またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

センター試験の想いで

2011-11-15 08:14:05 | 気仙沼
今日の河北新報のニュースで
気仙沼でセンター試験 父母らの要望で会場特設へ

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111115t15018.htm
というのがありました。
コピペですが、
「年1月の大学入試センター試験で、試験を実施する大学入試センター(東京)が、父母の要望を踏まえて受験会場を気仙沼市内に設ける方向で調整していることが14日、分かった。
 同センターによると、東日本大震災の被災地で暮らす受験生の負担軽減を図るため特例的に決めた。今後、市内の会場を選定した上で、今月末にも気仙沼地域の高校に送付する受験票で正式に会場名を通知する。
 同地域の志願者の受験会場はこれまで石巻専修大(石巻市)だったが、震災で宿泊先の確保が難しい本年度は仙台市内に変更される可能性が高かった。
 気仙沼市の気仙沼高PTA(熊谷栄明会長)は10月中旬、「子どもの心理的負担と親の経済的負担を考慮してほしい」として、地元での試験実施を求める嘆願書を文部科学省と宮城県教委に提出していた。熊谷会長は「要望がかなう見通しになってうれしい。子どもたちは万全の力で受験に臨んでもらいたい」と話す。」
というもので、私は石巻でセンター試験を受けた人間なので今の高校生たちにとって自宅から
試験会場に向かうことは心身ともにリラックス出来ると思います。

そもそもなんでセンター試験は気仙沼で受けられなくて、しかも石巻なんでしょうね?
気仙沼以外の方はわかりづらいネタですが、気仙沼から石巻に向かうためには前谷地という駅で乗り換えをしてから、仙石線に乗り換えるというけっこう時間が2時間以上かかってしまう旅路で運が悪いと全然汽車が来なくてホームで待ちぼうけ状態が続くときがあります。
しかも、近くに親戚などがいない受験生は受けるためにはビジネスホテルで泊まる必要があり、遊び盛りの高校生にとって、この親の目が届かない場所での開放感ってのは誰に止められることが出来ない状態になります。
私の代ではプレステを持ってきたおバカさんがいて、みんなでウイニングイレブンを部屋でやっていた覚えがあります。
私は違うホテルだったので、ゲームには参加しませんでしたが、こんな一面もあり、気仙沼の受験生にとってかなり不利。自宅から試験会場に向かうほかの受験生とは違ったハンデがあるんです。

震災がなかったとしても気仙沼でセンター試験が受けられるようになって欲しいですね。

そういえば、センター試験前日から「腹が痛い、腹が痛い」と連呼していた友達がいて、
バファリンを呑んで頑張っていましたが、何と盲腸だったらしく、試験が終わると救急車で運ばれていました。
今、その彼はどこにいるのだろうか。。。。