またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

日曜日の河北新報の俳壇に、、、

2016-02-14 20:04:57 | 気仙沼
ママァン(異邦人カミュ的な)が、毎週日曜日の河北新報の俳壇に、俳句が乗りましたとさ。


嵩上げの
道より低し
注連飾(しめかざり)


前にも、っていっても数十年前ですが、気仙沼かほくの安波山コーナーに掲載されていることがあって、
たぶんわたしが文章を書くのが好きになったのもそういう影響があるんですよね

俳句って日本文化の最高峰の一つだと思うんですよね。
17文字でその世界観に引き込む。世界に発展しているみたいだけど、英語の俳句じゃ、完全に伝わらないと思います。
いくら英語の単語を並べても伝わらなかったら意味がないし、俳句って日本語の独自文化かなと。

The knife ―
The asymmetry
Of the perfect apple
(直訳)ナイフ―
完全なリンゴの
不均等

伊藤園の俳句でこれが優秀賞的なのを取っているのですが、わざわざ英語にする必要ある?ってノリですよね。。
ナイフは完全な均等のりんごでも不均等にするって、んなもん知ってますけど
解釈がちがう?そんな誤解を招く俳句を載せるんじゃない!って、思うとかなんとかで

ママァンが前に書いた俳句で

街路樹の
紅葉色づき
かた寄せる

がお気に入りです