・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

領域

2012年01月09日 | つぶやきの壺焼

領域と呼ぶからには、確保という手段が必要である。

侵略、侵害に耐える領域確保には、物理的な誰の眼にもわかる標識がいる。
歴史上などという絵空事のようなことは、違う歴史観の前にはまったく役に立たない。

街中でさえ、たとえ2台分の駐車領域であっても、誰にもその場所を使わせずにおくためには、おやおやと思うほどに目立つものが立っていなければならないのだ。

もし国が威信をかけて守りきらなければならない領域であれば、その措置は国が実行しなければならない。
国を治める者が、平和友好などという経文の端切れのような熟語を並べるだけで、誰かがやってくれればなどと手をこまねき、そ知らぬ顔をしているのは怠惰でしかない。
それこそ侵害者にとっては思う壷なのである。