・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

伐採

2012年01月04日 | つぶやきの壺焼

伐採は乱暴な行為に見えるときもあり、だいじなことに見えるときもある。

通りすがりに見かけた伐採の後、これが「後」と呼ぶのがよいかどうかは、調理の後始末を料理という行為に含めるかどうかに似ている。
台所に入って後始末をしないのは、ただの煮炊きで、料理ではないと思っている。
と、えらそうなことを書いても、だからあまり手を出したくない理由になっていれば、なんだそれ、ということになるのだが。

大きな切り口が一つだけ空を仰いでいる。むやみに背の高い切り株。
なぜこんなところからばっさり切るのか、そう思ったが、よく見ればこれは樵のいたずらだったか。
いまは切り口が上を向いているが、何時間か前、切り取られるまでは180度逆向きだったのではないか。
切り株をゆすってみればはっきりするが、そんなことをしていて樵の逆鱗に触れ、チェンソーでも振り回されてはかなわないからやめておいた。