・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

ボルサリーノの帽子 誇り高き男のパッピー姿

2014年01月28日 | つぶやきの壺焼

近ごろTV画面に帽子をかぶった男性がときどき現れます。
あの人たちは、脱いであたり前の場でなぜ帽子をかぶったままでいたいのか、それが理解できずにいました。
帽子をかぶった姿を見せたいなら、外で撮らせればよいのにと思っていました。

室内着帽癖というのもあるようです。
むかし、事務室内で作業帽を脱ぐのを嫌がる人がいたのを思い出します。
難しい検定試験などにも早いうちに合格した、頭のよい人でした。その人は帽子を脱ぐと調子がよくないと言うのです。
その人の頭は、冷やすとよくなかったのか、鉢巻き気分を帽子で出していたのか、よくわかりませんでした。
この話はどこかに書いたような気もしますが、いまは帽子をかぶっていないから、ではなくても思い出せません。


ボルサリーノの帽子は、「効率のために、いかなる品質を犠牲にすることもできない」という、自社工場での妥協のない作り方で、初めて手にする人を「まだ早いのでは?」と迷わせるほどのものだそうです。
着帽でTVに出る人が見せたいのは、誇り高く見せられる帽子をかぶった姿よりも、上等の帽子のうほうなのかもしれません。

よい帽子をかぶる、それでプライドが整う、と感じているのでしょう。
Pride holder ⇒ Prider ⇒ Hat prider ⇒ Happrider ⇒ Haper
ハッパーおじさん、という名前を進呈しましょう。
帽子を見せて愉しむ、パッピーなおじさんです。

にほんブログ村


利権は権利の逆か

2014年01月28日 | つぶやきの壺焼

体つきも逆を目指せる権利と思えばと、昨日ふと思いついて書きましたが、権利の二文字をひっくり返すと利権になります。
対義語、反語というのがありますが、二文字をひっくり返すと、こうまで見事な逆転を見せる熟語は少ないようです。

憲法第二十五条 [生存権、国の社会的使命]
1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

「健康利権」 「文化利権」 ・・・
法定の権利には、それぞれに利権が絡みついているような気がして、どこか嫌な思いがします。

にほんブログ村