「卍の魔力、巴の呪力」(泡坂妻夫・新潮社)という本がある。
紋章の話のようなのだが、魔力、呪力の字を見て、またありもしない奇想が浮かぶ。
呪には「ジュツ」という読み方はなかったか。
呪詛は「ジュッソ」と読まなかったか。
魔術は魔呪と書いたのではなかったか。
もとは「祝」と同義だったという「呪」の字。
口からいきなり足の生えた動物が、もう一つ口を捧げ持っている。
このけったいな文字には、なにか怪しい力がひそんでいそうだ。
最新の画像[もっと見る]
-
封筒のデザイン 3年前
-
円形鍵盤 3年前
-
バスも二刀流 3年前
-
課税の研究 3年前
-
欲しいもの 3年前
-
それでよいのか:7 貢国の荒廃 4年前
-
それでよいのか:5 夢想 4年前
-
それでよいのか:4 談話の罪 4年前
-
ちょいちがい:26 雰囲気手 4年前
-
ちょいちがい:21 ずれ芯:2 4年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます