あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

「SHIROYAMA HOTEL」に泊まる桜島・霧島ツアーで鹿児島へ行ってきました~7、仙巌園御殿

2022-07-19 15:47:20 | 旅行

鹿児島旅行の続きです。

 

3日目 午前

仙巌園御殿の無料ガイドツアーの時間まで、前庭と桜島を堪能しました。

午前の早い時間だったこともあり、見学者も多くなく、絶景をひとり占め、なんて時間もありました。

そんな時は、ほぼ藩主の気分。ご満悦です。

 

御殿

さ、いよいよ薩摩のお殿様の別邸へとおじゃまします。

江戸時代初期、19代島津光久によって建てられ、島津家歴代に愛されてきたそうです。

幕末や維新後には、要人を迎える迎賓館としての役割もありました。

29代忠義の頃は、本邸と定められましたが、30代忠重の時には住まいを東京に移し縮小されました。

この大きさで、往時の3分の1?(うろ覚えです)になったとか。

いや~、どれほどのお屋敷だったのでしょうか。

 

御殿では、江戸期ではなく、明治期の生活を再現しています。

 

鳳印の間

島津家の跡継ぎの間

 

廊下も長~いです。

 

大河ドラマ「西郷どん」の衣装

渡辺謙さん、青木崇高さん、北川景子さんが着用された豪華衣装です。

思い出しますね~

 

御殿中庭

八角形の窪み凹が見えますが、中国からの風水の影響を受け、作られたようです。

 

 

薩摩焼 大花瓶

ニコライ2世がロシア皇帝に即位した時に贈られた複製品。

今でも、エルミタージュ美術館に保管されているとか。

 

謁見の間

さすが島津家、西洋式が堂に入っている感が伝わってきます。

薩摩切子のワイングラスがステキです 欲しい~、でもお高い~

掛け軸には虎、寅年だからでしょうか?

 

御小座(化粧の間)

 

御殿一の景観

藩主になったつもりで、楽しみます。

 

池の中には八角形

先ほどの凹とこちらの凸、そして桜島を結ぶ線…

最強パワースポットなのだそうです。

 

様々な釘隠し

お部屋の格によって、豪華さや趣向が違います。

 

御湯殿

 

御不浄(トイレ)

 

寝室

 

披露の間

島津家への贈り物が届いた際に、お披露目したお部屋。

そんなお部屋まであるなんて驚きです

 

鶴灯籠

この灯篭に、島津斉彬はなんとガスを使って灯をともしたそうです。

横浜のガス灯よりも、ずっと前のことですよ すごい

 

もう一度、御殿から桜島

 

幕末、先駆的な役割を果たした藩の主のお住まいは、他の地域の御殿とは趣が違っているように思いました。

あの当時、驚くほど新しい物がたくさんあったのでしょうね。

幕末や明治維新の歴史は、複雑でわかりにくので、ちょっと苦手です。

でも、今回の旅で、少しその空気に触れることができ、少し理解できたように思います。

 

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を、もう少し見ていきましょう。

 

次回へ続く

それではまた~

コメント
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