ちょっと見ただけではなにこれと思うような、あまり気味のよくないデザインの標識があります。
QRコード(Quick Response Code)と呼ばれる高速読み取り符号です。
例図は、迷惑がかかるといけないので裏返しと回転で順序をめちゃめちゃにし、その上にお邪魔線を引いてあります。
縦方向のみのバーコードを、もっと進化させた符号で、数字のみなら約7,000文字、英数では約4,000文字、漢字・かなは約1,800文字の情報を組み込むことができます。
影ができたり手ぶれがあったりしても、修復機能によって読みそこないをなくしています。
ところが、便利な機能には、それを使って偽情報で悪さをするのがあらわれるという、困ってこともつきまといます。
なんでもすっかり安心というわけにはいかないものです。