箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」58 しかし、正当な勤労によって、貯蓄し、富をなすことは善である。
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正当な勤労とは自他ともに幸福にする目的を持った場合であろう。
お金は中立のものである。お金を貯める場合の動機、お金を使う場合の動機が
問われるのである。
その動機が「与える愛」に基づいているならば正当であり、「奪う愛」になっていれば不当であるのだ。
普段冷静な人でも、大金を持つと冷静でなくなる人の多さよ。お金に弱い人達の多さよ。自分の欲をコントロールするの努力を忘れてはならないのだ。
大金になるほど、心がぐらつく、冷静にうまく使えるには「与える愛」の智慧が必要である。
その智慧とは、愛する愛から生かす愛、そして許す愛へと発展する方向が観えることであろう。