すぐ故障するものは、下手な設計のもとでできあがったものです。
重要施設の電源装置は、たとえ仮設であっても故障が起きては未熟設計と謗れらても仕方がありません。
もっとも、本設備の電源装置が地震や津波でやられてしまうのは、もっとお粗末ではあるのですが。
故障箇所の近くに焼け焦げがあったからと、ねずみの仕業にしてしまうのも、設計不備の棚上げです。
ねずみが入らないようにするぐらいのことが、もともとできないはずはありません。
ねずみなら死骸があったと思いますが、それがあったとの報道は聞こえていません。
入ってきた穴からまた逃げ出せるようならたいした感電ではなく、焼け焦げはできないでしょう。
しかし、そういうことにしておこうという、世の中を丸く治める余地のあることが、巧みな設計なのかもしれません。