもある。

アメリカはまさに「自由の大国」であり、様々な人種が集まっている。また「アメリカンドリーム」と言う言葉があるように、人種や地位、男女、学歴などに関係なく、努力によって誰もが大きな成功を得るチャンス、自由がある。
それを求めて、アメリカにはどんどん移民が入ってくる。しかし「自由」を求めると、人々に差がつき、貧富の差が激しくなる。

それに対し、共産主義、社会主義は、生産手段の私的所有を認めず、自由が著しく制限される。目指すべきは、
みんなが平等であるという社会である。平等であるということは、人との違いを認めないことであり、究極の姿は、
刑務所での生活と同じである。刑務所内では、全員が同じ服装で、同じ物を食べ、同じ時間を共有する。
多少の自由時間はあっても、外に出る自由はなく、まさに平等の完成した姿であると言える。
その代わり、飢えて死ぬ心配はない。生命の安全も確保されている。

「自由」も「平等」も行き過ぎると様々な問題が起こり、その兼ね合いが大切となる。
しかし「自由か平等かのどちらかを選べ」と言われたら、やはり「自由」を選んだほうが幸福である。
平等でないことよりも、自由を奪われるほうがつらい。
アメリカと中国のどちらかに永住しなければならないとしたら、おそらくアメリカを選ぶ人が圧倒的に多いに違いない。
アメリカは犯罪も多く、日本から比べると治安の悪い国であるが、
中国のように言論の自由もなく、政府の批判でもしようなら刑務所に入れられるよりは遥かにいい。
左翼政権は、「自由」よりも「平等」を重視する。
よって経済政策も、貧しい人へのバラマキ型となり、経済発展はのぞめない。
民主党は復興増税をたくらんでいるが、その先は「貧しさの平等」である。
みんながさらに貧しくなっていく。
日本人は平等意識が強く、復興のためには増税も仕方がないと思っている人が多いので危険である。
給料が減り、失業しても構わないというなら増税に賛成してもいいと思うが、そうでないなら断固反対すべきである。

日教組もまさに「平等」至上主義だ。
競争を否定し、格差を否定し、努力をすすめることすら、憲法違反だと言う始末である。
狂っているとしか言い様がない。
教育現場は荒れ放題、学力は低下する一方。
教師も精神疾患で辞職する人が後をたたない。
教育界の堕落の真の原因は「平等」に偏りすぎていることである。「自由」の価値を再発見しなければならない。
【了】
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