報知、報道は、いまの時代に最も重要な仕事です。
重要な仕事は、まともな責任感を持った人にしてもらわなければなりません。
お殿様には、その感覚を植え付けられて育った人もいれば、ただ野放図に育った人もいます。
無責任感の表明が豪胆の証になると思っている殿様は、こんな発言をします。
「新聞に真実を報道する法的義務はない」
「誤報は客観的事実に反しているだけで違法ではない」
「われわれのレベルはそんなもの」
人間は相当の歳になれば、心を入れ替えることに期待はできません。
人選の誤りに気付いたときは、さっさと首のすげ替えをしなければ、いつまでも間違いが続きます。