またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

決して折れない象徴

2011-07-27 08:27:33 | 震災関係
私は本当に雨男だと思う。
気仙沼に来るまでは晴れていたのに、来たとたん濃霧注意報を引き起こしたくらいだ。
兄は自分のことを絶対の晴れ男だと言い張った。

晴れ男対雨男の勝負の軍配は。。。

晴れ男が勝った。


ここは唐桑半島の巨釜。

唐桑にも津波に絶対負けない象徴がある。
それは

【折石】
この折石とは大きな大理石でできている。
明治三陸津波の時に先端が2mほど折れたため、折石という名前となった。
しかし、今回の地震で折れることなく、勇ましく聳え立っている。

決して負けない。
負けてたまるかと言った様子で以前と変わらない姿がそこにあった。


吹き付ける風は風が気持ちよくて、時間が経つのを忘れさせた。
青い空はどこまでも広がって、水平線は海と空の境目がわからない。
打ち寄せる波は海を宝石のような色に変えた。
3月11日以降、初めて海を綺麗と言った。